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僕はレオン!~マジェスト伝説~少年は立ち上がる~  作者: 黒羽冥


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シーン71二人の魔神と。

フェロームとスモークフォックスが目を合わせていた。

イタチとキツネが見つめあう奇妙な光景。

それをじっと見ていた僕たち。

すると。

イタチとキツネはにこりと笑みをみせた。


「おおっ!!君は昔どこかで見たことがあるであります!!」

「そうですね…………私はその昔山の精霊でした………もしかしたらあなたが遊びに来た時あったのかもしれません。」


そんな会話をはじめたフェロームとスモークフォックス。

どうやらその会話から昔馴染みのような精霊だった。


「これって…………………さ。」

「うん………………お兄ちゃん…………………。」

「何か知り合いみたい…………………だね。」


僕たちの言葉にそう反応してくるキャリーちゃん。


「でも…………本当に凄い魔神だねキャリーちゃんのスモークフォックス………こんなにはっきり話せるってことは…………本当に凄い。」

「そうなの?レオン君の魔神は話さないの?」

「うん………そうだね………僕たちの魔神具はパパが作ってくれたものなんだよね。」

「えっ!?レオン君とソフィアちゃんのパパが!?」


するとエンポリオパパが口を開く。


「そうなんだ…………ここにいる皆の魔神具は僕が作ったものなんだよ。」

「そう………なんですね。」

「うん……………だからオリジナル魔神具ではないから精霊の種類によってもだけれど特別に強力な精霊の力を借りた魔神具はまだ作れてないんだ………だからそれが意味するところは自我が強すぎる魔神具は僕は完成させていないっていうことなんだよ。」

「なるほど……………でもそれなら私の魔神具はオリジナル魔神具ということなんですか?」

「きっとそうなんだろうね………だからこそちょっと僕は君のこの魔神具を見てみたくなったんだ。」

「そうなんですね……………。」

「でもね…………僕はあの『勇者』と一緒に戦ってきたんだけど………………確実にあの時…………魔王は倒れてこうして今があるんだけど………今…………新たな悪の力が現れたんだ。」


エンポリオパパのその言葉に驚きの表情をみせたキャリーちゃん。


「その為に僕たちは今こうして力を合わせて戦おうとしていてね……キャリーちゃん………君にその協力をして欲しいという話はまた別の話だ……でも確実にレオン達……そして君も通い始めた学校…………そしてこの街に現れ始めた魔物はきっとまた姿を見せるだろうと思っているんだ。」

「そうなんですね…………だからあんな魔物が,………………。」

「そうなんだ……………そして分かっていることは魔物は精霊の力を持った我々マジェストを確実に狙ってきているんだ。」


エンポリオパパの声にキャリーちゃんは震えた。


「私の…………私を育ててくれてるパパもママもこの力のことは知らないし危険なことに巻き込みたくないんです。」

「そうだね…………だからこそ………僕たちも君と君の両親も守って行くことを約束しよう。」


その言葉に涙で目を潤ませたキャリーちゃん……そして肩に手を乗せたオリバー先生。


「もちろん僕たち大人がサポートするよ。」


するとキャリーちゃんの手を取り……口を開いたのはヘンリー君だった。


「僕たちもいるよ………………キャリーちゃん。」

「ヘンリー君……………………ありがとう。」

「ヘンリーも本気になったってことはもちろん俺達も協力するからさ。」


アーサー君の手がヘンリー君の肩に……二人は笑顔を向けていた。


「キャリーちゃん……………もちろん私も一緒に戦うし…………………お兄ちゃんもここにいる………アレ?お兄ちゃん!?」

「ん………………うん!もちろんだよキャリーちゃん!!」


その時……………僕の魔神具がより光り出していた事に僕は驚いていたんだ。

そして僕は我に返りキャリーちゃんに目を向けていた。


「皆………………本当にありがとう…………この街に来たのは運命とか……私に何かあったんだと思ってる………………だからこれからもよろしくお願いいたします。」


キャリーちゃんの言葉に皆が笑顔でこたえていた………するとソフィアが声を上げる。


「あ、そういえば………………。」

「「ん!?」」

「ヘンリー君ずっとキャリーちゃんの手を握ってるね。」


ソフィアの鋭い言葉にキャリーちゃんの顔も真っ赤だった。


「ソフィアちゃんやめてくれよーーー……恥ずかしいじゃないか。」

「あはは。」


そんな会話に僕たちは笑い出す。

そしてキャリーちゃんもまた笑顔を見せていたんだ。

すると、その時………………………。

お読みいただきありがとうございました。

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