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「大丈夫ですか??タケルさん・・・・いもしない、女の子を探しているなんて・・・。」


天野もリリーと似たような感じであった。

リリーの方は辟易としているという感じなのが、

天野は割と本当に俺の頭を心配しているという点では大きく違う。



「いたはずだって。眼帯をしたさ、ショートヘアの女の子がさ。」


「はあ・・・・。」


天野は本当に困っているようだった。


あまり天野を困らせるのは本意ではない。

長居は無用ということだろう。


しかし、天野も知らないとなるとあとは誰に聞けばいいのだろうか。


レンもケイも加藤とは接点がないはずだ。

聞いたところで意味がない。



「このクラスにはスパイがいます。」


苗村先生のこの発言からもレンとケイに疑いがかかるのであれば、

レンとケイもクラスメイトでなければならない。



「天野、悪かったよ。」


「いえ・・・お気を確かに・・・・。」


天野は本気で俺の頭を心配しているようだった。











「レンちゃんばかりずるい!!私もタケルさんにあーんしたいでござる!!」


ケイは尻をフリフリさせながら近づいてきた。


昼休み。


すでに俺はレンの作ってきたカレーをたらふく食べて、リリーに膝枕をしてもらい

うたた寝しているところであった。


「なんですの!!?タケルさん・・・・寝てらっしゃるじゃないですの。」


リリーは金髪の髪を後ろに払うとケイをキッとにらみつけた。



「だって。。。私だけだよ・・・あーんしていないの。」


「タケルさんのあーんをゲットするにはまだケツが青いのですわ。」


このロリータはなかなかに口が悪い。

あとでふさいでやろう。


「私のケツは青くないでござるよ!!ほうら!!この通りの桃・・・・」


「ケイ、やめなさい。」


ケイがスカートをたくし上げようとするのを姉のレンが止めた。


「レンちゃんばっかり!!そうやって大人ぶっているけど、ベッドの上じゃあさ・・・」


「ケイやめろ。もうしないぞ。」


俺はぴしゃりと言い切った。


「ご、ごめん。。。タケルさん。そんなこと言わないでよ。」


ケイが急に猫なで声になる。

俺は起き上がり、ケイの頭をなでてやる。

こういう従順さが大事なのだ。

後で可愛がってやるとしよう。















俺は視聴覚準備室を出て、ガラクタの山をかき分けた。

「痛い!!」

何かにつまずいて倒れた。


「なんだよ・・・・。」


足元を見る。


褐色のプラスチック?のようなものの破片であった。


「褐色ね・・・・」


俺は前の周回ではここに捨てられたレンを見つけたのだっけ。

何かをしようとすると誰かを不幸にし、何もしなくても誰かが不幸になる。

つんでるじゃないか。


いかにタイムリープを繰り返そうとも幸せな未来に向かうことはできないのか。


ただ。

なんとしても、苗村先生が生きている前に戻らないとならない。

俺と関わったからかもしれない。

だからもう一度やり直さねばならない。


動けるのは休みである本日日曜日のみだ。

いや、授業をさぼってもいいのだが、できれば早めにけりをつけたい。


誰に聞けばいいのだろうか。


レンとケイはこの学校の人ではないのだ。


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