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第21話 新しい生活

あけましておめでとうございます。

もっと早く再開する予定がこんな遅くなってしまいました。

お待ちいただいていた方、申し訳ありませんでした。

第二章見切り発車ですがどうぞお付き合いください。

 ミレットが料理に目覚めてからご飯が美味しくなったなと思っていたが、まさかご近所さんにも配っているとはなぁ。


 「なぁイグナティウス、ミレットのご飯ってそんな人気なの?」


 「そうだな」


 「ふーん、どれくらい?」


 「店出してとお願いされてたよ」


 「子どもが?」


 「お隣のママさんだね」


 「そっか。ならいっぱいお肉を手に入れてやらないとな」


 「肉もだが、薬草とかも欲しいらしいな」


 「薬草か、、草刈りは得意なんだけどなぁ。僕が集めたらきっと雑草だらけになっちゃうから、薬草は店で買ってもらおう」


 「俺も分からん」




 そう会話を続けていると索敵していないことに気がついた。

 家でダラダラするせいかつが快適すぎて、気が緩んでいた。


「ところで奥にいるオークは倒さなくていいのか?」


「ほんとだぁ、オークがいる〜っさぁイグナっちやっちゃえ」


「はぁ、もしかして、索敵してなかったな」

 と、イグナティウスがため息混じりに答えた。


っく、バレている。可愛らしくイグナっちとか言ったのに無反応だし。

しかし、咄嗟に思いついた割にいい名前じゃないか。


そんなことを考えている間にイグナティウスは帰ってきた。


「怪我はないか?」


「大丈夫さ。何なら勝負してもいいぜ」


「ほぉ、いいぞ」

何だか面白いことになってきたな。


「ふむ、そしたら2時間で多く倒した方の勝ちね」


「勝った方が夕飯奢りで」


「いいね。決まりだ」


「おう。ほな、お先」


「あ、行っちゃった。気が早いんだからぁ」

 仕方ない、とりあえず索敵して見つけたらどんどん狩っていこう。


 しかし、前と違って全然いないなぁ。

 ぶらぶら歩くこと30分。


 やばい、全く出会さない、どうしたらいいんだ。

 よし、精度は悪くなるけど索敵の範囲を広げよう。


 気合いを込めて空気を送り索敵を行う。


 お、遠いけどいるなぁ。あっちにたくさんいそうだけど、イグナっちが行った方向じゃん。これはやばいぞ。。今から向かっても遅いから、一頭ずつでもかき集めてやる。




 あれから、フライで飛び回って森中のオークを倒しまくった。見つけ次第飛んでおっては倒し飛んでいっては倒した。

 倒すだけならエアカッターで一瞬だが、移動が大変だった。

 全部で20体。

 対するイグナっちは24体。


「参りました」


「夕食、ご馳走様です」


「はいはい、それぐらいいいよ」


「肉もこれだけあればいいでしょう。みんなも喜びますね」


「それはお肉にってことだよね?」

一応確認しておく。確かに人数は決めていなかったが。


イグナティウスが付け足す。

「我々だけで美味しいもの食べに行って大丈夫だと?」


脅迫じゃないのかな。これは。やられた。

「くそー油断した。好きなだけ飲み食いしろ」

完全な敗北である。素直に負けは認めてやろう。だがしかし、次は覚悟しておけ。

そう心に刻んで宿に戻った。



焼肉屋にて。

「美味しかったわ。休暇ももらい、こんな美味しいものまで食べれて幸せよ」


「そうなのです。ローグさんに雇ってもらえて幸せなのです。経費で食べる肉は最高なのです」


「はっきり言うなぁ。まぁそれは俺も一緒だけどな。ところでローグ今後はどうしていく予定なんだ?」


「ミレットのお店のお手伝いした後は思ってるけど、他には特に考えていないかな」


「それなら、ダンジョンに行かないか?」


「ダンジョンには、美味しい食材がいっぱいなのです。行くのです」


「いいわね、私も風魔法使いでどこまでいけるかやってみたいわ」


「ダンジョンか、面白そうだな。ただ罠とか対策も必要だな」ー


「そこはミレットにおまかせなのです」


「そうだった。ミレットは罠解除が得意なんだったな」

 不安に思いつつも、ミレットの気持ちは大事にしてやりたい。


「なのです!」

ミレットの元気な返事に気持ちのいい笑いが溢れる。

こんな楽しいのは久しぶりだ。家でゴロゴロするのもいいが、みんなと共に過ごす時間はかけがえのないものなのだと気付かされる。知っていることと気づくことはこうも違うんだな。


ローグは、今後の展望も決まり、胸を膨らませる。

さてどんな冒険が待っているのだろうか。ワクワクが止まらない。






宿でローグはダンジョンについて考えようと思考を巡らす。

しかし、何について考えたらいいんだろうか?


とりあえず行きたいダンジョンだな。

どんなダンジョンがるんだろう。

横で剣を研いでいるイグナティウスに尋ねる。


「イグナっちこの辺のダンジョンってなにがあるの?」


「知らんぞ」


「帝都にいたらこの辺に詳しくなくて当然か。セリーナはどう思う?」


「そうね、私は隣街のイクイダンジョンがいいと思うわ」


「イクイダンジョン?」


「ええ、そこはゴーレムが多くて資源が多いのよね」


「ミレットやっぱりダンジョン反対。ゴーレム食べれない」


「ミレット、ゴーレムを倒したらいい包丁が手に入るわよ」


「ミレット絶対そのダンジョンがいいなのです」


「ゴーレム以外にも魔物は出るのか?」


「そうね、ゴブリンやコボルト、フォレストウルフなども出るわね。でもボスがゴーレムなのよ。それもあって、良い武器も多いわよ、イグナっち」


「そ、そうか。武器が傷まないか心配したが杞憂だったな」


「ゴーレムからは鉱石がドロップするんだよね?」


「そのはずよ」


「よし、イクイダンジョンに決定!」


こうして色々考えてくれていたので、行き先が決まった。

では明日早速行くとしよう。

3日おきに更新予定です。

よろしくお願いします。

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