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僕はレオン!~マジェスト伝説~少年は立ち上がる~  作者: 黒羽冥


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シーン64ヘンリー君を応援せよ!

翌日………ヘンリー君を応援するといった僕達だったのだけど。


「な、なあレオン………俺さこういうの苦手なんだけど………応援すると言ったけど具体的に何をすればいいんだ?」

「えーーーーー!!アーサー君が分からなかったら僕は何も分からないよ。」


僕達はそんな話をしながら悩んでいたんだ。

するとそこへ声をかけてきたのはソフィアとアニーちゃんだった。


「お兄ちゃん!?」

「アーサー君も……………えっと………………。」

「どうしたんだ?」


そんな二人は腕組みをしてニヤリと笑みを浮かべた。


「「恋の悩みは………私達に任せなさーーーい!!!」」

「「なにいいいーーーーーーーーーっ!?」」


僕達に自信満々にそう言ってきたソフィアとアニーちゃん………いやアニーちゃんは乗せられてるようで照れながら言っている気がするけど ソフィアに何か吹き込まれてるのだと思う。


「なんだよソフィア………偉そうに。」

「うるさいよお兄ちゃん………お兄ちゃんたちがヘンリー君を助けてあげるにしても恋愛経験が少ないお兄ちゃんにはこれは無理だと私は思うわけよ。」

「お前だってそこまで…………。」


そう言いかけた僕の言葉を遮ったソフィア。


「お兄ちゃん!!」

「なっ……………なんだよ……………………………。」

「女の子はね…………………………恋愛に敏感なのよ……………男の子よりも恋愛を分かってるの………………………分かる?」

「そ…………そうなの?」


僕はそんな強気なソフィアにタジタジになってしまう。


「そうよ………………だからヘンリー君のことは私達に任せなさい!!」

「「は…………はい…………………………。」」


こうして僕達はヘンリー君の恋を全面的に応援することになったんだ。

「それでヘンリー君はあの転校生………キャリーちゃんに一目惚れしてしまった…………そういう事よね。」


ヘンリー君は頷きこたえる。


「うん………………確かにそうなんだよね………でもさ、こんなこと僕初めてなんだよね……だからこれが恋かって聞かれたら良くわかってないんだけど……………………………。」

「それが中途半端よね。」

「えっ!?」


驚くヘンリー君…………そんなヘンリー君に口を開くソフィア。


「あの転校生のキャリーちゃんは凄いモテるみたいだね…………ヘンリー君。」

「…………………!!!……ソフィアちゃん………。」


苦しそうな表情を見せるヘンリー君。

するとソフィアは告げた。


「ヘンリー君………………それがヘンリー君が彼女…………キャリーちゃんが好きになったって事よ……………。」


震えるヘンリー君がその言葉にソフィアの顔を見る。


「ソフィアちゃん…………………僕どうしたらいいかな?」

「うん………………………………好きならだけどまだ日も浅いしね……………今は一目惚れっていう状況だけどそれが本当にそうなのか…………それはまだ早いかもしれないからしばらく見守りながら彼女に好かれる為のアプローチをしていくっておうのはどうかな?」

「ソフィアちゃん…………それって!?」

「彼女は文武両道っていってたよね………だからヘンリー君も今まで以上に勉強も運動も彼女から注目されるくらい頑張ってみないといけないんじゃないかな?」


すると目を見開き何かを決意したような表情をするヘンリー君。


「うん………………そうだね……………分かったよ……ソフィアちゃん。」

「うん!!頑張ってみてよヘンリー君。」

「さすがソフィアちゃん………それに何かを頑張ってる姿って女の子からしたらキラキラして見えるし私も応援してます…………ヘンリー君。」


そう語り笑顔を見せたアニーちゃん。

するとヘンリー君は何かに火がついたかのように打ち震える。


「二人ともありがとう…………………僕頑張ってみるよ!!!」

「「うん!!頑張ってヘンリー君。」」


なんとこの事でヘンリー君は何かが変わった気がした。

そしてそれからのヘンリー君。

今まではニコニコ笑みを見せる柔らかそうな雰囲気だったのが今では目力が強力になったように感じた。

勉強は徐々に成績が上がっていった。

そして体育もかつての彼ではないほど………そのやる気は以前とは比べ物にならないようになっていったんだ。

ときどき二人で話す姿も見られたんだ。

楽しそうなヘンリー君………そして満更でも無さそうなキャリーちゃん。

僕達はそんなヘンリー君とキャリーちゃんを見ていたんだ。

お読みいただきありがとうございました。

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