↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神成り  作者: 甲羅に籠る亀


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
8/12

8話

 夏休みの宿題も終わらせられる物は全て終わらせて今日からダンジョン遠征だ。


 電車に乗って移動する。目的地はイノシシのモンスターが現れるダンジョンのある街。


 電車の乗り換えを何度かして電車に乗って1時間ほどで目的のダンジョンのある街の駅に到着する。


 そこから更にバスに乗って移動すること20分ほどで目的のダンジョン近くまでやって来た。


 またそこからダンジョン近くにあるホテルの宿泊手続きを行なってからダンジョンのすぐ近くにある討伐者協会に向かう。


 討伐者協会で今回探索するダンジョンで手に入る素材の情報を確認してからダンジョンへと向かう予定だ。


 「変わってないね。」


 これから向かうダンジョンで手に入る素材の売却金額は変わっていなかった。


 夏休みに入ったからダンジョンに入る討伐者が増えて回復ポーションを作るのに必要な素材の値段が少しくらいは上がると思っていたがそうでもなかった。


 まあ夏休みのダンジョン遠征の目的はレベルアップを目的としているから、そこまでダンジョンで植物素材の採取を行なう予定はなかったから別にいいか。


 それよりもイノシシのモンスターからのドロップアイテムの値段の方が優先だ。ウサギのモンスターからドロップするアイテムよりも高く買い取って貰えるのは嬉しい。


 目的の情報は手に入った。


 今日は電車やバスでの移動で疲れたから少しだけ探索して午後からは街の観光をでもしよう。


 観光地ではないから散歩くらいしか出来ないか。やっぱりダンジョンだな。


 午前中は軽くダンジョンを探索して、早めに切り上げて昼食を食べてから、午後に本格的なレベルアップを目指して行動しよう。


 目指せレベル20だ。


 目的のレベル20までレベルアップしたら初級Dダンジョンにでも行こうかな。




 情報収集を終えた俺は初級Eダンジョンに来ていた。


 このダンジョンは木と木の間が広くてところどころに茂みがある森のダンジョンで現れるモンスターはイノシシのモンスター。


 採取アイテムも植物系素材が多いなかで目玉のアイテムで果物が採取可能な木もあるらしい。何処にあるのかはしらないけど。


 まあこう言う良い値段で取引される素材が何処で取れるなんて情報はほとんどがデマで信用は出来ないから見つけたら採取くらいにしておくのがいいだろう。


 錫杖を鳴らさない様にしながら茂みや木の裏からいつでもイノシシのモンスターが現れてもいいように警戒しながら移動する。


 「見っけた。」


 イノシシのモンスターを発見した。まだ俺とイノシシのモンスターとの距離は離れている。


 「まずはウサギとおんなじように倒せるかを確かめないと。」


 錫杖を鳴らして俺はここに居るぞとイノシシのモンスターに知らせる。


 「気付いたな。」


 錫杖の音でイノシシのモンスターは俺のことを発見した様だ。


 遠目からでも興奮している仕草をイノシシのモンスターはしているのが見える。


 「勢いが乗ったところで結界だな。」


 俺の方に向かって走り出したイノシシのモンスター。


 木と木の間が空いているからこそ木をほとんど気にせずに俺の方までイノシシのモンスターは来そうだ。


 まだ。


 まだ。まだ。


 まだ。まだ。まだ。


 まだ。まだ。まだ。いま!


 俺はタイミングを測って結界を作り出した。それも結界を維持することよりも結界の強度をとにかく高めた結界を。


 イノシシのモンスターが硬い結界と衝突した際の音が森の中に響いていく。


 まるで自動車事故くらいに大きな衝突音。


 ギリギリ結界は壊れなかったと感じる中でイノシシのモンスターはどうなったのかと意識を向ける。


 見える状態だと結界に頭を付けて地面にへたり込んでいる様に見えるイノシシのモンスター。


 死んでいるのか、それとも気絶しているのか、それを判断する為にもイノシシのモンスターのところまで移動することにした。


 「あ、死んだ。」


 俺がイノシシのモンスターのところに行くまでの間にイノシシのモンスターは消えてドロップアイテムに変化した。


 たどり着いた時には耐久がなくなって結界は消えており、この場にはイノシシのモンスターのドロップアイテムである魔石と2キロくらいの肉が落ちていた。


 イノシシのモンスターの肉は100グラムだいたい200円くらいで買い取って貰えるのでそこそこ売れる。


 2つイノシシのモンスターの肉を手に入れるだけで俺が泊まっているホテルの1泊の金額は元が取れるな。


 「ウサギと同じで上手く戦えば問題ないのは分かったし移動しよう。」


 イノシシのモンスターのドロップアイテムをリュックに仕舞いダンジョンに戻る。


 それから再びイノシシのモンスターが見つかるまでの間に植物系素材がそこそこ生えているのが確認できた。


 奥に進めば進むほどに植物系素材の生えている数が増えている気がする。


 もっと奥に行けば群生している植物系素材が生えているのかもしれない。それがこのダンジョンが残されている理由かも。


 そんな事を思っているとイノシシのモンスターを発見する。


 まだイノシシのモンスターは気が付いていない様だ。


 いつでも結界を作り出せる様にして置きながら錫杖を鳴らして俺のことをイノシシのモンスターに知らせた。


 錫杖の音を聞いてイノシシのモンスターは俺のことに気が付いた様だ。


 イノシシのモンスターのトップスピードを狙う為に待ち。


 「いまだ!」


 タイミングを測った俺は結界を作り出したイノシシのモンスターの進行方向の正面に。


 結界と衝突するイノシシのモンスターの衝突音がすごい。


 最低でも気絶か動けない状態になっただろうイノシシのモンスターのところに向かう。


 「今回も死んでたな。」


 錫杖で突いてイノシシのモンスターが死んでいることを確認した。


 ドロップアイテムにイノシシのモンスターが変わるのを待ちながら周囲を警戒する。


 イノシシのモンスターが追加で出現するなんてことはなく、無事にイノシシのモンスターはドロップアイテムに変化した。


 今回は魔石だけだったが魔石をリュックに仕舞うと、俺はこのダンジョンでも活動できると判断してダンジョンの外に出ることにした。


 ダンジョンを出たらすぐに討伐者協会で手に入った素材を売却。


 売却した際に聞いた食事処に向かうことにする。


 その食事処ではダンジョンで手に入ったイノシシのモンスターの肉を使った料理が多く、特にトンカツや生姜焼きが美味しいらしい。


 美味しかったらイノシシのモンスターのダンジョンでレベル上げをしている間はその食事処で昼食を食べようと思いながら食事処に向かうのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。