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Ghost Noise 〜耳底に沈む音〜  作者: 矢崎 那央
第4幕『同じ場所にあるもの』
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Scene31:『イリアに』


 聞き取りを終えて診療所へ戻った。窓の外にはまだ夕方の明るさが残っている。


 もっとも、山の向こうへ日は落ちかけている。診察室を横切る光はもう赤く、机の上に広げた記録用紙の白さだけが妙に浮いて見えた。


 私は今日集めた証言を時系列に並べた。

 最初の少年。井戸端で話を聞いた少女。夜中、自分の寝床に「しろいおねぇちゃんがいた」と親へ話した子ども。

 証言の質は揃っていない。時期が曖昧なものもあれば、顔すら見ていないものもある。同じ存在を見たという保証もない。

 それでも、白い少女らしき目撃が、最初の一件だけではなくなった。


 「白い少女の目撃証言は、子どもに偏っているように見えますね」


 ダヴィトが記録へ目を落としたまま言った。私は首を横へ振る。


 「いや。反証がある」


 「反証?」


 「我々だよ」


 ダヴィトが顔を上げた。


 「私とキミとニノ医師は、診療所でGNS-Cを見ている」


 「ああ……」


 ダヴィトは眉間を押さえた。


 「そうでした」


 「子どもだけに見える、という線は消していい」


 もっとも、大人と子どもで遭遇しやすさに差がある可能性までは消えない。だが、現時点でそこへ意味を求めるには材料が足りなさすぎる。


 私は、机の端を指で軽く叩く。


 「発症者だけに見える、という線も怪しくなってきた」


 「今日の二人ですね」


 "GNS-Cは、GNS発症により視認可能になる"。昨日までは、それをかなり有力に考えていた。

 だが、今日の二件が邪魔をする。どちらの子どもにも、GNSの症状がない。


 「目撃者のうち二人は、少なくとも診療記録上はGNS患者ではない」


 もちろん、それだけで未発症とは言えない。自覚できないほど軽かったのかもしれない。数日で自然に戻ったのかもしれない。二ヶ月前の子どもの記憶を、今になって病歴として扱うこと自体が危うい。

 

