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僕はレオン!~マジェスト伝説~少年は立ち上がる~  作者: 黒羽冥


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90/115

シーン90キラーピラニー。

ベンダーグが放った機械魔神キラーピラニー。

それは僕達にまで宙を泳ぎ飛んでくるキラーピラニー。


「うわっ!!きた!!!???」

「こっちにも!!!」

「「きゃあああーーーーーーっ!!???」」


するとピラニーの数匹がソフィアとアニーちゃんに襲いかかっていく。


「ソフィアーーーーーーーーーーーーっ!!!???」


そう叫んだオリバー先生が動き出そうとした瞬間。

ガチャリとオリバー先生の腕が止められる。


「なにっ!!???」


オリバー先生の動きを止めたのはベンダーグの魔神具だった。


「ぐふふ…………魔神具ポセイドンフレイル…………俺はマジェストでありながらこの素晴らしい魔神具をバーランド様からいただいたのだ…………そしてバーランド様から貴様…………オリバーの生命をとってくる事を命じられた……………。」


すると足元の海水がさらにひやりと冷たくなっていた。


「くっ………………………これは!!!???」

「「オリバー先生!!!!???」」

「クククッ………………俺の魔神キラーピラニーは………………全てを喰らい尽くす…………………だが獲物を食う方法が少し特殊でなあ………………」


さらに海面がパキパキと凍りついていく。


「クククッ………………海が冷たいだろう……そう………キラーピラニーは敵を凍らせて………。」

「食うんだ……………………………………。」


そう言い放ちニヤリと笑うベンダーグ。

その瞬間オリバー先生の足元が凍りつき動けなくなっていた。


「オリバー先生!!!???」

「先生ーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」


僕達にも次から次へと襲い来るキラーピラニーと戦い続けていた。

そして一際巨大なキラーピラニーマキシマムがオリバー先生に襲いかかっていく。

するとニヤリと笑うオリバー先生。


「はは……………そうか…………なら俺も………やってやろうじゃないか。」

「なにっ!!???………………クククッ……………その笑みは…………………強気なだけか……………この絶対絶命の状況から気でも狂ったか…………だがいつまでそんな態度でいられるかな。」


そう笑っていったベンダーグ。

その間にオリバー先生に襲いかかっていったキラーピラニーマキシマム。

するとオリバー先生がふぅっと息を吐いた。


「ふぅ………………お前…………本当にあのバーランドの配下なのか?」

「なんだと!!???」

「そんな巨大な身体を持っていながらも………バーランドの下として働いているとはね……。」


身体を震わせ出すベンダーグ。


「うるせえ…………………お前に何がわかると言うのだ……………………………………。」


眉間に皺を寄せそう語ったベンダーグ。

だけどオリバー先生の危機には違いはなかった。


「いい加減………………………死ねええええーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!」


グオンっと襲いかかるキラーピラニーマキシマム。

オリバー先生は足元を動けない状況になりながらも魔神具を手にする。


「ケットリーブロ…………………………さあいこう。」


オリバー先生のケットリーブロが魔神具の光からその姿を現していく。

光の猫騎士がその剣を手に構える。


「さあ行こう…………………ケットリーブロ。」


キラキラとした光を発しながらもキラーピラニーマキシマムを見据える。

次の瞬間飛び出していくケットリーブロ。

その剣技を放とうとケットリーブロが剣を構え飛び出していく。

するとニヤリと笑うベンダーグ。

ベンダーグの魔神具が怪しく光る。

それは青白い光を吹き出していく……………。


「クククッ…俺もマジェストだということをお前も覚えているだろう!?」

「分かっているさ…………………だからこの僕も。」


ベンダーグそう返したオリバー先生。

だけどその瞬間…………空自が変わった気がした。

すると僕達の動きも低下していった。

その時ベンダーグがニヤリと笑う。


「クククッ…………さあそろそろ効いてきただろう?この氷の世界を…………………………。」


ピキピキっと海面が凍りついていくスピードが上がっていった。

そして気がつくと…………………………………。

この海は氷の海へと変わっていたんだ。

お読みいただきありがとうございました。


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