[COORDINATE 0033] Road to the East
# Diana_Gorge:
レオの村を離れ、進んだ高原ではその後も何度か魔物と遭遇した。
一度だけ上級魔物との戦闘もあった。
だが、連携の高まってきた俺たち三人は危なげなく、それすら退けた。
上級魔物との戦闘後、ルナリアの理性が飛んでスカートを捨てる出来事があった。
その異常行動にはじめて遭遇したフェリスは、俺を見て目を細め、わずかに眉根を寄せただけで、何も言わずそっとしておいてくれた。
そして今、俺たちは高原を抜け、ルサルカ平原に差し掛かっていた。
見渡す限りの青草が風に波打つこの広大な平原を、真っ直ぐに抜けることができれば、帝国の首都ヴァレリオンへはそう遠くない。
だが、馬車でそのまま直進するというわけにはいかない理由があった。
ルサルカ平原の真ん中を貫く、巨大な峡谷が大地を分断しているのだ。
首都へ向かうには、ダイアナ渓谷と呼ばれるそれを大きく迂回しなければならない。
俺は本で読んだこの大自然の絶景を、ぜひ一度この目で見てみたいと思い、馬車を停めて街道を外れて峡谷の縁まで足を延ばしていた。
「ルナリア、これ、本当にしっかり結べてるか?」
「うん。きちんと結んだよ。そんなに不安なら、無理して見に行かなくてもいいのに……」
俺は頑丈な安全縄を自分の腰に何重にも結びつけ、その反対側をルナリアにしっかりと握ってもらっていた。
レオの村での一件で嫌というほど理解したが、俺はどうやら高いところが苦手らしい。
渓谷を見た瞬間、恐怖で足がすくむかも知れないと思ったので、ルナリアにお願いして安全策を講じたわけだ。
二人はやめておけばいいと言っていた。
しかし、こんな大自然の奇跡を間近で拝める機会など、滅多にあるものではない。
恐怖に負けて未知を見ずにいて、なにが冒険者か。
俺はわざと大仰な言葉で自分を鼓舞し、峡谷の縁へ向かって、恐る恐る、すり足でゆっくりと進んでいく。
やがて、足元の平らかな青草が途切れ、むき出しの赤茶けた岩肌へと変わった。
その先に広がった光景に、俺は息を呑んだ。
大地が、割れていた。
あまりにも距離が離れすぎているせいで、薄青く霞んで見える向こう側の絶壁。
恐る恐る視線を下に落とせば、遥か下方に、陽の光を反射して薄っすらと輝く川が流れているのが見える。
川の周りには鬱蒼とした森林が広がっており、森の上には数匹の飛行型の魔物が豆粒のように飛んでいた。
しかし、その魔物たちは高すぎる峡谷の壁を前に、俺たちのいるこの頂上までは上がってこれないだろう。
それは、ただの谷というより、上と下を断絶する世界の壁だった。
人の足で越えられる距離にも、人の手で測れる深さにも見えない。
赤茶けた断崖が幾重にも連なり、削られた岩肌が、気の遠くなるような歳月をそのまま晒していた。
風に削られ、川に穿たれ、途方もない時間の果てに刻まれた裂け目が、いまなお地平の彼方まで雄大に続いている。
その壮大さに引き寄せられるように、俺は無意識に峡谷の底を覗き込もうと身を乗り出した。
そんな折、突如として奈落の底から凄まじい突風が吹き上げる。
「う、うおおお!?」
「ちょ、ちょっとアルス!」
巨大な峡谷から吹き上げる予測不能の風は、容易に俺の体勢を崩し、そのまま中空へ攫おうとした。
その瞬間、ルナリアは持っていた安全縄を即座にその場へ投げ捨て、凄まじい速度で俺のところへ駆け込んだ。
一瞬で俺の元へ到達した彼女は、俺の体を抱きとめる。
命綱を引っ張るより、彼女自身が走って迎えにきたほうが遥かに速いらしい。
この強風の中でもルナリアは全く体幹をぶらすことなく、俺を抱きとめてしっかりと立っていた。
密着した彼女の規格外の双丘が、俺の胸板へむにゅりと力強く押し付けられている。