 ……まだ、どの線も切れない。


 私は椅子の背へ少し体重を預けた。

 診療所でGNS-Cと遭遇した時のことを思い出す。目的は変わらない。"この現象を、これ以上広げないこと"。そのためには、GNS-Cを無視できなかった。


 最初の患者が症状を自覚する、その前日。既に白い少女らしきものが現れている。

 そして、あの時のGNS-Cは明らかにこちらへ何かを伝えようとしていた。少なくとも、窓枠や床板や人間の身体まで使って意味を成立させる程度には、意図を持っている。


 偶然そこにいる生物が、我々の知覚異常に巻き込まれて見えているだけなのか。それとも、彼女自身が人間へ接触しているのか。

 後者なら、その理由を知らずに感染拡大を防ぐのは難しい。


 私は紙を一枚裏返した。


 「GNS-Cと、ここで意思疎通した時のことを覚えているかね」


 「ええ」


 「彼女は、『見えるようになった』と言った」


 ダヴィトの眉がわずかに動いた。あの時、私にはそういう意味として届いた。

 実際に少女が発した言語ではない。周囲の雑音と身体振動から、私の脳がそう翻訳しただけだ。


 「私はその言葉を、ほとんど疑わずにこう解釈していた。"GNSを発症したことで、我々が彼女を見えるようになった"……と」


 ゴーストノイズと同じく、存在していても知覚できなかったものが、こちらの知覚へ上がってきたのだ、と。


 「だが」


 私はそこで言葉を切った。


 「逆かもしれない」


 ダヴィトが記録から顔を上げた。


 「逆?」


 「我々が向こうを視認可能になった、という意味ではない。GNS-Cの側が、我々を見ることができるようになった、という意味だったのかもしれない」


 ダヴィトはすぐには返事をしなかった。その代わり、眉間へ指を当てる。


 「でも、それならGNS-Bと合いません」


 「何が?」


 「サロメさんです。彼女は発症していない。でもGNS-Bは、サロメさんの位置を認識していた」


 ……その通りだ。私たちに聞こえていなかった頃から、あの獣じみた存在は、人間側を見ていた可能性が高い。


 「そうだな」


 私は素直に頷き、机の上にある紙へ視線を戻す。


 「だが、今の話はGNS-Cに限ったものかもしれない。もっと言えば、『人間の存在を知った』ではなく、『接触可能な対象となった』程度である可能性もある」


 「会話できる相手として?」


 「あくまでも可能性だ」


 それ以上は、まだ何もない。

 GNS-Cが人間をどう見ているのか。なぜ、あの少年の前に現れたのか。なぜ私たちへ話しかけたのか。

 そもそも、あの少女が毎回同じ存在なのか。

 問いだけなら増えた。だが、答える方法がない。


 ダヴィトは今日の記録をまとめ直すと、最後に空いた欄を見た。


 「出現場所にも共通点はありませんね」


 「ないな」


 宿舎。診療所。川沿いの道。割れ岩。民家の寝床。

 目撃証言をすべて同一のGNS-Cと仮定しても、場所に規則性は見えない。


 「時間帯もばらばらです」


 「そうだな」


 「今どこにいるのかも、呼び出す方法も分からない」


 「それもそのとおりだ」


 ダヴィトはペンを置いた。


 「つまり、追えませんね」


 実に簡潔だった。私は返事をしなかった。昨日から二日かけて調べた結果が、それだった。

 少女の痕跡を追って割れ岩へ行った。何もなかった。村人へ聞き取りをした。目撃例らしきものは増えたが、出現条件は見つからなかった。

 こちらから能動的に「白い少女を探す」こともできない。GNSの性質を考えれば、それ自体が新たな発症者を生む可能性がある。


 目的地は見えているのに、そこへ続く道がない。

 そういう研究は珍しくない。大抵の場合、正面から掘り続ける者から時間を失う。


 「なら、別の方向から行こう」


 ダヴィトが私を見る。


 「別の方向?」


 私は少し前の記録を引き寄せた。

 GNS-Cとの接触記録。彼女が残した意味の中に、一つだけ、こちらが既に知っているものがある。


 「GNS-Cは、イリア少年について言及した」


 ダヴィトの視線が紙へ落ちる。


 『あなたは、その部分をイリアと呼ぶ』


 あの時は、意味の分からない返答として記録した。今も意味は分からない。

 だが……。


 「本人を追えないなら、本人を知っているかもしれない相手から辿る」


 「イリア君ですか」


 「ああ」


 その時、診察室の戸が開いた。


 薬瓶を載せた盆を持ったニノ医師が入ってきた。私たちの前を通りながら、机に広がったメモへ目をやる。


 「イリアですか?」


 「今度は本人から話を聞くそうです」


 ダヴィトが答えた。ニノ医師の足が止まった。


 「本人に?」


 「ああ」


 私は頷いた。前回の調査で、少なくとも一つ分かったことがある。

 イリア少年は、こちらからの働きかけに応じる。何を理解しているのか、その範囲までは分からない。だが、自分の意思を示すことはできる。

 ならば、ツィサナから「イリア少年について」情報を得るだけではなく、本人へ訊いてみる余地がある。


 ニノ医師は盆の縁へ指を掛けたまま、少し考えた。


 「聞き取りの必要性は認めます」


 そう言ってから、薬棚ではなく私を見た。


 「ただし、ツィサナへの心理的な影響は、十分に考えてください」


 私は黙って続きを待った。


 「前回、私たちは彼女の隣にいるものが、人間の子どもの姿ではないと確認したばかりです」


 ニノ医師の声はいつも通り静かだった。


 「彼女が平静に見えたからといって、何も感じていないとは限りません。その直後に今度は、『あの子は何なのか』『どこから来たのか』と掘り下げることになる」


 ダヴィトも口を挟まなかった。

