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ママとビキニと、かわいい英雄  作者: 身から出た鯖
第3章
86/92

086 ルシアママの座学講義

「はふぅ」

「はぁっ はぁ、あぁ クリスぅ」

「えへへ~ アイナママぁ、ちゅっ」


 今日もアイナママと【レッスン】をして。

 ぼくはそんなママとつながったまま、チュッってキスしちゃう♪


「はぁ はふ……もぉ、クリスったら、日に日に上手になって」

「だってぇ、先生が教え上手だからだもん」

「うふふ、それはどっちの先生かしら?」

「もちろんアイナママだよ? ちゅっ」

「んちゅっ もう……おくちまで上手になって」

「えへへ」


 いまぼくは、アイナママとルシアママのふたりが先生で、だいたい1日おきの交代でレッスンを受けてるの。

 だけどその【教えかた】は、ふたりともちょっと違ってて~


(ルシアママはわりと【受け身】で、ぼくにおまかせな感じ?)


 いつも始める前は、


『今日こそ絶対負けたりしない!』


 っていってるけど? だいたいぼくが勝っちゃう。

 やっぱり女騎士って、こういうのには勝てないんだなぁ


(それでアイナママは、あれこれ【指示】してくる感じ?)


 それこそ【角度】とか【強さ】とか【速さ】とか、アイナママからお願いされて~

 それにぼくが応えると、すっごいびくんびくんってしちゃうんだ♪


(でもぼくは、どっちのママのレッスンも大好きだけどね♪)


 するとアイナママが、ぼくの頭を優しくなでながら、


「やっぱり女の子の身体になった体験が、効いているのかしらね? うふふ」

「うぅ、アイナママのイジワルぅ」


 ぼくがアプリルさんのカラダと入れ替わってた時、その【魂】をカラダに馴染ませるために、入れ替わったままレッスンをしたんだけど?


「もうっ でも、おかげで確かに? 勉強にはなったけど~」

「ええ、あの時のクリスも可愛かったわ」


 この体験に関しては、ホントに【下ごしらえ】が大事だってよくわかったよ、

 それがしっかりできてると、女のコのカラダってホントにもう、スゴいの(ぽっ)


「でもぼくは、やっぱり男のコのほうがいいなぁ」

「うふふ ええ、ママもそのほうが良いわね」

「でしょ? って、そういえば」

「あら? どうしたのかしら?」

「ええと、じゃあカラダがもとに戻ったということは~ アプリルさんって、もう?」

「ええ、アプリルさんはもうレッスンは終了ね」

「そうなんだ」


 アプリルさんもぼくのカラダで【レッスン】してたみたいだけど、元のカラダにもどったら、いきなりおしまい。


(ぼくはこうして【レッスン】を続けてるけど……アプリルさん、平気かなのかなぁ)


 ぼくだったらきっと、ガマンできないかも?

 するとアイナママは、


「そういえば、【MP】(マジックポイント)の量は、どうなったのかしら?」

「あ、うんっ 順調に増えてるよ」

「そう、良かったわ」

「えへへ、これもアイナママたちのおかげ」


 そう、ぼくがママたちと【レッスン】をしているのは、最初こそ【赤ちゃんの作り方】を実践で教えてもらうためだったんだ。


(でも、なぜだかぼくの【MP】(マジックポイント)が増えちゃったからね~)


 それをアイナママに聞いたら、なんと!

 【魔力】を持つ男女がその【愛し合う行為】をすると、魔力の多い者に、少ない者の魔力が、近づこうとするらしいんだ。


(だからMPの少ないぼくがアイナママとすると、MPが増えちゃう)


 それこそ1回ごとの増加は少ないけど、数をこなせばそれもどんどん増える。

 しかもアイナママとルシアママは、大陸で2人しかいない【英雄級】冒険者!

