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僕はレオン!~マジェスト伝説~少年は立ち上がる~  作者: 黒羽冥


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シーン57モスマシーン。

ジャックとオリバー先生は暗い闇の中へと走り出し消えていく。

それて先へと入っていく。


「これは……………… 」

「先生何かあったの!?」

「いや……………………この迷宮……………動いている。」

「なんだって!?」

「よく見ろ………わずかずつだが………動いているようだ……………これがこの迷宮の恐るべき能力か……………………」

「オリバー先生…………どうする!?」

「ひとまずあいつらと合流しなければならない………………いくぞ………ケット・リーブロ……………………「経路案内ナビゲーション」」


するとケットリーブロが光の矢印となっていく。


「先生………………すごいなアンタ。」

「ああ……………さあ僕の可愛い生徒は必ず守る。」


そしてオリバー先生とジャック先輩は走り出したんだ。

「ん!?はっ!!???」


僕が気がつくと目の前はやはり真っ暗な空間内だった。


「暗闇………………か。」


周囲に漂うひんやりとした空気に僕の鼓動早くなる。


「ウイリアム先輩!!???」


先程まで一緒にいたウイリアム先輩が消えていた。

僕は自身のホルダーに手を添える。


(魔神具……………………良かった……エレメンタルライオンはいてくれる)

(このままでは移動もできないな……よし、エレメンタルライオン!!)


僕の目の前に飛び出したエレメンタルライオン。

いつもながら小憎たらしいが今はやはり頼りになる。

そしてその身体から発光した青白い光がこの部屋を徐々に照らしてくれた。

周囲に目を向けていくとここはどこかの一室だったようだ。

すると突然僕の目の前に現れたのは精霊の一人だった。


「あれ!?……………………………君は!?」


僕の声に精霊は姿を変えていく。

それはなんとゴーストの姿へと変わっていったんだ。

すると僕の意識に流れ込んできた僅かな声が聞こえてきた。


「たす…………………………けて…………………………。」

「君は!?」

「ここに…………………眠っているの………………。」


僕がその声にハッとする。

もしかしたらここで行方不明となった……。

これはその人の魂……………なのかな。

そう考えると切なくなってしまう。

するとそのゴーストが続ける。


「ついて……………………………きて。」


その声に僕は立ち上がる。

そして彼女についていったんだ。

一方。


「ああ……………………動けない。」

「くっ!!!???これは!!はなしやがれ!!!」


そう声をあげたのはソフィアとアーサー君だった。

両手足を何かで捕らわれ動けなくなっていた二人。

すると離れた所で捕らわれていたのはヘンリー君とアニーちゃんだった。


「くそっ!!ヘンリー!!アニー!!??」


だけどアーサー君の声に二人は気絶しているのであろう動かなかった。

すると自分たちを捉えていたのは繭の糸のような何かだった。


「なんだこれは!!?」


目を向けるとアニーちゃんとヘンリー君の膝まで繭のようなもので隠されていたんだ。


「これは……………魔物なのか!!!???」

「分からないけど…………………これ。」


するとソフィアに向かって何かが糸を吐き出してきたんだ。

そしてその糸はさらにソフィアの足元から繭の作成を続けていくみたいだった。


「なっ!?やめろ!!!!!ソフィアにするなら俺を先に繭にしろ!!!!!」


そう叫んだアーサー君。

だけど無情にもその糸は止まらなかった。

すると奥の方から何者かの足音が聞こえてくる。

それは羽根をカサカサと震わせでてきた機械の身体の巨大な蛾だったんだ。


「モスマシーン!!!???」

「いやああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ」


ソフィアの叫ぶ声。

だけど無情にも足元から繭化させられてくるソフィアの身体。

モスマシーンは羽根を広げ何かを撒き散らしてくる。


「これは!?毒粉!?眠り粉なのか!?くっ……………………身体が痺れてきた。」

「うああああーーーーーーーーーーっ!?」

「いやああああああーーーーーーーっ!?」


ヘンリーもアニーもこの粉を躱せず吸い込んでしまう。

アーサー君の意識も次第に朦朧としてきてしまう。


「ダメだ………これは…………………………………。」

お読みいただきありがとうございました。


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