シーン98皆の結束。
巨大な波!!
それが僕達………この海水浴場にいる沢山の人々を飲み込もうとしていた。
そんな恐ろしいベンダーグの残していった攻撃に僕達は渾身の力で対応する。
「「ホーリーウェイブ!!!」」
聖なる力の波が巨大な波を止める為に放たれた。
ドバーーーーーーーーーーーっと波がぶつかり合い力と力が戦っていく。
「これは!!!!!」
「皆!!頑張ろう!!!」
「ええ……………………このままじゃ…………………」
「でも……………………頑張らなきゃ………………。」
「うん…………………僕達がやらなきゃ……………皆が巻き込まれるんだ!!」
僕の言葉にオリバー先生が口を開く。
「皆……………………いいか…………………このままじゃ……………ダメだ………………………………。」
「「……………………………………。」」
僕達は何も声を出せなかった…………そう…………皆がこの状況に絶望しかけていたんだ。
するとオリバー先生が口を開く。
「皆………………いいかい?……………この僕は君達の両親達よりは生きてきた時間は短い………でも君達よりは人生は長く生きてきた………そしてその中で僅かながらも色々経験してきた………僕は生まれてすぐ捨てられていたらしい……そして僕は偶然にも……心優しい両親に拾われたんだ…………もちろん両親は僕を本当の息子のように育ててくれた……本当の愛情も貰えた……子供ながらに楽しい事もあったし……学校へと行き友人もできて楽しい時間を過ごせていた………このまま幸せに暮らしていけるんだと思っていた……………だけど………ある時…………君たちくらいの頃…………家に帰った僕………………………家の玄関を開けると………家の中はシンっとしずまりかえっていた………そして血なまぐさい臭気が漂っていた………そこで見たのはただの肉片となった両親の姿だった。」
オリバー先生のケットリーブロがより力を増してきていた。
「あの後……………世界から魔王が倒され消えた……………そして平和がおとづれたんだ……………だから………………………………………。」
オリバー先生の言葉にケットリーブロが震えていた。
するとオリバー先生の手に添えられた手があった。
それはソフィアの手だった。
「先生………………私も捨てられていたの…………両親も分からない………お兄ちゃん達に愛情をもらって生きてきたの………だからって訳じゃないけど………先生の気持ち………少しはわかるよ。」
「ソフィア…………………ありがとう。」
オリバー先生の震えが止まった気がした。
「ケットリーブロ…………………………皆にさらなる力を………………………………。」
すると僕達にも力が流れてきてさらなる力の増幅を感じていた。
「これは………………………………………。」
「オリバー先生……これは………凄いよ。」
「先生の力がどんどん流れてきてる。」
三人もその力に手応えを感じているようだった。
そして僕の身体にも……………………するとエレメンタルライオンが声を上げた。
「おおおおおーーーーーーーっ!!これはすごいぞ!!!」
「ええ……………この力の助力はありがたいですね。」
エレメンタルライオンにそうこたえたエレメンタルイーグル。
そしてスモークフォックス…………カイトラビット…………ロデオトップの三体も力の増幅を実家しているようだった。
聖なる波がより巨大化していった。
「君達なら………………この状況を解決し………皆を守れるハズだ………………僕とともに……………あと少し頑張ろう。」
「うんっ………………オリバー先生。」
初めに笑みを浮かべ返したソフィア。
僕達もオリバー先生にこたえていった。
そして僕も。
「オリバー先生……………………やるよ!!皆を助けるんだ!!」
僕の声にエレメンタルライオンもまたその姿をより屈強なものに……………身体は所々……マシーン化しかっこよく見えていた。
「はっはーーーーーーーー!!いいぞレオン!!お前たち!!!こんな波消し去ってくれようぞ!!」
「エレメンタルライオン……………君は凄いよ………こんなに強く……………やろう!!」
「ははっ!!いいぜレオン!!俺の力をお前に貸してやる!!こんな波消し去ってやろう!!」
そして皆の力が強化された。
「「エレメンタル………………ホーリーウェイブ!!!」」
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