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僕はレオン!~マジェスト伝説~少年は立ち上がる~  作者: 黒羽冥


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93/117

シーン93ベンダーグの力。

倒れていった多数のキラーピラニー。

そして僕とエレメンタルライオンの前にもキラーピラニーがギギギとその鋭い牙が見えた。

するとベンダーグが巨体を震わせる。


「うおいいいーーーーーーーーーーーーーっ!!!????」


激しく声を上げたベンダーグ。

その声に僕達は思わずその足を止めてしまう。


「お前ら…………ただのガキどもではないと思って見てはいたが…………………………。」

「許せんな………………………………。」


そう言い放ったベンダーグは僕……………そしてオリバー先生に目を向けてくる。


「だからどうした……………………俺はなあ………こうやって侮辱されるのが一番イラつくんだ…………お前は俺様にやられて呆気なく死んでくれたら良かったんだ……………それがこの体たらく。」

「だからなんだ。」

「なにっ!!???」


オリバー先生がベンダーグを見据える。


「僕はね…………………………ここにいる皆守るんだよ。」

「……………………………………ほお。」

「あの子達には未来があるんだ。」

「フン…………………だがお前は俺様の力を見て…………何かを感じただろう?」

「………………………………………………何の事だ。」

「ふふん………………………………お前はこの俺の魔神の力に驚きを隠せなかったハズだ。」

「それはどうかな。」

「俺の力はこの程度で終わるものではない。」

「そうか………………………いや……………御託はいい………………早急にかかってくるがいい。」


そう言い放ったオリバー先生。

するとベンダーグはジャラリと魔神具を手に出していた。


「フン………………ならばお前のリクエストにこたえてやろうじゃないか……………………。」


足を大地に踏み入れるベンダーグ………その巨体ゆえに地面に衝撃で穴を開けたんだ。

そしてベンダーグが魔神具を振り回し始めると周囲の空気が変わる……………先程以上の凍てつく風が吹きすさんでくる。


「これは…………………………………………」

「さっきより………………………凄い…………風……。」

「これは……………………まるで………吹雪…………。」


僕達はベンダーグの凍てつく風に身を構えていた。


「これ………………………さっきより…………………」

「くそおおおっ!!………………この風…………。」

「オリバー先生ーーーーーーーーーっ!?」


その時………………オリバー先生は僕達の前に立っていた。


「オリバー先生!!???」

「先生ーーーーーーーーーっ!!???」


僕もソフィアもオリバー先生の名を叫んでいた。

すると魔神具を振り回しながらベンダーグが笑いだした。


「くっくっく……………どうだ??俺の背後に見えるだろう?ブリザードを吐き出す魔神キラーピラニーマキシマムが……………このまま…………全員…………………皆殺しだ……………ああ…………だが待っているだけでは………………面白く……………ない………………………な。」


すると全身を凍りつかせかけたオリバー先生が口を開く。


「これだけか…………………こんなものでは僕達を倒すことはできやしない。」

「ああ…………………そうだなあ………………凍らせることだけでは……………確かにトドメとはいかねえなあ……………さっきのように溶かされたのではなあ?」

「なにっ!!???」

「さあ……………………いこうか?俺様の……………完全なる力を見せつけてやろうじゃないか。」


そう言ったオリバー先生は手にした魔神具であるスマホを手にしていた。


「ケット……………………リーブロ………………。」

「フン………………今更…………………何をしようというのだ?」


そう言い放ったベンダーグがニヤリと微笑んだ。

そしてベンダーグの魔神具が形を変えていく………するとその鉄球は鎖と繋がったまま回転を始めた。

ギュウウウーーーーーーーーーーーーンっと高回転するベンダーグの魔神具。

そしてベンダーグが声を上げたんだ。


「さあ……………………オリバーよ………………そろそろだ…………………………。」


ブオンッと回転したまま浮き上がっていくベンダーグの魔神具。

そしてベンダーグが叫んだ。


「はあああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!チェーンアイシクルフォール!!!!」

お読みいただきありがとうございました。

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