「あ、ああ、怖かった……。ありがとう、ルナリア」
「もう、心配させないでよ」
彼女の金糸の髪から漂う微かな石鹸の香りが、恐怖で高鳴った心臓を落ち着かせた。
渓谷の方に改めて視線をやると、反対側の壁面に、薄っすらと洞窟のようなものが見えた気がした。
「ん? ルナリア、あれ何か見えるか?」
俺のことが心配で、すぐにでも馬車へ戻りたそうにしていたルナリアは、俺の指差す方へと赤い瞳を向けた。
「どれ?」
「ほら、あっち側の崖の下の方。なんか洞窟みたいなのがないか?」
ルナリアはその赤い瞳を細めて対岸を注視する。
「……うーん。あ、あれかな? 自然の形じゃないね。綺麗な形……。何かの入口……かなあ? 多分、迷宮じゃないかな?」
「とんでもない所にあるな。あんな迷宮、誰も行けないだろう」
「そうだね」とルナリアは困ったように俺に笑いかけ、俺の腕を引いて安全な場所へと引きずっていった。
――馬車へ戻ると、フェリスが愛馬たちの世話をしているところだった。
「……どうだった」
「絶景だったよ。けど、途中ですごい突風が吹いてさ。いやあ、崖から落ちるかと思った」
フェリスは馬に櫛を入れながら、背を向けたまま答えた。
「……ん。そうだな。地形のせいで風が強い。ルナリアを連れて行ってよかっただろう」
俺は荷台から水筒を取り出し、苦笑しながら答えた。
「そうだな。俺一人でいってたら峡谷の底に落ちてたかも」
「かもじゃないよ。あれは絶対に落ちてたよ。まったくもう」
俺は乾いた喉を潤し、隣で呆れ顔をしているルナリアに水筒を渡してやる。
彼女はそのまま同じ水筒でこくこくと喉を潤した。
ブラッシングの手を止めて振り返ったフェリスは、それを見て何ともいえない呆れた顔になり、深いため息を吐きながら言う。
「……そろそろ移動するか。明日には、街に着きたいんだろう?」
「そうだな、のんびり観光できる感じじゃなかったし。ああ、そうだフェリス。さっき、峡谷の絶壁に迷宮があったぞ」
順番的に、次は俺が御者の番か。
俺は馬たちを優しく誘導し、馬車へと繋ぐ。
御者席の踏み板に足をかけたところで、フェリスが広げていた荷物を荷台へ仕舞っているのが見えた。
「……んん? ダイアナ峡谷に迷宮があるなど、聞いたことがないな。見間違いじゃないのか?」
「うーん。わたしが見た感じじゃ、自然の洞窟じゃなかったよ」
フェリスは荷台に乗り込み、自分の空間を確保しながら、思案するように首を傾げて答えた。
「……ルナリアが確認したのか。……ふむ、なら見間違いではないか」
直後、ルナリアがふわりと跳躍し、一切の振動も立てずに御者席の俺の隣へ着地して腰を下ろす。
彼女の柔らかな胸元が弾むように揺れ、風に揺れる金糸の髪から、またあの良い匂いがした。
俺はそれを横目に、手綱を握り直して愛馬たちへ出発の合図を送る。
「フェリスが知らなかっただけじゃないのか?」
「……私は、共和国内の迷宮は、ほぼ把握している。……辺境のものまでは、知らないが」
フェリスってやっぱり迷宮大好きなのね。
「新しくできたのかもな」
「……かもしれん」
ブラウンとブルーがいななき、ごとごとと重い馬車を引き始めた。
街道からは距離があるはずのダイアナ峡谷。
離れてもなお、その雄大な自然は、移動中ずっと俺たちの視界の端に存在感を放ち続けていた。
# City_of_Troia:
ダイアナ峡谷を大きく迂回し、俺たちはルサルカ平原の東端にあるトロアの街へ無事たどり着いた。
首都へ向かうには、ダイアナ峡谷を東西いずれかから迂回する二本の街道がある。
本来は西側の道が主要街道らしく、交易も人の流れもそちらが主流だ。
だが、ガストンさんからは首都までの道中、人の流れが薄い街を経由してほしいと頼まれていた。
