シーン90キラーピラニー。
ベンダーグが放った機械魔神キラーピラニー。
それは僕達にまで宙を泳ぎ飛んでくるキラーピラニー。
「うわっ!!きた!!!???」
「こっちにも!!!」
「「きゃあああーーーーーーっ!!???」」
するとピラニーの数匹がソフィアとアニーちゃんに襲いかかっていく。
「ソフィアーーーーーーーーーーーーっ!!!???」
そう叫んだオリバー先生が動き出そうとした瞬間。
ガチャリとオリバー先生の腕が止められる。
「なにっ!!???」
オリバー先生の動きを止めたのはベンダーグの魔神具だった。
「ぐふふ…………魔神具ポセイドンフレイル…………俺はマジェストでありながらこの素晴らしい魔神具をバーランド様からいただいたのだ…………そしてバーランド様から貴様…………オリバーの生命をとってくる事を命じられた……………。」
すると足元の海水がさらにひやりと冷たくなっていた。
「くっ………………………これは!!!???」
「「オリバー先生!!!!???」」
「クククッ………………俺の魔神キラーピラニーは………………全てを喰らい尽くす…………………だが獲物を食う方法が少し特殊でなあ………………」
さらに海面がパキパキと凍りついていく。
「クククッ………………海が冷たいだろう……そう………キラーピラニーは敵を凍らせて………。」
「食うんだ……………………………………。」
そう言い放ちニヤリと笑うベンダーグ。
その瞬間オリバー先生の足元が凍りつき動けなくなっていた。
「オリバー先生!!!???」
「先生ーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」
僕達にも次から次へと襲い来るキラーピラニーと戦い続けていた。
そして一際巨大なキラーピラニーマキシマムがオリバー先生に襲いかかっていく。
するとニヤリと笑うオリバー先生。
「はは……………そうか…………なら俺も………やってやろうじゃないか。」
「なにっ!!???………………クククッ……………その笑みは…………………強気なだけか……………この絶対絶命の状況から気でも狂ったか…………だがいつまでそんな態度でいられるかな。」
そう笑っていったベンダーグ。
その間にオリバー先生に襲いかかっていったキラーピラニーマキシマム。
するとオリバー先生がふぅっと息を吐いた。
「ふぅ………………お前…………本当にあのバーランドの配下なのか?」
「なんだと!!???」
「そんな巨大な身体を持っていながらも………バーランドの下として働いているとはね……。」
身体を震わせ出すベンダーグ。
「うるせえ…………………お前に何がわかると言うのだ……………………………………。」
眉間に皺を寄せそう語ったベンダーグ。
だけどオリバー先生の危機には違いはなかった。
「いい加減………………………死ねええええーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!」
グオンっと襲いかかるキラーピラニーマキシマム。
オリバー先生は足元を動けない状況になりながらも魔神具を手にする。
「ケットリーブロ…………………………さあいこう。」
オリバー先生のケットリーブロが魔神具の光からその姿を現していく。
光の猫騎士がその剣を手に構える。
「さあ行こう…………………ケットリーブロ。」
キラキラとした光を発しながらもキラーピラニーマキシマムを見据える。
次の瞬間飛び出していくケットリーブロ。
その剣技を放とうとケットリーブロが剣を構え飛び出していく。
するとニヤリと笑うベンダーグ。
ベンダーグの魔神具が怪しく光る。
それは青白い光を吹き出していく……………。
「クククッ…俺もマジェストだということをお前も覚えているだろう!?」
「分かっているさ…………………だからこの僕も。」
ベンダーグそう返したオリバー先生。
だけどその瞬間…………空自が変わった気がした。
すると僕達の動きも低下していった。
その時ベンダーグがニヤリと笑う。
「クククッ…………さあそろそろ効いてきただろう?この氷の世界を…………………………。」
ピキピキっと海面が凍りついていくスピードが上がっていった。
そして気がつくと…………………………………。
この海は氷の海へと変わっていたんだ。
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