表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/126

眼帯美少女と走り幅跳び

『全たーい!回れ右っ!やた!できたー!』


ピンク髪をバサって他靡かせながら一回転する

苗村先生。


『わっ!おっとと。』


一回転も無事に決めて、俺らの陣頭指揮もうまくいったようだ。


今日も今日とて総合演習である。


『この辺は地雷や不発弾が埋まってるから気を付けるよーに!!』


苗村先生はなぜか迷彩服にベレー帽でビシッと指をはるか彼方にさしながら嬉々としている。




『じ、地雷なんて聞いてないですわよ!』


『リリー、だから今教えてくれたんだろ?』


『ああ、|以前に言ったことではない《・・・・・・・・・・・》のですね。安心しましたわ。』


リリーは天然さんなのだ。

ラブコメにこんなキャラがいてもいい。


りりぃと書かれた胸元をやはりバインバインいわせながらリリーは歩く。




『じ、地雷なんてらめええええっ!!』


眼帯の美少女はその場でうずくまりながら叫んでいる。


キャラがよくわからないやつだ。


『加藤よ、』


『な、何っ!』



『ばーん!』



『ひやあああああああっ!』



加藤はパニックになったのか全力疾走をし始めた。



『あ、加藤さん。そっちは。』


苗村先生が加藤を呼び止める。

そうそっちは。


『はいやー!』



加藤がぴょーんと地面を蹴り上げて跳躍する。


10メートルを走り幅跳びの要領で跳躍した。


『ふうっ。あれ?苗村先生なんですか?』



俺らはみんな目を丸くしてその様子を見ていた。


『せ、世界新記録!』

『10メートルちょうどですわっ!』


加藤の並外れた運動神経を垣間見るのであった。



苗村先生が駆け寄る。



『だ、大丈夫?加藤さん。』


『ふん。貴様のようなポンコツと違い、私は一流なので問題ないのだ。』


『ぽ、ポンコツじゃないもん!』


『いいや、ポンコツだ。ポンコツスパイだ!』


『うるちゃいうるちゃい!』


苗村先生は腕をぶんぶん振り回している。


どっちが先生かわからない。




加藤が飛び越えた地面を見る。

地面が周りより高い。

何かが埋まっているのが目視できる。



その後も俺らはそういったところを避けて暇な午後の演習の時間を過ごすのであった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