シーン75エレメンタルライオンの怒り。
僕達が上空に飛び出した。
すると眼下に見えたのはうねうねとうねり狂っていたのは地面からその触手を伸ばした巨大な足を見せていたのはムカデだったんだ。
そのムカデの顔にある長い触覚のようなものが長く伸びソフィアを捕らえていたのだった。
「う………………おにい………………ちゃん…………エレ………メン……タル…………………………ライ……オンち………ゃん…………………。」
涙目でそうつぶやいたソフィア。
するとエレメンタルライオンはその身体の光を大きくしていった。
それはより大きくなっていく。
「ソフィア!!!今!!!」
「ソフィア…………………お前にこわい思いさせたこいつは……………………許さん!!!」
激しい怒りなのだろうか………エレメンタルライオンの身体中を青い炎が包み込んでいた。
「エレメンタルライオン……………お前。」
「うるせえ……………俺はこんなカス魔物がベタベタと俺のソフィアに触れてるのが許せねえんだ。」
「ふぅ………………お前何言ってるんだよエレメンタルライオン。」
「なんだよレオン………………………………?」
「ソフィアは僕の妹なんだぞ…!?」
「ああわかってるさ。」
そう悲しげに言ったように見えたエレメンタルライオンはソフィアを見つめていた。
するとその時巨大な百足はソフィアへと牙を立てようとしていたんだ。
「グギギギ…………………………………………………。」
「だから触るなと言ってるだろう。」
エレメンタルライオンの静かな怒りを感じるその声。
次の瞬間。
激しい光を放っていくエレメンタルライオンは一気に巨大ムカデの目の前まで降りていく。
そして巨大ムカデの前で身構えるエレメンタルライオン。
「お前はゆるさねえ。」
エレメンタルライオンはムカデに向かい突っ込んでいった。
燃え上がる炎はさらに巨大化し、巨大ムカデの身体を包み込んでいく!!
「ギギギギギ………………………………!!!???」
巨大ムカデが炎に反応しソフィアに向かった攻撃が止まる。
「キャッ!!!!!」
驚いたムカデがソフィアの身体を手放してしまい彼女の身体が宙に投げ出されていった!!
その瞬間。
「イーグル…………もう動けるだろう………任せた。」
そう叫んだエレメンタルライオン。
するとイーグルがスーッと姿を見せた。
「ええ………………ありがとうございますエレメンタルライオン………………私もどうやら動けるようになったみたいです。」
そういったのはエレメンタルイーグルだった。
なんとエレメンタルイーグルの言葉も僕達の耳に届くようになったんだ。
「ふん…………お前も話せるようになったのか。」
「ええ…………私もどうやら……………あ、でも今こんな話をしてる場合では……………ない…………ソフィア。」
「えっ?エレメンタルイーグル……………………。」
トスンッと巨大化したイーグルの背に落ちたソフィアの身体。
「エレメンタルイーグル…………ありがとう。」
「ええ………………もう大丈夫です。」
すると燃え上がる巨大ムカデは炎にまかれ激しくのたまいながら最後の攻撃を仕掛けてくる。
「お前はもう終わりだ……………………」
そういったのはエレメンタルライオンだった。
エレメンタルライオンは再び巨大ムカデに走りよっていく!!
「エレメンタルライオン!!!いこう。」
「ああ。いくぞレオン!!!」
僕達の思いは今………………一つになった。
「「獅子………………………………………………」」
巨大ムカデに食らいついていくエレメンタルライオン。
『『獅子…………………………………炎王……………。』』
再び激しい炎が加えられ巨大ムカデの身体を激しく焼いていく。
『グギギギ………………………………………ガアアアーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!』
悶え苦しむ巨大ムカデ。
そして次第に動かなくなっていった巨大ムカデは…………………………。
その身体が崩れていく。
そして………………ボロボロと崩れ………………。
沈んでいったんだ。
「やった。」
「ああ………………………………………もう終わりだ。」
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