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僕はレオン!~マジェスト伝説~少年は立ち上がる~  作者: 黒羽冥


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シーン42悪支配のジャック。

「クククッ…………なんだコイツ…………笑わせるぜ!何が新魔神具だあ!?ただのスマホじゃあねえか?」


そう笑いながらジャックはソフィアを抱き寄せていた。


「ははっ!!ほおら何をするのか分かんねえけど警察でも呼ぶつもりか??そんな脅し俺にはきかねえからな!!!」


そう言い放ち自分の言葉に酔っていたジャック。


「もう一度言う……………その手を離すんだ。」

「はあ?やだね……………なぜお前の言う事聞かなきゃないないんだ?」

「そうか。」


するとスマホを翳したオリバー先生……………。

パーッと光を放ちオリバー先生の目の前に姿を現したのはケット・シー………………いやなにか所々が変わっていた。


「先生……………それは…………やっぱり…………先生魔神ケット・シーなのに何かが明らかに変わっているよ」


僕はそう声をかけていた。


「そうみたいだね…………これは僕も驚きだよ。」


そういいながらオリバー先生は魔神具であるスマホを眺めていた。

そんなケット・シーに改めて目を向ける………確かに以前のケット・シーとは違っていた。

二足歩行は以前からだし……白い体毛も以前のまま………だが何故か全身がシュッとしてる。

僕たちがそんなケット・シーに見とれているとなんと魔神ケット・シーは声をあげる。


「なんだこれ…………」

「「えっ!?…………魔神が………………………」」

「「喋った!!!!????」」


僕たちはその光景に驚きを隠せなかった。

でも確かにエンポリオパパとアンナママの魔神は声をあげる事を思い出す。


「確かに………パパとママの魔神は意志を持ち魔神と意思疎通することでずっと強くなったって言ってた事があったよ……………………………………。」

「それは聞いた事あるよね……………私もその話を確かにきいたよ………………だから私は頑張ってここまでイーグルと仲良くやってきたんだもの。」


僕の言葉にそう返したきたソフィア………するとオリバー先生は口を開く。


「さあどうする?僕は君とでも戦うぞ。」

「ふざけるな!!!俺に何かしたらうちのパパが許してくれないからな!!!???あがっががあがああああーーーーーーーーっ!?」


そう叫んだジャック……………だけどその声と言葉が突然変わっていく。


「何今の!?」

「先生…………………ジャックが何かがおかしい……………………………。」


するとオリバー先生が口を開く。


「やはりか……………………こいつら。」

「なんなの先生!?一体どういうこと?」

「ソフィア……………ああ……………これはおそらく……………これまで僕たちが戦ってきた魔物を洗脳して操ってきていたあの「機械魔物サイボーグデビル」による影響なのかもしれない。」

「先生それって!?」


僕も思わず声をあげていた。


「ああ……………レオン……………君もこれまでの敵を倒してきたならわかるだろう?」

「うん………………僕が倒した魔物たちから這い出てきたあの虫だね。」

「ああそうだ…………僕はこの彼らをじっと観察していた………………よほど人間とは思えない行動と発言……………これは何かあるのではないかと考えていたが………まさかこうして…………我々ヒューマンにも寄生しているとは。」


そう驚き言い放ったオリバー先生。


「それならやはり……………この身体から離れてもらわないと収集がつかないな。」


オリバー先生は続ける。


「僕のケット・シーはね…………………変わったんだ…………以前とは全く違う………」


そう呟いたオリバー先生の身体がケット・シーと共に光っていく……………ケット・シーとオリバー先生の身体から溢れ出してくる眩い光はジャックへと流れていく。

そしてジャックの身体を包み込むと。

突然苦しみだしたジャック。


「ぐふっ………………………がはああああっ!!!」


ソフィアをほおりだし、そして地に這いつくばりだすジャック。

そしてそんなソフィアを抱き抱えるオリバー先生。


「せ……………………先生…………………………。」

「もう大丈夫だよソフィア。」


何故か顔を赤らめていたソフィア…………するとさらに苦しみだし胸を抑えのたうち回るジャック。

僕たちの目の前で苦しみ悶えるジャック。

ジャックの友人たちはそんなジャックを見て驚き固まっていた。

そして一人がつぶやく。


「ぼ……………僕たちは何も関係ないぞ」

「ああそうだな………元々脅されて一緒につるんでいたようだったもんな」


そう言い放ったジャックの友人たちは恐怖から逃げ去ってしまった。

結局自分が皆一番かわいいのだろう………そう考えるとジャックにも少々同情する。

するとそこへ立ち上がったのはなんと。

ウイリアム君だったんだ。

フラフラと歩き出すウイリアム君。


「ウイリアム先輩!!」

「ウイリアム!?」

「お兄ちゃん!!???」


すると苦しむジャックの目の前に屈んだウイリアム君が口をそう心配そうな表情でジャックに声をかけたのだった。

お読みいただきありがとうございました。

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