そのため俺たちは東側の道を選び、主流街道から外れたこのトロアの街へ立ち寄ったのだ。
だが、実際に門をくぐってみると、トロアはリヨンよりもはるかに大きく、活気に満ちた街だった。
街のそばを流れる豊かな川には巨大な水車がいくつも規則正しい音を立てて並び、石造りの街並みのあちこちからは、高く伸びた煙突が煙を吐き出している。
俺たちは、そのトロアの中心部にあるガストン商会の支部を訪れていた。
ガストンさんからは、「滞っている戦士業の依頼があれば、検討してほしい」と頼まれている。
それに、リヨンからここへ至るまでの道中で手に入れた魔物のドロップ品も買い取ってもらわなければならない。
量はかなり多い。
俺はまず若い従業員をつかまえて身元を伝え、商会の裏手に馬車を止めさせてもらうことにした。
フードを深く被ったフェリスは、そのまま馬車のそばで待機している。
ルナリアが大量のドロップ品を、その細い腕で軽々と抱えていた。
俺はそれを小分けにして丁寧にカウンターへ並べていく。
積み上がっていく品の山を見て、査定を担当していた若い従業員は絶句していた。
「……こ、これを、あなた方が討伐なさったので……? この、ワイバーンの爪と牙も、ですか?」
「はい。そうです」
震える声で尋ねる従業員に俺が頷くと、彼は顔を引きつらせたまま、少し待つよう言い残して慌てて奥へ走っていった。
その後ろ姿を見送りながら、俺は数が多すぎるので、身元の再確認にでも行ったのだろうかと思った。
だが、すぐに考え直す。そういえばワイバーンは上級魔物だ。
ルナリアの戦闘を見ていると感覚が狂いがちだが、上級魔物というのは、一線級の戦士であっても簡単に対処できる相手ではない。
魔法がなければ、少人数での討伐はかなり厳しいはずだ。
となれば、ドロップ品も高額になる。
従業員ひとりで軽々しく判断できる話ではない。
上司を呼びに行ったのだろうな、と俺は理解して、のんびり待つことにした。
しかし、ここ最近のルナリアは本当に凄い。
昔から凄かったが、王国を出てからの冒険を経て、さらに強くなっている気がする。
やがて、店の奥から身なりの良い年配の男性が、額に汗を浮かべて足早にこちらへやってきた。
「大変お待たせしてしまい、誠に申し訳ありません。私、このトロア支部の支部長を任されております、ウィルソンと申します」
「あ、どうも。ガストンさんにはお世話になってます。アルスです」
ウィルソンさんは低姿勢のまま続けた。
「アルス様とルナリア様のことは、会長より伺っております。なんでも素晴らしい戦士であるとか。
先ほどの従業員はまだ入ったばかりでして、そのあたりまで話が通っておりませんでした。申し訳ありません」
「いえ、街に着いて真っ直ぐ来た俺たちも急でした。事前に連絡を入れてから来るべきでしたね」
俺の返答に、ウィルソンさんは少し意外そうな顔をした。
だがすぐに柔らかな笑みを浮かべて続ける。
「会長の仰っていたとおり、丁寧なお方だ。
しかも、戦士としての腕も評判以上と見ました。この上級魔物のドロップ品の数々が、それを証明しております」
俺はそう言われて、一瞬、これは自分ではなくルナリアとフェリスの力だと思いかけた。
だが、牛魔の迷宮でのフェリスの言葉を思い出して考え直す。
そうだ。この成果はパーティーの成果だ。
俺たちは三人で最強なんだ。
「ありがとうございます。では、全て金銭での買い取りでお願いします。
あと、ガストンさんから、もし商会が依頼の処理に困っているようなら相談に乗ってやってほしい、と言付かってます。何かありますか?」
ウィルソンさんは査定の手を止め、わずかに考えるような間を置いてから俺に向き直った。
「……そうですね。少し、お時間をいただいてもよろしいですか」