 昨日、あの家を出る時のツィサナの顔を思い出した。取り乱してはいなかった。泣いてもいなかった。ただ、扉を閉める前に、一度だけ家の中を振り返った。


 「質問する相手はイリア少年だ」


 ニノ医師は頷いた。


 「はい。ですが、答えを私たちに伝えるのは、ツィサナさんです」


 私には、イリア少年の声を直接理解することができない。こちらから問いかけることはできても、その返事を受け取れるのはツィサナだけだ。


 「本人が協力すると言っても、ツィサナが途中でつらそうなら止めてください。イリアが嫌がった場合も同じです」


 「承知した」


 「なら、私は反対しません」


 そこで話は終わった。

 ニノ医師は薬棚へ向かい、盆から瓶を一つずつ戻し始めた。


 イリア少年と意思疎通するには、ツィサナの協力が必要だ。そして何より、あの家で暮らしている二人のところへ、私たちが許可なく踏み込んでよい話ではない。


 私は机の上の記録を閉じた。


————


 夜。


 宿舎へ戻ったあとも、私は窓辺の机で質問項目を整理していた。

 灯りは一つだけにした。

 質問を増やしすぎれば、結局こちらが欲しい答えへ誘導することになる。最初は、イリア少年自身が何を知っているのか、その範囲を確かめる方がいい。

 GNS-Cを知っているか。白い少女を見たことがあるか。どこから来たのか。

 どこまで訊くかは、返答を見て決める。


 ペン先を止めたところで、窓の外から声がした。


 「よぉ、白衣」


 顔を上げる。

 隣室の窓から、サロメが半身を乗り出していた。


 「ずいぶん無防備な服装だな」


 いつもの黒衣ではない。

 生成りの薄い寝間着を一枚着ただけで、袖口から細い腕が出ている。普段まとめている黒髪も今は下ろされ、肩から胸元へ流れていた。

 死者現象専門調査士も、就寝時まで葬儀屋のような格好をしているわけではないらしい。


 サロメは自分の肩を見た。窓枠へ肘をついた拍子に、緩い襟がわずかにずれた。


 「髪は乾かしてある。文句はねぇだろ」


 「私は服装の話をしている」


 「じゃあ見るな」


 無茶を言う。

 窓へ出てきたのは彼女のほうである。


 サロメは一度部屋の中へ引っ込み、すぐに何かを持って戻った。香草巻きだった。火は点けず、指の間で転がしている。


 「で」


 窓枠へ肩を預ける。


 「アタシは仲間外れかよ」


 「何の話だね」


 「明日。ツィサナんとこ行くんだろ」


 耳が早い。


 「イリア少年への聞き取りなら、私一人で行く」


 「ほらな」


 「何が不満なのかね」


 「別に」


 まったく別にという顔ではなかった。私は机の上の質問用紙へ目を戻した。


 「多数の大人で囲む必要はない。前回は測定だったから人手が要ったが、今回は会話だ。人数を増やせば心理的な圧迫になる」


 サロメは黙って聞いていた。


 「君は未発症だ。可能な限り、その状態を維持したい。イリア少年の返答を具体的に聞く必要もない」


 「ふぅん」


 納得したようには聞こえなかった。しばらく香草巻きを指で回してから、こちらを見る。


 「理由は……それだけか?」


 「他に何がある」


 返すと、サロメは鼻から短く息を吐いた。


 「てめぇはそういう奴だったな」


 「何の話だね」


 「男女の機微ってもんを、どっかで落としてきただろ」


 「生まれてこのかた、持っていた記憶がない」


 「だろうな」


 彼女は即答した。


 「ツィサナの家に、夕方、一人で行くんだろ」


 「ああ」


 「独り身の女ん家に、男が一人で通ってんだぞ」


 「調査だが」


 「知ってるよ」


 「なら問題ないだろう」


 サロメが目を閉じた。何かに耐えているらしい。


 「お前がどういうつもりか、って話じゃねぇんだよ」


 「では誰のつもりの話だ」


 「相手だよ」


 「ツィサナか?」


 「他に誰がいる」


 ツィサナが私をどう認識しているか。私は少し考えた。

 好意を告げられたことはない。学者先生。最近は、学者さん。研究者。変人。子煩悩が過ぎる父親。

 おそらく、その辺りだろう。


 「特に問題はないと思うが」


 「お前が、そう思ってんのは知ってる」


 サロメは窓枠から身を起こした。肩紐が少しずれ、それを片手で戻す。


 「別に、ツィサナがお前に惚れてるとか言ってんじゃねぇ。そういう話じゃない。ただ、お前は他人との距離が近くなっても、全部『調査上』で処理するだろ」


 「必要だから近づいているのだが」


 「ほらそれだ」


 実に分かりにくい苦言である。だがつまり、私が女性というものを意識しなさすぎる、と言いたいらしい。


 私はしばらく彼女を見た。黒衣も帽子もなく、普段とは随分印象が違う。

 夜着の薄い布は身体の線を隠すには少々心許なく、下ろした黒髪が胸元へ流れ、寝間着の布と肌との境目を、見えそうで見えないところで隠している。


 昼間の、死者の家を訪ね歩く調査士ではなく、風呂を終えて、あとは眠るだけの女がそこにいる。

 そう思って見れば……なるほど。


 「なるほど」


 「分かったか?」


 「その色っぽい姿で、私に女というものの良さを伝えようとしているわけだな」


 沈黙。


 サロメの灰青色の目が細くなった。


 「白衣」


 「なんだね」


 「ちょっと窓から顔出せ」


 「断る」


 「ワンパン入れるだけだから」


 「なおさら断る」


 サロメは舌打ちし、窓の内側へ引っ込んだ。と思ったら、すぐにまた顔だけ出した。


 「……まあいい。明日、何かあったら呼べ」


 声の調子が戻っていた。


 「聞こえねぇものは手伝えねぇが、見えるもんなら見る」


 「承知した」


 今度こそ窓が閉じた。

 

