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          11 前兆

 アレンは、オークが自分を取り囲むの知って魔王出現の可能性を男爵とマリエールに伝えた。やがてオークの集団が民家を襲って確実になった。

            11  前兆


 アレンは今日も転移陣を作る。既に15つ目の転移陣た。7つ目と8つ目の間の転移陣だ。1、2、3、7、8、9,10の7つの池から水が溢れ出している。転移陣を作った後、村近辺の魔獣狩りをしている。マリエールのアンドロイドも一緒だ。とても優秀なアンドロイドでオークなど一撃で仕留める。それで今日も助かった。今日オーク狩りをしていたらオークに取り囲まれてしまった。これまでオークが連携する事はなかった。これは何かの前兆だろうか。アレンはアンドロイドに聞いてみた。アンドロイドは、

「魔獣は連携する物しない物がいます。ゴブリンは連携しますが、オークは普通しません。オークが連携して行動するのは上位魔人か魔王に操られた時です。どちらでもないとしたら共通の敵と見なされた時でしょう。」

魔王の出現か。夕食の時男爵とマリエールにオークの連携の話しをした。男爵は、

「前回から300年が経った。確かにそろそろ出現しても不思議ではない。」

マリエールは、

「王都では、そんな話しないし、アレンと一緒にいたアンドロイドが他のオークにはそんな事なかったし偶々その4体がアレンを共通の敵と見做しただけじゃないかと言ってたわ。気になるから私もオーク狩りに出るわ。」

翌日、マリエールとアンドロイドはオーク狩りに出掛けた。結果連携の気配はなく。大量にオーク肉を手に入れた。

 アレンの思い過ごしと思われたたが、オークが集団で民家を襲う事件が発生して多数の死傷者が出た。マリエールはアンドロイドに

「魔王が出現したようね。魔王が何処にいるか調べて頂戴。」

アンドロイドの一体が、

「魔王の出現は確実ですが、マリエール様に近い方の思いによって生まれた魔王です。もしもその魔王を倒してしまった場合、その思いを持った方の命に関わります。今暫く様子を見てはいかがでしょうか。」

マリエールは、

「判ったわ。」

と言った。マリエールはアレンにアンドロイドの話し、その近い方が恐らく男爵である事、これから恐ろしい事が始まるであろう事、そうしたら2人で魔王を討伐する事を伝えた。アレンは、

「たとえ男爵の思いであっても魔王は許されない。その時なっら私が倒そう。」

と言った。

 魔王の前兆は顕著になった。魔獣は増え連携を取り出した。男爵領以外でも魔王の前兆は見られ、魔王出現は確実と言われた。

 魔王城が出現した。5つ目の転移陣の終点の近くの山中だ。草も木もない裸の山だ。国王は魔王を討伐する勇者と聖女を定め送り出した。アレンとマリエールは黙って見送った。

 やがて討伐の知らせが来た。討伐失敗だ。勇者と聖女は討ち死に付き添いも半分は死亡、凄惨な結末だ。アレンは、

「いよいよ我々の番だな。」

とマリエールに言った。マリエールは、

「そうね。アレン。私達の出番だわ。」

男爵とは共に領地のためを思って働いてきた筈なのに何処かで歯車が狂った。憎いわけではないけど何処かで断ち切らなければならない。それが2人の定めなのだ。

 マリエールはアンドロイドに魔王捜査の指示を出して、魔王が男爵の思いが生み出した物である事を知った。

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