シーン85クラーケンなのかイカなのか。
ソフィアのエレメンタルイーグルがクラーケンへの攻撃を放った。
燃え上がるクラーケン。
次の瞬間。
クラーケンのボディへと飛んで行ったロデオトップがさらなる追撃を与える!!
ドゴーーーーーーーーーーーーーーーーーンっとその巨大な身体は大きく仰け反らせ倒れていくクラーケン。
「今度こそ!!!」
「いや!!!まだだソフィア!!」
するとアーサー君の見立て通りクラーケンの数本の足がムチの様にしなり二人目掛け襲いかかってくる。
「くっ!!これは!!」
「きゃあああああーーーーーーーーーーーーーーっっ!!!」
「いっけえええええーーーーーーーーーーエレメンタルライオン!!!!!」
僕が二人を救おうとエレメンタルライオンに命じた。
するとエレメンタルライオンは思い切りヨダレを垂らし、にたああーーーーっっと笑みを浮かべていた。
「あああっっ!!???やっぱりかああーーーーーーーーーーーっ!?」
叫んだ僕にニヤニヤしたエレメンタルライオンが告げる。
「ああ………………………任せておけよ。」
そう言い放ちエレメンタルライオンは走り出していった。
「エレメンタルライオン!!お前!!!」
「ああんッ!?なんだって言うんだレオン!!邪魔するんじゃ…………………ねえええーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」
そう叫んだエレメンタルライオン!!
もはや止まる事は無理だった。
地を蹴り砂ホコリを立てたエレメンタルライオンが巨大なクラーケンに向かっていく!!!
「イカ焼きイカ焼きーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!」
「うわあああーーーーーーーーーーー!!エレメンタルライオン!!お前そんなでかいの食べちゃダメだーーーーーーーーーーーー!!!」
「うるせえええーーーーーーーーー!!俺に指示するなレオン!!俺は許せねえんだ!!!俺のソフィアをあんなに危険な目に合わせたことが許せねえええんだ!!!」
そう言い放ち猛進していくエレメンタルライオン。
「ライ………………………ちゃん……………」
ソフィアが苦しげにそう言葉にする。
そんなソフィアと、そしてアーサー君の足にするすると絡みついたクラーケンの足。
「いやあああああーーーーーーーーーーーっ!?」
「くっ………………うあああああーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!」
そんな二人の足を捉え振り回し始めたクラーケン。
するとエレメンタルライオンがクラーケンの前に到着するばかりだった。
「ソフィアあああーーーーーーーーー!!」
「ライちゃん!!???」
二人の叫び声が響き渡る。
すると僕の中に流れ込んできたのはエレメンタルライオンの感情だった。
エレメンタルライオンに激しい怒りは僕の心も熱く高まらせてくる。
エレメンタルイーグルもソフィアが離れたらすかさず背に乗せようと空を舞っていた。
「エレメンタルライオン…………ソフィアを解放して。」
「ああ…………もちろんだ………………アイツは必ず助ける。」
そんな会話をしていた二体の精霊。
すると僕の中にも熱い何かが滾ってきた。
「いくぞ!!レオン!!!」
「わかった!!」
するとエレメンタルライオンは飛び上がっていく!!
そこへ飛んできたクラーケンの数本の足。
「ガアアアアアーーーーーーーーーーーーッ!!ゲソオオオーーーーーーーーー!!」
足に噛みつこうとしていくエレメンタルライオン!!
「イカはあああーーーーーーーーーーー!!そんなに食べたらダメだあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
僕は思わずそう叫んでいた。
「うるせえええーーーーーーーーーーーー!!」
赤く光ったエレメンタルライオン。
するとエレメンタルライオンの口から炎が巻き起こってくる。
そして。
「エレメンタルファイア!!!!!」
ゴオオオオオーーーーーーーーーーーーッと激しい炎がクラーケンの全身を焼いていく。
そして数分後。
ついにクラーケンは焼き尽くされ………………海岸に沈んでいったんだ。
その後。
エレメンタルライオンはクラーケン一体を食べてしまったのだった。
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