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僕はレオン!~マジェスト伝説~少年は立ち上がる~  作者: 黒羽冥


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シーン8エレメンタルイーグル

ソフィアのエレメンタルイーグルが滑空してくる。


「おおっ!!すごい」

「そっかあ………お前の妹のソフィアも魔神持ってるんだ。」


そんな言葉を口にする二人。


「そうなんだよ………僕のエレメンタルライオンと能力ももちろん違うけどソフィアもマジェストなんだよ。」

「二人ともすげえな。」


僕たちがそんな会話をしているとソフィアが叫ぶ。


「エレメンタルイーグル!!今よ!!」


するとオオカミに向かっていくエレメンタルイーグルが光を放ち始める。

そんなソフィアは手にしていた魔神具を振り回しはじめる。


「あれが魔神具ってやつ!?」

「ソフィアちゃんの魔神具はあの縄跳びなんだね。」


パパが作った魔神具に興味津々のアーサーくんとヘンリーくん。

するとソフィアの魔神エレメンタルイーグルが風を巻き起こしはじめる。


「風!?くうううっ!?」

「うわあああっ!?これがエレメンタルイーグルの能力なのか!?」

「そうなんだよ君たち…………あれがソフィアの魔神の能力なんだ………でもね………いいかい?魔神を使うって事はそれだけこの戦いに命懸けで挑まなければならないんだよ?」


二人にそういったエンポリオパパ………その表情は真剣そのものだった。


「命懸け…………………………。」

「そうなんだ。」

「そう……………君たちにはきっとレオンもあの子ソフィアもきっと話さないだろうけどレオンもソフィアも過去に辛い経験をして今があるんだ……………僕はね…………二人のその覚悟を知って………あの魔神具を与えたんだ…………。」

「おじさん……………………………………」

「そうだったんだ……………………。」

「君たちはそんな二人の事を知ってどう思うのか…………普通に暮らしてきたらきっと理解し難いし近づいてなにか危険な目にあったらって考えると思う………………でも………それでもあの子たちも普通に暮らしたいと思っていると思う…。」


じっと何かを考えている様子の二人。

そんなヘンリーくんがだき抱えていたうさぎの精霊。

それを見つけたエンポリオパパは何かを考えているようだった。

するとソフィアが声を上げた。


「そろそろ準備できたっ!!」


そしてビュンビュンと振り回していたソフィアの魔神具からは激しい風を発していた。


「これが魔神の力なんだ。」

「命懸けの力。」


するとオオカミはその力を持たない二人に狙いを定める。

それに気がついたソフィア。


「があああああーーーーーーーーーーーーっ」

「「きたああああーーーーーーーーーーっ!?」」


アーサーくんとヘンリーくんが恐怖に声を上げた。

するとソフィアが動き出す。


「はあああああーーーーーーーーーーっ!!」


魔神具を振り上げ…………………そして。


「魔神イーグル!!!「ウインドカッター」」


ズババババっとムチのような動きの縄跳びから放たれたのは風のカッターだった。

その力は大きなものになっていく。

そして空中で分散しはじめる。


花鳥風月かちょうふうげつ


ソフィアの声にズババババーーーーーっとオオカミの魔物は切り裂かれていったんだ。

ドサリと地に倒れ落ちたオオカミ。


「やった……………んだ。」

「本当に…………すごい。」


パパはそれに近づいていく。

そして状態を確認すると。


「やったなソフィア………偉かったよ。」


笑顔でそういったエンポリオパパ。


「ありがとうパパああっ!!」


そう言ってパパに抱きつくソフィア。

ソフィアは成長してるけど本当はまだ幼さも残る。

僕たちはその光景にほっと胸を撫で下ろす。

そして僕はあのオオカミに目を向ける。


「パパこれって?」

「ああ…………やはり…………………あのプールの時の怪物と同じ………『機械魔物サイボーグデビルだ。」


するとエンポリオパパはヘンリーくんに目を向けていた。


「パパ!?」

「ヘンリーくん?その精霊は?」

「はい…………あのオオカミに襲われそうになっていて……どうしてか分からないけれど…………この子が僕に助けてって言ってきた様に感じたんです………だからこうして。」

「そうか……………ならばこれから僕たちに着いてきてくれないか?」


僕たち三人は目を合わせる。


「「はい!!!!!」」


そして僕たち三人はエンポリオパパの後をついて行ったのだった。

お読みいただきありがとうございました。


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― 新着の感想 ―
サイボーグデビル‥‥脅威ですね。 続きが、愉しみです。
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