シーン92戦い。
僕たちの足元の氷を溶かしてくれたオリバー先生。
「よし!!」
「やったぜ先生!!」
そう言い放ったヘンリー君とアーサー君が魔神具を手にしていた。
「僕たちはいつまでもオリバー先生に守ってもらっているだけじゃない。」
「ああ………そうだなヘンリー………………さあベンダーグ………………いくぞ……………。」
ヘンリー君のカイトラビット…………そしてアーサー君のロデオトップが姿を現す。
二人の魔神がベンダーグに向かい攻撃を開始する。
上空からは飛び跳ねながら近づいていくカイトラビット…………………そして地面を蹴り猛進していくロデオトップ。
そんな二体の魔神の前にベンダーグの魔神キラーピラニーが無数に襲いかかっていく。
「きたか………………………………。」
「さあ行くよ!!カイトラビット!!」
カイトラビットが宙を舞い急降下していく。
「カイトラビット………………スタンピング!!」
ぴょんぴょん飛び跳ねたカイトラビットがキラーピラニーを足技でとらえた!!!
ズババババーーーーーーーーーーーーーーっとキラーピラニーを潰していくカイトラビット。
するとアーサー君が口を開いた。
「さすがヘンリー……………やるようになったじゃないか。」
そういったアーサー君の手の平の上には回転する闘牛独楽。
それは次第に赤く光っていく。
その瞬間。
ロデオトップの身体が発火し、その身体を纏っていく。
ボウッと炎を纏ったロデオトップに多数のキラーピラニーが襲いかかっていく。
するとロデオトップの炎がより一層燃え上がる。
「いけ…………ロデオトップ…………………焼き尽くせ。」
アーサー君の声に反応し爆走するロデオトップは、キラーピラニーに猛進していく。
数機のキラーピラニーが巨大な口を開けロデオトップに襲いかかっていく。
「ファイアスピンザロデオトップ。」
アーサー君の一声が響き渡ると炎を燃え上がらせキラーピラニーを跳ねる!!
ドガンっと跳ねたキラーピラニーが次の瞬間激しく燃え上がっていく。
「凄い………………カッコイイ。」
見ていたアニーちゃんがそう呟いた。
その声を聞きながらソフィアが構えていた。
キャリーちゃんも応戦していたその時………ベンダーグが口を開いた。
「ふん……………だがまだまだだ。」
さらにキラーピラニーがその数を増やしていく。
ソフィアとキャリーちゃんに向かいさらに増えたキラーピラニーが襲いかかっていく。
ソフィアのエレメンタルイーグルそしてスモークフォックスが彼女達の目の前に立ち塞がる。
「いきましょうソフィアちゃん。」
「うん……………こっちはこっちでやらなきゃ。」
「スモークフォックス…………………………」
「エレメンタルイーグル。」
二人に襲い来るキラーピラニーの群れ。
するとモクモクと黒煙と化したスモークフォックスがキラーピラニーの視界を遮り周囲を取り囲んでいく。
「ギギギ……………………………………………」
「ギギ………………………………………。」
視界として周囲を確認出来なくなったキラーピラニーの動きが停止し敵の姿を確認しようとセンサーを発していく。
センサーを発するも中々二人を捉えられないキラーピラニーは静かに確認をしていた。
すると一瞬…………………………何かを感じたキラーピラニー。
そちらに向き直り今一度そちらに集中していくキラーピラニー。
その時キラーピラニーが視界に取り入れたのはソフィアとキャリーちゃんだった。
マシーンなのにニヤリと笑みを浮かべたように喜んだ反応したように動いたキラーピラニー。
次の瞬間。
キラーピラニーは動いた!!!
「スモークフォックス!!フィスト!!」
黒い煙から黒煙つくられた拳が現れキラーピラニーを殴りつける!!
吹き飛ぶキラーピラニー!!
黒煙から殴り出されたキラーピラニーが衝撃に体勢を立て直していく。
だがそれは既に遅かった。
視界は取り戻せたがそこにいたのはエレメンタルイーグルだった。
「あなたは終わりなの…………………」
エレメンタルイーグルが炎を発した。
ソフィアが呟いた。
「華…………………火………………………………………。」
そしてエレメンタルイーグルの炎に包まれるキラーピラニーは沈んでいったんだ。
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