 だからMPの総容量も、大陸でトップクラスの量だったりする。


「あ、だけどぼくがアプリルさんのカラダだったときは、レッスンしても増えなかったんだ~」

「そうなのね……やはり【挿れて】【中で出す】と、しないとダメなのかしら?」

「いれて、なかでだす♪」

「あン、いやだわ、わたしったら」

「アイナママぁ」

「もう、クリスったら。まだ足りないのかしら?」

「だってぇ、アイナママがそんなこというから~」

「あら、ママのせいなの?」

「そう。だから、ね?」

「もう、仕方のない子」

「えへへ」


 そうしてぼくはまた、アイナママにチュってキスをして……

 また【挿れて】【中で出す】行為をしたのでした。


 ◇◆◆◇


「むぅ」

「ええと、ルシアママ? ぐあい、わるいの?」


 朝ごはんのあと、なんだか辛そうなお顔のルシアママ。

 ふたりきりになったのを見計らって、ぼくはそう聞いてみたんだけど、


「ああ、良くはない。だが病気でもない」

「ええと、それって」

「ああ、月のモノだ」

「あー」


 そういってお顔をしかめるルシアママ。

 こればかりは、男のコのぼくにはなんともできないし~


「ああ、いつもはそうでもないのだが、このところ妙に重くてな。難儀している」

「ええと、おくすりとかは?」

「なに、病気というわけではない。それにあと数日もすれば、すぐによくなる」

「そ、そうなんだ、」

「だが痛みに苛つくあまり、情緒不安定になることもあるが、寛容に願いたい」

「も、もちろんだよ!」

「ふふ、クリスは優しい子だな」

「えへへ」


 ルシアママに、あたまをナデナデされるぼく。

 でも、やっぱり元気ない感じ?


「しかし今までは何故女ばかりこの様な目に、と悲観していたが……愛する者の子を宿すためと思えば、これもまた母の勤めなのだな」

「ルシアママぁ」


 そんなことをいうルシアママのお顔は、なんだかとっても色っぽくて。

 ぼくはなんだかドキドキしちゃう。


「ふむ、これも機会というものか。クリス?」

「え? なぁに」

「ちょっと私の【講義】に付き合え」

「こうぎ?」

「ああ、私にとっても気晴らしになるのでな」

「うん」


 そういってルシアママは、ぼくをお部屋につれていって──


「さて今からクリスに話すのは、女の【月のモノ】について、だ」

「つきのもの」

「ああ、健常な女なら誰しもが通る道だ。クリスも今、女について学んでいる身。この機会に知っておいて欲しい」

「うん、ルシアママ」


 ルシアママはそういうと、息を吐きながらゆっくりとベッドの端に腰掛けた。

 ぼくもそのとなりに一緒に座る。


「だいじょうぶ? ルシアママぁ」

「ああ、少々下腹が痛むが、平気だ」

「そうなんだ」

「で? クリスはこの月のモノについて、どこまで知っている?」

「ええと、月にいちど女のひとがなる症状で、【あそこ】から血が出ちゃうんだよね?」

「ああ、おおむねそんな感じだな。ではその出血する理由は知っているか?」

「ううん」


 前世で保健体育の授業のときに、聞いた気もするけど?

 正直、よく覚えてないというか~


「では、男の子種を女の腹の中に出せば子供が出来る、それは判るな?」

「うん」

「だが、それはいつでも良いという訳ではない。それは月に一度、女の腹の中に【卵】が作られる日があり、その状態でないと子供は出来ないのだ」

「そ、そうなんだ?」


 いわゆる【卵子】ですね?

 そこまではぼくも知ってるけど。


「そしてその卵が腹の中にある状態で、子種と出会うと、子供が出来る訳だ」

「う、うん」

「だが、その卵の寿命はせいぜい1日足らず、そう聞いている」

「いちにちだけ、なんだ?」

「ああ、故にその日を過ぎてしまうと子は出来ない、そういうことだ」

「なるほど」

「だが、出会っても子供にならない場合もあるそうだ。故に、そこは数をこなすしかないという訳だ」

「そ、そうなんだ」


 自分でお腹をナデナデするルシアママ。

 やっぱり痛いのかなぁ?