 私はしばらく、その暗くなった窓を見ていた。結局、男女の機微とやらについてはよく分からなかった。

 ただ……相手との距離を、自分の都合だけで決めるな。

 言いたかったのは、たぶんその辺りなのだろう。


 私は最後に一行だけ書き加えた。


 《本人が回答を拒否した場合、その質問は打ち切る》


————


 翌日。


 共同窯へ着いたのは、夕刻より少し前だった。

 建物へ近づくにつれて、焼いた小麦の匂いが通りへ流れてくる。中へ入ると、それに薪の煙と熱気が混じった。

 ツィサナは窯の前にいた。長い木べらを差し込み、焼き上がったパンを一つずつ取り出している。


 火に照らされた頬へ黒髪が一本張りつき、彼女は手の甲でそれを避けた。右耳の小さな銀鈴が、その動きに合わせて一度だけ鳴る。

 私に気づいたらしいが、声は掛けてこなかった。こちらも邪魔をしない。窯仕事の途中で手を止めさせるほど急ぐ話ではない。


 私は壁際へ退き、作業が終わるのを待った。

 最後のパンを板へ移すと、ツィサナは木べらを立てかけた。額の汗を腕で拭い、今度は薪籠へ向かう。

 空になりかけた籠を持ち上げ、窯の脇へ寄せる。細い腕に似合わず、相変わらず力がある。それから前掛けについた粉を両手で払い、ようやくこちらへ歩いてきた。


 「今日は一人なのね」


 「そうだ」


 「珍しいわね。学者さん、最近いつも誰かに見張られてたでしょう」


 「監督されていたと言ってほしい」


 「同じじゃない」


 確かに大差はなかった。


 ツィサナは作業台の端へ腰を預けた。


 「それで?」


 私は用件をそのまま伝えた。


 「イリア少年と、もう少し話をしてみたい」


 彼女の手が止まった。ほんの一瞬だった。先ほどまで前掛けについた粉を払っていた指が、そのまま布の上に残る。


 「あの子に聞くの?」


 「そうだ」


 ツィサナは私を見たまま、すぐには何も言わなかった。

 これまで私は、イリア少年自身のことは、能動的には聞かなかった。私が話し、なんと返事をしたか。どんな反応だったか。今何をしているか。ツィサナへ尋ねた。


 今回は違う。


 「GNS-Cが、イリア少年について知っているらしい」


 私は続けた。


 「あの少女が何者なのか、まだ分からない。だが彼女は以前、イリア少年を自分の一部であるかのような表現をした」


 ツィサナの眉がわずかに寄った。


 「自分の……一部……」


 「ああ。私は今、GNS-Cが何を目的として人間へ接触しているのか調べている。彼女自身を追う方法は、今のところ見つからない」


 そこで一度言葉を切った。窯の奥で、薪が小さく爆ぜた。


 「だから、イリア少年が彼女について何か知っているなら、本人に訊きたい」


 ツィサナの視線が少しだけ横へ動いた。何もないはずの、窯の奥の空間へ。

 私にはそこから返事らしいものは聞こえなかった。彼女も今は話しかけない。


 やがて視線を戻す。


 「何を聞くつもり?」


 「まずは、GNS-Cを知っているか。それから、彼自身がどこから来たのか、自分で何を知っているのか」


 ツィサナは黙った。私は待った。彼女の顔から答えを推測して先へ進める必要はない。

 少しして、ツィサナは作業台から身体を起こした。


 「いいわ」


 右耳の鈴が小さく揺れた。


 「でも、あの子が嫌がったらやめてね」


 「もちろんだ」


 答えると、彼女は私の顔をしばらく見た。それから、ほんの少しだけ口元を緩める。


 「ちゃんと、あの子に聞いてね」


 「何を?」


 「続けてもいいかどうか」


 それだけ言って、ツィサナは再び窯へ向かった。次の生地を確認する時間らしい。

 私はその背中を見ながら、少し前までの自分ならどうしていただろうと考えた。


 六年前に死んだ少年の霊かどうか。母親の悲嘆が生んだ幻聴か。未知の現象が、死者の声を模倣しているのか。

 そうやって分類しようとしていた。

 今も、それが六年前に死んだ少年そのものだとは考えていない。

 測定した輪郭は、人ですらなかった。細い四肢。膨らんだ腹部。人間とは異なる位置で折れる身体。それでも、ツィサナの家にいる。

 五歳の子とは似ても似つかない身体で、ツィサナの隣に立っている。


 彼女に叱られれば返事をする。食事を先に食べようとして怒られる。嫌なことには、嫌だと答えられる。

 ……そしてツィサナは、それをイリアと呼ぶ。呼ばれた何かは、イリアとして返事をする。


 だが、GNS-Cはその存在を「その部分」と呼んだ。あたかも、自分の体の一部であるかのように。


 ならば。


 ツィサナがイリアと呼び、イリアとして返事をしている、あの小さな何かにとって、GNS-Cはどんな存在なのか。そして……一体、何を知っているのか。



——to be the next scene.

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