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僕はレオン!~マジェスト伝説~少年は立ち上がる~  作者: 黒羽冥


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89/114

シーン89ベンダーグ。

エレメンタルイーグルを抱き抱えたケットリーブロ。

そしてそれを見ていた大男が口を開く。


「ぐふふ…………………なんだあお前ら!?」

「それはこちらのセリフなのだが…………お前は何者だ?」


すると大男は首を鳴らしながら告げた。


「ふん……………俺はこの海に生きる者……………そしてバーランド様の配下が一人…………『ベンダーグ』」


大男………………ベンダーグの言葉に僕達は驚きの表情を変えられなかった。

その名に………………オリバー先生は震えていた。


「なんだと……………バーランド……………だと。」

「くっくっく……………………………ああ……………俺の主があのバーランド様…………そして俺は水のベンダーグ。」


そう語りニヤリと怪しい笑みを浮かべる大男であるベンダーグ。

その怖いくらいの闘気に僕の身体も震えていた。

するとベンダーグは先程僕達が倒し、海面に浮いていた一体のサイボーグシャークの尾を掴む。


「ゴミが邪魔だな……………………………。」


そして思い切り振り回し……………オリバー先生に向かい投げつける!!

ブオンッと簡単に全長四、五メートルはあるであろう巨大なサメを投げつける怪力。

その力に驚き動けずにいた僕達。


「「先生ーーーーーーーーーーっ!!??」」


するとオリバー先生はつけていたサングラスを取り外し胸ポケットにしまう。


「ケット・リーブロ…………………………………。」


オリバー先生のケットリーブロが姿を現す………そして剣を構えるとオリバー先生が口を開く。


「大丈夫だ…………………僕は必ず君達を守る。」


僕達に目を向け微笑むオリバー先生。

ケットリーブロが飛び出していくと高く飛び上がる。

次の瞬間……………振り下ろす剣はサイボーグシャークを斬りつける!!

ズサーーーーーーーーーーーーーッとサイボーグシャークの身体を斬り裂くケットリーブロ。


「フン…………………こんなもの。」

「クククッ………………………………。」


サイボーグシャークを斬り裂いたケットリーブロに低く笑ったベンダーグ。


「ふん………………これは中々楽しませてくれそうだなあ。」

「そうかね……………それならさっさとかかってくるがいい。」

「フン……………まあそう焦るな…………………ここで俺とまともに戦えるのはどうやらお前くらいだからなあ。」

「なんだと…………それはどういう意味だ?」

「ああん?この戦いにそこにいるガキ共は邪魔だと言うことだ。」


そう言い放ったベンダーグ……………すると背中に背負っていた何かを手に取り取り出していく。

それはジャラリと鎖のついた何かだった。

鎖の先から巨大な針のついた鉄球が見えた。


「クククッ…………魔神具…………………『ポセイドンフレイル』」

「……………………………………魔神具……………だと?」

「ああ…………………………俺の魔神具はあのバーランド様より貰い受けたものだ……………我々はバーランド様の考えに従い動く者……そしてその名により…………………………………………。」

「消えろ………………………………………。」


そう言い放ったベンダーグは鉄球を放った。

すると鉄球から何らかの光が発生し形作っていく。

やがてそれは多数の機械のピラニアになり群れとなり飛んでいく。


「オリバー先生!!!???」

「これはやばい!!!!!」


そして僕達に向けられた多数のピラニアが牙を向けてきた。


「クククッ…。ああ……………どうしたオリバー……………………お前はバーランド様に歯向かいこうしてまだ生きてるみたいだなあ…………だがこうして俺がきたからには……ここで皆殺しだ………そして俺の魔神『キラーピラニー』はお前らを喰らい尽くす……。」


そう語ったベンダーグ………………どんどん放っていくキラーピラニーは僕達に向かい飛んでくる。


そしてその中でも一際巨大なキラーピラニーが姿を見せる。


「クククッ……………そしてこれはお前専用だ…………………オリバーよ……ガキ共が食われるのを見ながらお前も死ぬがいい……いけキラーピラニーマキシマム……………。」


巨大なキラーピラニーがオリバー先生に向かい襲いかかっていったんだ。

お読みいただきありがとうございました。



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