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僕はレオン!~マジェスト伝説~少年は立ち上がる~  作者: 黒羽冥


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シーン43ジャックの変貌。

ウイリアムは苦しむジャックを見て心配していたんだ。


「大丈夫か?」

「なっ!!なんだお前!!!くっ…………俺に構うんじゃない!!???」


そう言い放ったジャックはガタガタと身体を震わせていた。

すると次の瞬間………激しく喚き出すジャック。


「うがあああああーーーーーーーーーっ!?」


そして激しくのたうち回ったジャック。


「ジャックくん!!???」


ジャックをウイリアムは何とか押さえつける。

するとゆっくり…………ジャックは震えて。


「お前…………な……………なぜ…………俺を……………………!?」

「君が苦しんでるから…………………放っておけなかった。」

「ウイリアム…………………………………。」

「なんだい?」

「お………俺…………お前をイジめて………ほ………本当に……………わる…………かった……………。」


涙を流しそう呟いたジャック。


「ううん………………もういいよ……………今は君が心配だから。」


ウイリアムは涙を零し…………そう呟いた。

何があったのかウイリアムに謝罪したジャック。


「ほ……………本当に……………俺が………………。」


そう言ったジャック……………だが……その時。

ドンッっと激しくジャックの身体が跳ねたんだ。


「ジャックくん!!???」

「うがあああああーーーーーーーーーーっ!!」


激しくジャックの身体が地面に打ち付けられたその時。

ジャックの身体……………そう………背中から突然何かが出てきたんだ。

それは巨大な黒い足のようなものが生え出してきたんだ。


「うあああああーーーーーーーーーっ!?いてえええよおおおーーーーーーーーっ!?」


涙を零し叫んだジャック。

そして顔面が蒼白になっていくジャック………。


「ジャックくん!!???」


震えそう言い放ったウイリアム…………するとウイリアムくんの肩に手をそっとのせたのはオリバー先生だった。


「えっ!?あなたは?」

「僕は新しく君たちの学校の教師になったオリバーという。」

「先生……………なんですね。」

「ああ……………君達の話は聞かせてもらったよ…………君は大分………辛かったね…………でも君は本当に………強かったね。」

「せ……………………先生……………………………。」

「もう大丈夫………………さあ………………ここからは僕の領域だから。」

「先生?」


ウイリアムくんにそう言ったオリバー先生は歩き出す………そして。


「さあ…………それがお前の正体だな。」


ジャックにそう言い放ったオリバー先生。

するとジャックの目が…………白目から…………赤い目に変わっていった。

赤く光るジャックの目……………。


「グギギ………………………」

「魔物………………支配しているな……………だがその身体からは出ていってもらおうか。」

「グガガガガ………………………………ガアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!??」


ジャックの身体から突然巨大な虫の脚が飛び出しオリバー先生に向かっていく!!!

するとオリバー先生は新しい魔神具であるスマホを手に構える。


「さあ…………ニューケット・シー…………いこう。」

「フニャアアアーーーーーーーーーーーーッ」


どこからともなくケット・シーの声が聞こえるとその姿を現した……………それはアーマーを身に纏った猫の顔を持つ騎士の姿だった。


「さあ………………お前出てこいよ。」


オリバー先生の声に……………ジャックの身体から巨大な姿を現したのはどこかで見た気がする昆虫…………『カマドウマ』だ。

鉄のボディの巨大なカマドウマ。

そいつが完全にジャックの身体から離れた瞬間………………オリバー先生に目を向けていた。

するとそこで巨大カマドウマはなんと震えだしていた…………そして。


「なんだアイツ……………………………。」


巨大なカマドウマが目の前で分裂……………二体のカマドウマへと増えてしまったんだ。


「なにっ!!???」

「増えてしまった。」


オリバー先生とヘンリーくんが叫ぶ。

すると二体のカマドウマがこちらをみていた。

そこへ声を上げたのはアーサー君だった。


「ジャックに優しく許そうとしてるウイリアム先輩……………本当にかっこいいよ……………そんなウイリアム先輩もアニーちゃんだって…………これからきっと笑って暮らせる日を取り戻すんだ……………だから………………この場は……………。」


アーサー君が自分の魔神具を手に取り構える。


「僕がおさめてやる!!!」


そう言い放ったアーサー君はカマドウマの前に立った。

そして。


「はあああああーーーーーーーーーーっ!!」

お読みいただきありがとうございました。

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