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          18 生活

 海辺の街のルーシーは高等学校に通っている。将来は大学へ進学したいためダンジョンに挑んでいる。同じ目的を持った仲間と一緒だ。

            18  生活


 男爵領の開発は進んだ。まだまだ農民は少ないが慌てることはないとマリエールは考える。人間の農民は西寄りの地域だけでいい。後はアンドロイドが農作業をした方が効率的だ。マリエールは海辺の街を新たに作って作っているがこれもアンドロイドの街だ。

 始めに作った海辺の街ではルーシーが高等学校に通っている。ルーシーがこの街に来てからこの街は変わった。冒険者ギルドができたのだ。この街の住民だけでなく冒険者もこの街に住むようになった。ダンジョンも見付かり冒険者達の熱狂的な人気を得た。ルーシーも高等学校に通いつつも休みの日はダンジョンに行くようになった。何日もダンジョンに潜れないルーシーだが長期休みに入ったので取り敢えず10層のボス討伐を目指すことにした。仲間はいる。同じ学校の学生だ。将来大学を目指そうと思っているが大学は無料ではない予定だ。予定というのはまだ存在していないので未定なのだ。ただ高等学校後も進学を望む者に学校はアルバイトを推奨されているので無料とは考え難いのだ。それでルーシーもダンジョンに潜っている。

 5層までは通い慣れた道だ。ゴブリン等比較的弱い魔獣がいる時々ドロップアイテムが出るが魔石はない。魔石を持つ魔獣がいないのだ。6層まで来た。日帰りでは難しい階層だ。ルーシーも数えるほどしか来たことがない。オークの階層だ。

 ルーシー達にとってオークは楽な相手ではない。4人組の彼らに明確な役割分担はない。一応ルーシー達魔法らしいもの(明確な詠唱が必要でない物は魔法と呼ばないという説によればファイアボールやストーンバレットなど名称だけで発動する物は魔法ではないらしい)が使える者が後衛、剣や槍で戦う者が前衛となっている。オークは3頭である。ルーシーはストーンバレットを放つ、ルーシーの健在最大の武器である。一頭は倒れた。仲間が剣で止めを刺すとドロップアイテムが出た。もう一人の魔法使いがファイアボールで仕留めた。槍使いが止めを刺した。もう一頭はストーンバレットとファイアボールを集中させ槍と剣で仕留めた。一人が、

「6層、早々これではこれ以上進めないんじゃないか。我々6層突破した者いないだろう。」

といい出す。他の3人も何となくそう思った。引き返そうと思った時、

「何なら私と一緒に行くかい。」

と声をかけられた。明らかにルーシー達よりも年下の少女だ。

「大学へ行く資金貯めたいんだろう。こんなところでまごまごしてたら貯まる筈ないよ。3年なんてあっという間さ。3年生は勉強しなければならないのだろう。今年と来年ぐらいで貯めなければ将来ないんじゃないの。」

全くぞの通りだがこの少女について行けば何とかなるのだろうか。しかし、ルーシーは決意を決めた。

「お願いします。連れていって下さい。」

他の3人も続いた。

 助っ人の応援で難なく6層を終えた。6層の終わりにはオークジェネラル、オークキングまで現れたが問題なかった。

 長期の休みに入って10層突破に挑んだ。ルーシーが潜ったことのある最下層6層はオークの層だ。既にチー厶は限界を感じていた。

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