シーン76エレメンタルライオンVS
僕達は巨大ムカデを倒したんだ。
そしてそのまま地上に降り立った。
「やった…………………………。」
「ああ……………………」
そういったエレメンタルライオンはエレメンタルイーグルの背に乗ったソフィアに目を向けていた。
「ソフィア大丈夫だったか?」
「うん………………ありがとうエレメンタルライオン。」
「ふふ…………………私が着いているのだから大丈夫ですけど?」
そう張り合うのはエレメンタルイーグルだった。
「ちっ………だが……お前はいつも甘いじゃねえか。」
「なっ!!貴方の方が色々酷いと思ってましたけど?」
「バカ言うんじゃない!俺はソフィアを見守っているだけだ。」
「そうかしら?あのねえ………あなたの行動レオンにもそしてソフィアにもバレバレよ。」
「んなぬうっ!!???」
アホ面して僕達を見ているエレメンタルライオン。
それは僕達から見てもとても滑稽だった。
「あはは、エレメンタルライオンその顔」
僕は口をあんぐり開けたエレメンタルライオンはプルプルと震える。
「そ……………そんなことないよエレメンタルライオンちゃん………………………。」
優しくそういったソフィア……………。
悲しげな表情でソフィアを見つめるエレメンタルライオン。
するとそこへやってきたのはオリバー先生だった。
「ふぅ……………………君たち………………………。」
「おや…………貴方はケットリーブロと…………オリバーですね。」
「ん?なんだお前……………………………………。」
オリバー先生に向かいそう言い放ったエレメンタルライオン。
それは何やらお互いの視線からバチバチと火花を散らしているのが見えた気がした。
「僕はオリバーだ……………君ももう僕の事は知っているだろう?」
「ふん……………お前はソフィアに近づいてくる男だ……………よおく知ってるぜ。」
「ああそうかい……………………まあ僕が話したい事はそういう話ではなくてだね。」
「ああん!?じゃあなんだよ。」
するとオリバー先生はエレメンタルライオンに告げる。
「君はようやく話せるようになったようだが……………………これからどうするつもりなんだい?」
「はあ!?そんなのお前に関係ないだろ」
「いや…………そうはいかない……………君はレオン君の魔神…………………なんだからね。」
オリバー先生の言葉に僕をジト目しみているエレメンタルライオン。
「こいつが…………………………………………!?」
「ああ……………君たちはどうやらパワーアップしたのだけれど…………君一人じゃどうにもならないことは分かるだろう?」
「ふん………………それはどういう意味だ?」
「そういうことだよ…………………君はパワーアップしたようだがまだまだ弱い……………だから今のままではこれから敵と戦う事では苦戦していく事だろうねえ。」
「何が言いたいんだ?」
ニヤリと笑みを浮かべたオリバー先生が口を開く。
「君たち全員……………………これから僕に着いてきて欲しい……………君たちの戦いを見てきたけれどここから更に力を得ていかなければならないと僕はそう思っているのだが。」
「ふん……………偉そうに。」
「そういう君はどうなんだいエレメンタルライオン?」
「なんだと?」
「確かに君たちはこれまで結果を出したことは僕も認識している………………………でもそのままでは確実に負けるだろう。」
ピキピキと怒りをみせるエレメンタルライオン。
だけれど先程の戦いの時とはなんだか違う様子だった。
「じゃあそういうなら試してみろよ。」
「……………………………………………………。」
エレメンタルライオンの言葉に静かにその様子を見ていたオリバー先生。
するとエレメンタルライオンが先程同様……………炎を身に纏っていたんだ。
「くくくっ……………………どうだ俺の炎は………このままお前を焼き尽くすことも可能だぜ。」
「へえ………………………まあその炎は確かに強力だねえええ…………………でも甘い。」
キリリと目を細め更に四足で立ち構えるエレメンタルライオン。
そんなエレメンタルライオンに対してオリバー先生のケットリーブロが笑みを浮かべていたんだ。
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