俺が頷くと、ウィルソンさんは奥から従業員を数人呼んで査定を任せ、俺とルナリアを静かな応接室へ案内してくれた。
ふかふかのソファに腰を下ろすと、温かい茶が出された。
そしてウィルソンさんが切り出した話は、奇しくも先日のライオル村での一件を思い出させるものだった。
「魔物の、大量発生ですか?」
ウィルソンさんは木杯を静かにテーブルへ置き、頷いた。
「はい。このトロアの街から東へしばらく進んだ先に、規模の大きな森林地帯が広がっています。そこにある砦が陥落しました。その先には、共和国の材木需要を支える大規模な伐採所があるのです」
俺は少し眉をひそめて問い返す。
魔界と呼ばれる大森林はもちろん、森林は総じて魔物の脅威が高い。
俺は少し眉をひそめて問い返す。
「森林の伐採所……。それは、危険ではないですか?」
「もちろん、森の魔物は強く、危険を伴います。しかし木材は人々の暮らしに欠かせない資源です。だからこそ国家主導で強固な砦を築き、伐採所を維持していたのです」
それはそうか。
木材はあらゆる場所で大量に消費される。王国では薪の確保くらいなら冒険者が請け負っていたし、俺たちもそういう依頼を受けたことがあった。
だが、国単位の莫大な需要を、あんな個人の寄り合いみたいなもので賄えるはずがない。王国でも、俺が知らないだけで騎士団あたりが確保していたのだろう。
ウィルソンさんが重い口調で続けた。
「ノワール砦と呼ばれるそこは、重要な伐採所を守るため、国軍が守備していたのですが……。つい先日、突如として魔物の大群に襲われ、陥落したそうです」
国軍……。ああ、そうだ、王国でいうところの騎士団だったか。
「国の軍隊が防衛していた砦が、ですか」
「はい。現在はさらに後方にあるブランシュ砦を最終防衛線とし、そこを拠点にノワール砦奪還の準備が進められています。軍の戦力だけでは足りず、民間にも広く協力要請が出ています」
俺は話を聞きながら眉根を寄せた。どう考えても、簡単な依頼じゃない。
「その奪還作戦への参加要請は、商会として無視できないものなんですか?」
「はい……。あの伐採所は、共和国の材木供給を支える重要拠点です。切り出された木材は川を使ってこのトロアまで運ばれ、ここから各地へ流れていきます。つまり、あそこが止まれば、この街の経済や物流、ひいては商会の取引も大きな打撃を受けるのです」
そうか。この街の産業にも直接関わってくるのか。
「なるほど。関係が深いんですね。伐採所や砦には、この街の人間も大勢関わっているんでしょう」
ウィルソンさんは頷くと、体の前で手を組み、真面目な顔で返した。
「そうです。……ですが、この依頼は商人の護衛や街道の魔物退治とは、危険度も内容も大きく異なります。アルス様たちは会長の大切な客人でもありますから、危険だと判断されたなら、断っていただいても一向に構いません」
俺は少し視線を上げて考えた。
国軍が防衛する砦を占拠する魔物の群れ。危険なのは間違いない。
だが、困っている人間が大勢いるのも事実だ。伐採所で働く人々の生活も命も懸かっている。
正直、依頼を受けてもいいと思った。
だが……。
俺は隣に座るルナリアをちらりと見た。
彼女の宝石のような赤い瞳は、真っ直ぐに俺を見つめ返している。
まるで、「きみのやりたい事を好きにやっていいんだよ」とでも言うように、優しい親愛の色を浮かべている。
そんな、美しくも危うい彼女を見て、俺はひとつの光景をありありと想像してしまう。
理性の溶けきったルナリアが、大勢の前で平然と、俺に首輪をつけてほしいなどと言い出す姿を。
……うん、駄目だな。危険度云々じゃない。やめておこう。
俺が「この依頼は、申し訳ないですが断ら――」と口を開こうとした、その瞬間だった。
――キィン!
