シーン77ケットリーブロの力。
エレメンタルライオンとケットリーブロはお互いをジッとみていたんだ。
「エレメンタルライオン!!やめてよ。」
「ん?なんだよ………俺は強くなったんだぞ。」
そう言ったエレメンタルライオンはケットリーブロを睨みつけている。
「先生………………こんなのやめさせてよ。」
「レオン………………これはいい機会だ………続けさせよう…………お互いの力をしっかり理解しておこうじゃないか。」
そう言ったオリバー先生はその光景をじっとみていた。
「でもさ………先生これって。」
「大丈夫だレオン…………………それならこうしよう。」
そういったオリバー先生は前に出るとエレメンタルライオンに言い放った。
「さあエレメンタルライオン………これで僕のケットリーブロが勝ったならこれからは僕の言うことを聞くこと………………いいだろう?」
するとふてぶてしくこたえるエレメンタルライオン。
「ふん……………まあいいだろう………だがこの俺ははるかに力を増したんだ…………お前の猫とは違う俺の力を見て……………。」
エレメンタルライオンは徐々にその身体を巨大化させていく。
「後悔するがいいーーーーーーーーーーっ!!」
するとケットリーブロに襲いかかっていくエレメンタルライオン。
「ガアアアアアーーーーーーーーーーーーッ!!」
その時……………………………ケットリーブロの目が光った気がした。
「さあ。じゃあやるか。」
そうこたえたケットリーブロは剣を構えていた。
激しいエレメンタルライオン攻撃…………。
するとケットリーブロは剣を構え立っていた。
「その余裕な顔……………………絶望に変えてやる!!!」
「さあやってみな。」
そして突然大地に剣をつきたてたケットリーブロ。
手を合わせ何かを唱えていく。
「ガアアアアアーーーーーーーーーーーーッ」
「大地の精霊ノームよ…………………我がケットシーの力をここに………………………………。」
そう言ったのはケットリーブロだった。
その瞬間。
ケットリーブロの足元の大地が揺れ動く。
そしてボコボコっと大地は盛り上がっていく。
巨大な岩の壁が目の前に現れる。
「んなああああっ!!!」
ドガッと壁に叩きつけられた形になりエレメンタルライオンはズズズと地面にずり落ちていった。
「エレメンタルライオン!?」
「ふふふ………………僕の高い魔力は知っているだろう?エレメンタルライオン。」
地面に沈んだエレメンタルライオンの身体はピクピクと震えていた。
「ガアアアアアーーーーーーーーーーーーッ!!貴様こんなのは反則だろうが!!!???」
「何を言っているんだいエレメンタルライオン…………これは戦いなんだぞ………君は確かに巨大な力を得たかもしれないけど………隙が………。」
「うるせえええーーーーーーーーーーっ!!」
激しく叫び再び襲いかかっていく壁を避けエレメンタルライオン。
ケットリーブロがニヤリと笑みを浮かべていた。
「ふぅ……………………少しは冷静になりなよ。」
「うるせえ…………………………………このアホ猫が!!!!!」
今度はするするとその姿を縮め素早い動きを得たエレメンタルライオンがフェイクをいれて攻撃に転じる。
「おっと少しは考えたかな?」
「この生意気な猫が!!!今に食らいついてやるぜ!!!!!」
そう叫んだエレメンタルライオンは素早い動きでケットリーブロに向かいそう叫び襲いかかっていく。
「風の精霊シルフ………………風を我が力と変え……………………力となれ……………………。」
突然激しい風を巻き起こしそれは小さな竜巻が巻き起こりエレメンタルライオンの身体は風によりグラついていく。
「くそっ!!これはっ!!!このアホ猫がああああああーーーーーーーーーーーっ!!」
吹き飛ばされていくエレメンタルライオン…………そしてそのままズシーーーーーンっと大地に叩きつけられるエレメンタルライオン。
「ぐああああーーーーーーーーーーーっ!!」
スタっと大地に足をつけるケットリーブロ。
「ふふ…………………………。」
不敵な笑みを浮かべたケットリーブロ。
「ね………………………だからいったでしょ?」
そんなケットリーブロを目にしながら震えていたエレメンタルライオンがいたんだ。
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