「そして、その【卵】が作られるのは、なんとなく身体で判るものなのだ」

「そうなの?」

「ああ、身体の熱が下がったり、乳が張ったりする。そして卵が作られると、逆に熱っぽくなる。とまぁ身体に変調が起きるのでな、そうした事で判るのだ」

「う、うん」


 す、すごいなぁ


「そして子種と出会わず半月ほど過ぎると、身体がその卵を【血】を使って、身体の外に排出しようとする。それが女の【月のモノ】だ」

「そ、それって、やっぱり痛いの?」

「ああ、私も娘時代に婆やに聞いたのだが、別に【出血】するから痛いのではないらしい」

「そうなの?」

「腹の中の【子袋】が、ぎゅっと縮んでしまうから痛いのだそうだ」

「ぎゅっとちぢむ」

「そうして縮むことで、卵の排出を促しているそうだ」

「そ、そうなんだ」


 お、女の人ってホント大変なんだなぁ


「そしてその出血が続くのは、おおむね3日から7日程度。もちろんその期間は【レッスン】は不可だ」

「で、ですよね」

「そして子供を望まないなら、卵が出来る期間も不可だ」

「う、うん」


 うぅ、こうして女の人から直に聞くと、すっごいナマナマしいなぁ

 けど、大事な事なんだし? ちゃんとお話聞かなきゃ


「そしてまぁ、この月のモノの症状だが、これがまた千差万別でなぁ」

「せんさばんべつ?」

「ああ、私はこうして腹が痛み寒気を感じたりするが、聞けばアイナは出血以外はほぼなにも無いらしい」

「そうなんだ?」

「故に女同士でも、まるで他人事のような差違があるという訳だ」

「う、うん」

「そしてこの期間は気が滅入る者も多いらしく、中には言い知れぬ不安さを感じる者もいると聞く」


 そういうとまたお腹をさすりながら、ため息をつくルシアママ。


「ええと、ルシアママはそういうの、あるの?」

「私か? そうだな……先程も言ったが、痛みに苛つき情緒不安定になるな。だから出来れば放って置いて欲しい、だが寂しい──そんな所か」

「そうなんだ」


 そういえば、アイナママもルシアママの不調を知ってるのに、とくになにもしないでそっと距離をおいてる感じだった。


(あれは、そういうことだったんだ。なら)


 ぼくはルシアママのお顔を見ながら、


「ね、ルシアママ」

「ん? なんだ、クリス」

「ぼくでよければだまってるから、そばにいてもいい?」

「クリス、ああ、もちろんだ」

「えへへ、よかった──わっ」

「あぁ、クリスはほんとうに可愛い子だ!」

「やぁん♪」


 ぼくはそんなルシアママにぎゅぅ ってされて。

 でも、ルシアママが寂しくなくなるまで、そうしてあげたいって思ったんだ。


 ◇◆◆◇


「ふははっ 私、復活!」

「おぉう」


 数日後、体調の戻ったルシアママは元気いっぱい。

 病気じゃないってわかってはいても? やっぱりルシアママが元気だと、ぼくもうれしい。


「うふふ、ルシアが元気になって安心しました」

「ああ、アイナにも世話をかけたな」

「こればかりは仕方のない事ですから、気になさらず。そしてそろそろ私も始まる予定ですので」

「ああ、クリスの【レッスン】は任せておけ」


 ルシアママがあの【講義】をしたことは、アイナママにも伝わってるみたいで?

 おかげでこんなお話も、ぼくの前でするようになっちゃって~


(な、なんだかナマナマしいなぁ)


 なーんて、ぼくが思ってたら?


「ですが、その、ルシア?」

「ん? どうした、アイナ」

「その、たいへんいいにくいのですが……」

「なんだ? 私とアイナの仲ではないか、遠慮せずに言ってくれ」

「では、言わせてもらいますが」

「うむ」

「最近の貴女は、とても【女臭い】のです」

「は?」

「なんといいますか、いつもより体臭が、その」

「ま、毎日湯浴みはしているぞ?」

「いえ、そうではなく、おそらく【発情期】なのでは? と」

「はつじょうき!?」


 アイナママの衝撃的なセリフに、ぼくとルシアママが固まってると、


「以前アプリルさんに伺ったのですが……エルフには発情期があり、その期間は女性としての体臭がきつくなる、と」

「だ、だが、今までそんなことは──」

「ええ、ですが貴女も以前こう言っていましたよね?」


『そうした行為をすることで、身体が活性化する』


「なっ!?」

「つまりここ最近の【レッスン】で、貴女もそうなっているのかと」

「とっ いうことは──」

「ええ、少なくともアプリルさんはもう、気づいているでしょうね」

「なんと!?」


 いわれてみれば、ルシアママからは、なんだか甘いにおいがしてる?


「そういうわけで、ルシア?」

「な、なんだ?」

「貴女はしばらく外出禁止です」

「がーんっ!」


 ◇◆◆◇


 そうして──

 元気なのに、ステイホームを義務付けられたルシアママ。

 そのぶん、ぼくが【お相手】することになったんだけど、


(いえ、むしろぼく的にもご褒美です)

「や、やっぱりクリスには、勝てなかったにょ」びくんびくん

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