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よろしくお願いしますm(*_ _)m

「お待たせいたしました。こちらがティナ様の冒険者カードになります」


お姉さんに渡されたのは薄い鉄で出来たカードだった。カードにはEランク冒険者ティナと書かれている。


「こちらを無くますと、再発行に銅貨1枚かかりますのでお気をつけください」


「わかりました。…あの、ひとつ訊ねてもいいですか?」


「はい。何でしょうか?」


私は一応聞いてみることにした。


「あの、Eランクの依頼ってどんなのがあるんですか…?」


「…そうですね。今の時期ですと薬草採取、あとは村に住み着いた動物の退治…といったところでしょうか」


動物かぁ。

動物ならアルフォンス様も許してくれるかな?でもわからないまま倒して、嫌われたらどうしよう…。


「あの、他の依頼はないですか?」


「残念ですが他にはないですね…そんなに心配でしたらパーティを組んでみるのはいかがですか?」


お姉さんはどの依頼を見ても渋る私を見て、どうやら私が魔物が怖くて渋っていると受け取ったらしい。


しかし、パーティはいい考えかもしれない。


薬草採取にパーティを組んでいけば、薬草採取を仲間にしてもらって、私が魔物を警戒する役割になればいい。万が一遭遇したら倒すしかないか。自分の身の安全の為、ってことでこれくらいはアルフォンス様も許してくれると思おう。


問題は魔物を警戒する役割を最低ランクのEランク冒険者の私に任せてくれる人がいるかだけど。


「パーティって、普通はどうやって組むんですか?」


「そうですね、一番多いのは依頼書を見ている冒険者の方に声を掛けて集めていく形ですね。あとは知り合いの冒険者を誘って組む方もいらっしゃいますね」


やっぱり、自力で見つけるしかないか…。知り合いの冒険者なんて、つい今冒険者になった私にいるわけも無いし…。


「他には何かありませんか?」


「そうですねぇ…。あ、そういえばあなたと同じようにちょうど今、冒険者になった方がこれから薬草採取に行くそうなので、よろしければ声を掛けてみましょうか?」


「本当ですか…!ぜひ、お願いします」


私、今日ツイてる。そんな偶然が起こるなんて。


「あ、あの…今思い出したのですがその方はとても無口な方でした。なので、その、頼んでも受けてくださるかどうかは…」


「大丈夫です。あ、それとパーティを組んでくださったら、お礼をしますって言っていただけますか?」


私がそう言うとなぜかさっきまで騒がしかったギルド内が一瞬で静かになった。なぜだろう。


流石に直球で、受けてくれた人にはお金を払うと言うのは不味いと思った私はそう言葉を濁すことにしたのだった。


「えっ…!?あの、本当にそんなことをお伝えしてもよろしいのですか?あの、言っていませんでしたが、相手の方は男性ですよ?」


「はい、お願いします。別に男性でも構いません」


そう言うと、誰かがヒューと口笛を吹いた。

なんで変な感じの空気になったんだろ?


「…わ、わかりました。では今声を掛けて来ますので、少々お待ち下さい」


そう言って階段を上がり、2階に行ったお姉さんをしばらく待つと、後ろに誰かを連れてお姉さんが戻ってきた。


お姉さんの後ろにいる人が私とパーティを組んでくれる人みたいだった。


読んでくれてありがとうございます。

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