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僕はレオン!~マジェスト伝説~少年は立ち上がる~  作者: 黒羽冥


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シーン74エレメンタルライオン覚醒。

「きゃああああーーーーーーーーーっ!!」


それは塀の外から聞こえてきたソフィアの叫び声だった。


「ソフィア!!???」

「いやああああーーーーーーーーーーーーっ!?」


ソフィアの声が聞こえる。


「くそっ!!行かなきゃ!!」


引きづられながらそう声を上げた僕。

すると突然方向変換したエレメンタルライオン!!


「んあっ!?エレメンタルライオン!?」


そして僕達の目の前に壁が見えてきた。


「うわああああーーーーーーーーーーーっ!?エレメンタルライオン!!壁が!!???」

「うるせえええよ!!!」


そう言ったエレメンタルライオン。

それは何か必死になっているようだった。


「わかってるんだ……………………アイツが…………ソフィアが今助けを呼んでるんだ!!!」

「エレメンタルライオン:!?」

「さあ………………………壁を抜けるぞ!!???」

「えええええーーーーーーーーーっ!?エレメンタルライオンは精霊だから抜けられるだろうけど僕は無理だあああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!?」

「いやいやまだ諦めるな!!レオン!!為せば成る為さねば成らぬ何事もおおおおおおおおおおおおおおおおーーーーーーーーーーーーっ!?」

「いやいや物質的に無理だあああーーーーーーーーっっっっっっっっっ!!!!!」


その時。

もう僕達の目の前にはもはやぶつかるであろう壁が迫りつつあった。


「ギャアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!?」


すると………………………………。


「うるせえ…………………………………大丈夫だ…………落ち着け.…………………………………。」

「エレメンタルライオン!?」

「俺が今までお前を助けてきてただろ………………俺を信じてろよ…………な!?レオン。」


真剣にそう言ってきたエレメンタルライオン。

だけど…………………………………。

だけど…………………………………………………………。

これまでのエレメンタルライオンと僕の関係を思い出してみる僕。

よく考えるとエレメンタルライオンにはこれまで沢山嫌がらせを受けた数々の思い出だけが頭に浮かんでくる。


「あ、ああ…………………………………………。」

「どうしたレオン?」

「僕.………………………………今までお前に嫌がらせ受けた思い出しかないんだけど。」

「なんだとおおおおおーーーーーーーーーーーーっ!!!」


エレメンタルライオン叫び声……………そして僕達は壁が迫っていた!!!


「ちっ……………………………こうなったら…………。」


その瞬間…………エレメンタルライオンは力を解放していく。

するとそのスピードは格段に上がり。


「ウオオオオオオオオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!」


ダダンっと壁を蹴り上げ……………そして駆け上っていく。


「のおおおおおおおおーーーーーーーーーっ!!」


僕の叫びと共に垂直の壁を駆け上っていくエレメンタル。

そして壁を登りきったエレメンタルライオンの身体が壁から離れていく。

すると今度は落下していく僕達 。


「うおおおおーーーーーー落ちるうううーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」


エレメンタルライオンは視線を真下に向けたいたようだった。

すると。


「ソフィア………あそこか………………………いくぞレオン…………」


グンッと僕の身体を引っ掛けたエレメンタルライオンは空中を蹴りながらソフィアの元へ駆けていく。


「おおおおおおおおおおおーーーーーーーー落ちるううーーーーーーーーーーーーっ!!!」


シュンシュンシュンッと今度は空中を駆け下りていく。

そしてなんとソフィアをとらえていたのは「」型の魔物だったんだ。


「クククッ……………………あのやろう……………俺の女にあんなことしやがって……………。」


そう言い切ったエレメンタルライオン。


「えええーーーーーーーーーっ!?いつの間にそんなことに!?」


そしてエレメンタルライオンは僕に声をかける。


「いくぞレオン…………………………………。」


「う……………………うん。」

お読みいただきありがとうございました。


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