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僕はレオン!~マジェスト伝説~少年は立ち上がる~  作者: 黒羽冥


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シーン4トモダチ。

『倒した……のかな………………』


僕はそういいながら目の前の魔物に目を向けていた。

するとエレメンタルライオンがトコトコと歩きよってくる。


『ありがとうエレメンタルライオン……………。』

『………………がう。』


にたあっと笑みを見せて消えていくエレメンタルライオン。


『こわっ!!!』

『あはは……………エレメンタルライオンはまだまだ感情というものは難しいのかもな。』

『パパ……………どういうこと?』

『僕たちの魔神は元々精霊や魔族や魔物が主な媒体である魔神具なんだ…………だがそれはかつての勇者様が作りし魔神具だ……だから精霊本来の自我が大きく関わっているのさ…………だが僕が作った魔神具は精霊自体が小さな精霊…………微精霊を集めて作り上げた精霊なんだ……それを科学と魔法の力で作り上げている………だから魔神自体の自我がそこまで強くない…………だから簡単に言うとパパやママやかつての仲間たちのように特別に選ばれた者じゃなくても扱えるのが僕の作った魔神具なんだよ。』

『なるほど…………………だから僕たちでも扱えるってことなんだね!?』

『ああ。簡単に言うとそういう事なんだ。』

『そっかあ……でも魔物がまた。』

『ああ………まあレオン、魔物がこうして現れた以上……むやみにまた魔神具を外へは持ち出し禁止だ。』

『わかったよパパ。』


僕たちがそんな話をしていると。

びゅうーーーーーーーーーーーっと周囲に風が巻き起こる。


『うわっ!!これは……………………あ!!ママ!』


アンナママの魔神の力は風を操る『麒麟きりん』………そんな麒麟はママと屋上にいたソフィアを風に乗せ運んできてくれたみたいだ。

すーーーーーーーーーーっっと降りてくるママとソフィア。

どうやらソフィアも無事だったみたいだ。


『ソフィア大丈夫だったか?』

『お兄ちゃんありがとう………うん。』

『二人とも……………』


アンナママがそう呟く。

ママの背後には黒いオーラを感じた気がした僕。

ママのその顔には明らかに怒りが見えた。


『あっあっあああっ!!』

『ママあああっ!!ごめんなさああい!!』


そう……怒った時のママは誰よりも怖かったんだ。

震え怯える僕とソフィア。

すると…………。


『まあまあアンナ…………二人も強く成長してきてると言う事だよ。』

『あなた…あなたがそういうなら仕方ないわ♡』


ママとパパはラブラブなんだ……こういう時パパは兎に角頼りになるし優しいんだ。


『でも………二人とも……危険だって言うことは分かったな?』

『分かったよパパ』

『うん…………ごめんなさいパパ。』

『なら週末も訓練だな……………ハッハッハ。』


いや………パパも怖かった。


『では帰ろうか。』

『『うんっ!!』』


こうして皆被害にあった友人たちも大きな怪我もなく無事ことを終えたんだ。

だけど……この時…………ここから大きな何かに巻き込まれていくなんて………この時の僕たちはまだ知る由もなかったんだ。

そして………その週末のこと。

僕は男友達三人で集まっていた。

僕と気弱ではあるけどいつも一緒の『ヘンリー』くん、そして僕をライバルとして見てくるけど実はいい友人の『アーサー』くん。

僕たち三人は何かと気があった仲間だった。

だからこうしてよく一緒に遊んでいたんだ。

『なあレオン?』

『なんだよ』

『俺見たんだ.………………』

『何を!?』

『お前がさ………………モンスターと戦っている所。』

『!!!!????』


僕は今更になって気がついた………そう…………あの時被害にあった人たちは偶然気絶していた………アンナママもそう言っていたんだ。

だけどこうして見ていた人たちもいたわけで。


『はあ…………やっぱり見られてたのか。』

『ああ。………………僕とコイツはお前があの時何かを手に構えてたのを見てたんだ………。』

『うんうん………レオンくんが…何かを構えたらそこからライオンの赤ちゃんみたいな精霊が飛び出してあのモンスターをやっつけてた』

『『ヘンリー』にも見られてたのか…………はあ…………またパパに怒られる。』


僕がそうため息をつくと目をキラキラさせて『アーサー』くんはいった。


『なあそれまた見せてくれない!?』

『えっ!?ああ………でもそれなら家に置いてきた…………こないだの件でパパにもママにも外へ持ち出し禁止令が出たからね。』

『そうなのか………………じゃあ今からお前ん家行ってもいいか?』

『へっ!?僕んち!?』

『うんうん行きたい!!』


『ヘンリー』もいつもになく真剣な表情で頼んでくる。

でもこうして僕にもやっと友人という仲間ができて嬉しかった僕は。


『うんっ!!いいよ!!でもパパとママいるかな?出かけるとか言ってたんだよなあ。』

『さあ行こうぜ!!お前ん家初めて行くからめっちゃ楽しみだぜ!!!』

『うんうん!!楽しみ!!』


そう言って笑ってくれる友人二人に僕はなんだか嬉しかったんだ。

お読みいただきありがとうございました。


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― 新着の感想 ―
たぶん、友達が‥‥次回が、楽しみです!
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