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朝ラーメンで知る伏線

47回目については、

学校に行くのはやめた。


案外感知されないようで、学校から捜索されることもなく飲食街に入り浸ることができている。


寝床は、カレー屋の客席を借りることにした。



とは言っても寝るという行為に意味はない。

なんとなく目を閉じて決められた時間に目覚めるだけだ。


朝起きて俺は飲食街を散歩するのが日課になっている。


毎食カレー屋でただ飯を食らうのもバツが悪いので朝飯も兼ねているのだ。


今朝はラーメンである。

朝からラーメンなんて胃がもたれそうだが、

そもそもそんなことは気にしなくていいのだ。


『へいらっしゃい、ああにーちゃんか。今日は何にする??』


博多とんこつのお店だ。

替え玉もできるから補給が際限なくできるのがいい。


『とんこつラーメン、粉落としで。』


粉落としはすぐできるし、硬さも俺好みだ。


『はい、お待ち!』


お店にいる客は俺だけだ。


朝だからではない。

昼も夜も繁盛している店はないのだ。



『どうやって成り立っているんだか。』


ラーメンを啜りながら考える。

あっという間に平らげて店を出ようとする。


『あ、にいちゃんさ。カレー屋の姉妹は元気にしとるかい?』


『え、まあ。』


『そうかー。良かった、良かった。ほらさ、店主もあんなことになっちまってさ。。俺も会えるかわからないし。いやあ、元気なら何も問題ないさ。』


『店主もあんなこと??』


『ああ。、、おっといらっしゃい!!』


珍しい来客だ。

近くの飲食店の店主だ。

この前カレー屋に来たのと同じ人。


ラーメン屋の店主はさっさとラーメンを作り始める。



『ふむ。。まあいいか。』


ラーメン屋を出て、カレー屋に戻ることにした。






『ああお帰りなさいませ、タケル殿。』


ケイとレンはカレーを食べていた。

ケイは手を止めて、お尻を振りながら前屈みで近づいてくる。


レンを一瞥する。


手には包丁を握りしめている。


ケイをスルーしてレンのいるテーブルに座る。


『おはよう。レン、その物騒なものをしまってくれると清々しく過ごせると思わないか??』


『ケイちゃんを泣かせたね?乙女の純情をもてあそんで、、』



泣き声が後ろから聞こえてくる。



『わ、私のことはあ!遊びだったでござるかあー!!ふえーーーん!!』


へたりこんで泣いているケイ。


『夜伽を澄ました中ならしっかり抱きしめるのが男だろ!!』



レンの銀髪が怒りで逆立っている。


『いやいや、ケイとは何もねえよ!誤解だから!誤解っ!!』


『うるせえ!責任取れ!』


立ち上がって逃げようとした最中、

足を掴まれてレンはその場で体を回転させながら受身を取る。


『ど、ドラゴンスクリュー、、だと??』


レンのこのプロレスの心得はいったいどこで、、


頭を強打し意識がぶっ飛んだ。

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