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よろしくお願いしますm(*_ _)m
私がフェンリルの頭に手を置いてだいぶ経ったが、フェンリルは一向に動かない。
この子は何を望んでいるのだろう…。私のファンタジー小説の知識では、フェンリルはとても賢くて、ランクの高い魔物か神獣といった場合が多かった。
どちらにしても、とても強い生き物らしい。だが、この子は一向に動かず、吠えもしないし、大人しい。
そろそろ宿屋に戻らないと朝食の時間になるのだが、どうすればいいのだろう。
フェンリルに直接そう言ったら、伝わるだろうか。
「…あ、あの、私はそろそろ戻らないといけないのですが…」
「……」
伝わっているのだろうか…?朝食をとってまた私がここに戻ってくるまでこの子はここに居てくれるだろうか…?せっかく会えたのだから出来ればまた会いたいところだが…。
うーん……。
私は考えた末、ダメ元で伝えてみることにした。
「私の仲間になってもらえないでしょうか…?」
私はこれで何も反応がなければ、諦めて一度街に帰るしかないと思いつつ、フェンリルの反応を見る。
「…グルルゥ」
フェンリルと目が合った瞬間、フェンリルが一言そう唸り声を上げた。
……ん?え、今鳴いた?
「仲間になってくれるの?」
私はもう一度フェンリルの目を見つめて、そう尋ねる。
「グルルゥ」
フェンリルは唸り声を上げる。
「えっ、と、じゃあ私についてきてくれる?」
フェンリルとようやく会話らしいものが出来た私はそう尋ねてみた。
「グルルゥ」
やっぱり、この子は頭がいいのかもしれない。私の言葉を理解してるみたいだ。というかこれって、テイムしたことになるのかな…?
だったら、名前つけてあげないと。
うーん、フェンリル、フェン、いや、リルにしよう。
読んでくれてありがとうございます。




