第四話:ステータスが上昇していました
今日もこの本を読んで貴方の疲れをいやしてくださいね。
〜次の日の朝〜
王女は僕が起きたころにはいなくなっていた。
いったいどこに行ってしまったのだろうか?
『コンコン』
「はーい誰でしょうか?」
「おはようございます。朝ごはんの準備が出来たので呼びに来ました」
「わかりました。今行きます」
ガチャッ
「おっ、来たか。こっちに来てくれ」
「はい、わかりました」
(あれ?いつもの人じゃないな)
「じゃあ行こうか」
「はい!」
僕は食堂に向かった。
「ごちそうさまでした」
「はやっ!」
「えっ?早いかな?」
「ああ、早すぎるぜ」
「そうか……」
「それよりも聞きたいことがあるんだけど……」
「なに?」
「なんで王女は僕の部屋に居たんですか?」
「おい!貴様!」
「はい?」
「それは王女様に聞くんだな」
「あっ、はいわかりました」
僕は王女を探しに行った。
〜数分後〜
「はぁ、見つからない……」
『ドンッ!!』
「きゃっ!!」
僕は誰かとぶつかったようだ。
「いてて……すいません大丈夫ですか?」
「はい、大丈夫です」
「よかった……」
(えっ!この声はまさか!?)
「ア、アリスさん!」
「あらっ私のペットちゃん」
「ペットちゃん?」
「そうよ。マッシュは私にとって大切な存在だから」
「どういうこと?」
「ふぅ、仕方がないわね。教えてあげる。実は、あなたを助けたあと、すぐにお父様の元に戻ったの。そしたら、マッシュが私のペットになることを許可してくれたのよ」
「そんなことがあったの?」
「えぇ、そうよ。それにしてもマッシュは可愛いわね」
「なっ、なんだよ急に」
「だって本当のことでしょ?ねぇ、私と結婚しましょうよ」
「けっ、結婚!いきなり何を。それに僕うさぎだよ」
「あっそうだったわね」
「忘れてたの?」
「そんなことないわ。わかっているわよ。でもね、私が愛してるのは貴方だけだから」
「えっ!///」
「どうしたの?顔が赤いけど熱でもあるの?」
「べっ、別になんでもないよ」
「そうなの?」
「うん、そうだよ」
「じゃあ部屋に戻りましょ」
「わかった」
僕は部屋に戻ることにした。
しかし、なぜかアリスさんの様子がおかしい。
(なんかモジモジしているような?)
「あの、トイレならそこにあるぞ」
「違うわよ!!バカ!!」
「痛っ!!」
彼女は僕のことを殴ってきた。
「ひどいじゃないか!」
「うるさい!!この鈍感男め」
「何のこと?」
「もういい!!一人で戻る」
「えっ?ちょっと待って〜」
僕は必死に彼女を追いかけた。しかし追いつくことができなかった。
仕方なく僕は部屋に戻り眠りについた。
〜そして次の日の朝〜
「んーよく寝た!」
『ガチャッ』
ドアが開く音が聞こえてきた。
(またアリスさんが来たのか?)
「おはようございます」
「あっ、おはようございます」
入ってきたのは兵士だった。
「あの、王女様見ませんでしたか?」
「いえ、見てませんよ」
「そうですか。ありがとうございました」
(アリスさんどこに行ったんだろう?)
「マッシュ様、お食事の準備ができております」
「はい、わかりました」
(とりあえずご飯を食べよう)
『ガチャッ』
(あれ?まだ誰もいないぞ。早く来すぎたかな?)
すると突然後ろから誰かに抱きしめられた。
「キャッ!」
「捕まえた♡」
「アリスさん!びっくりするじゃないですか」
「あら?ダメだったかしら?」
「そういうわけでは……」
「じゃあいいよね。ぎゅーー」
「うぐっ」
(苦しい……)
『ガチャッ!』
「おい!貴様王女様になんてことを!」
「あっ、すいません」
「さっきから謝れば済むと思ってるだろ!許さん!」
「えっ、ちょっ、まっ!」
(やばい殺される)
「やめて!」
「はい?」
「マッシュをいじめないで!」
「しっ、しかし……」
「お願い」
「わかりました……」
「ごめんなさい……僕のせいで」
「いや、大丈夫だよ」
「本当ですか?」
「うん」
「よかった……」
「それじゃあ、私はこれで……少しお母様のところに行って来なくては」
「あっ、はい」
バタンッ
〜数分後〜
「ところでマッシュ、昨日は楽しかったか?」
兵士が俺の部屋にやってきて話しかけてきた。
「はい、とても楽しかったです」
「そうか、それは良かったな」
「はい!」
「そうだ!お前に伝えておくことがあるんだが、明日は王様と謁見してもらうことになったから準備をしておいてくれ」
「えっ?いきなりですね」
「まぁ、しょうがないだろ。それと明後日は城の中を見て回ってもらうからな」
「わかりました」
「よし!話は終わりだ。俺は仕事があるから行くぞ」
「はい、行ってらっしゃいませ」
「おう、行ってくるぜ」
(やっと一人になれたな。まずは、風呂に入ろう)
僕はお湯に浸かりながら考えていた。
(これからどうなるんだろう?もしかして、奴隷にされたりしないよな?そんなの絶対に嫌だ!でも、この世界に来たばかりの頃と比べるとかなり成長した気がするな。最初の頃のステータスは低かったけど、今はどうなっているのだろうか?)
——————
名前:マッシュ
種族:うさぎ
性別:♂ Lv.1 HP 10/10 MP15/15 攻撃力 3(+3)
防御力 5(+1)
魔力 4 素早さ 8 幸運 225
(スキル)
・なし
・魅力UP小
——————
「えっ!?レベルが上がってる!」
「なんでだろう?」
(考えられるとしたら、アリスさんと一緒に魔物を倒したことくらいしかないよな)
「まぁ、いいか。上がる分には悪いことはないはずだ」
(それにしても、自分のことが全然わからないな。鑑定とかできないのかな?)
「ステータスオープン!」
何も起きなかった。
(だめか……)
俺は仕方がなくあきらめた。
(もう寝るか)
僕は眠りについた。
実は私がこれを書いているのは、まだ9月です。なぜそんな早くと思われた方のために言っておきます。私は今回の話が出るころには、連載している小説が増えていることだと思います。しかし私は案外暇ではありません。そのため早く書くんですね。
そろそろお時間のようなので、この話はおいておきますね。
ではまた次回お会いしましょう