突き刺すような鋭い耳鳴りが響いた。
久しぶりに感じる、足元が不確かになるような感覚。
視界が銀色の光に染まり、強い既視感が俺を襲う。
え? このタイミングでか?
「……くっ」
こめかみを押さえて顔をしかめ、不自然に固まった俺を、隣のルナリアがすぐに覗き込んできた。
宝石のような赤い瞳が、不安げに揺れている。
「どうしたの、アルス? 大丈夫? 頭いたいの?」
さらに向かいのウィルソンさんまで、言葉を切ったままこちらの様子をうかがっていた。
俺はひとつ息を吐き、乱れかけた意識を無理やり落ち着け、ルナリアへ笑顔を向ける。
「少し、ぼんやりしただけだ。気にするな」
そう言ってから、まだ戸惑っているウィルソンさんへ向き直った。
「……わかりました。そのノワール砦奪還作戦の依頼、俺たちが受けます」
* * *
依頼の準備段階や、奇襲に反応して銀色の光が走ることはこれまでもあった。
だが、こうして冒険の選択自体に反応したのは本当に久しぶりだった。
一体、この依頼でなにがあるのだろうか。
俺は一抹の不安を抱えながらも、国の軍事作戦に参加することを決めた。
* * *
俺は馬車で待機していたフェリスに依頼の内容を説明し、今回の依頼に同行するかどうかを尋ねた。
もともと首都までは一緒に行く予定だ。
だが、今回の依頼は軍事作戦で、参加者も多いだろう。いろんな人間が集まる場を、彼女が煩わしく思うかもしれない。
なら、先に確認しておいたほうがいいと思ったのだ。
「……と、いうわけなんだけど。フェリスはどうする?」
俺がそう言った瞬間、フェリスは深くフードを被ったまま、じっと俺を睨むように見てきた。
んん? なんで睨んでるんだろう。
「……どうする、とは?」
「ああ、いや。今回の依頼は現地に人も多いだろうしさ。トロアで待っていてくれてもいいぞ。置いていったりはしない」
何故か後ろで、ルナリアが俺とフェリスを見比べながらあたふたしている。
フェリスはしばらく、何か言いかけては口を閉じる、を繰り返していた。
やがて深くため息を吐き、平坦な声で答える。
「……私も行く。街にいても暇だ」
本当は一緒に来てほしかった俺は、素直にほっとして答えた。
「あ、そう? 助かるよ。森での戦いだと、やっぱり二人だと少し不安だよな、ルナリア」
「え!? あ、うん。うん、そうだね。フェリスちゃんがいれば安心だね!」
不安材料がひとつ消えた俺は、いそいそと荷台へ向かい、受け取った証書や地図をしまいに行った。
背後で二人が何か話している声が聞こえ、ふと振り返る。
「……あいつは、なんでああなんだ?」
「さあ、なんなんだろうね。ふふふ。わたしは最初から、一緒に行くものとして扱われてたよ」
珍しく、フェリスがルナリアの腹をこつりと小突いていた。
小突いたフェリスのほうが、顔をしかめて右手を押さえていた。
……なにやってるんだ、あいつら。
# COORDINATE 0033 END




