表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕はレオン!~マジェスト伝説~少年は立ち上がる~  作者: 黒羽冥


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
39/54

シーン39アニーちゃんと兄。

オリバー先生が登場し………ことの発端を話した僕達。

オリバー先生は頬を真っ赤に腫らしながら口を開く。


「あ、そ、そんな事があったのか。」

「はい…………お兄ちゃんは何もしてないのに………あの先輩たちはずっと虐めてきていて………そしてお兄ちゃんは外にも出ることもなくなってしまったんです。」

「お兄さんは今でも家に?」

「はい………………………………。」


悲しげな表情のアニーちゃん。


「じゃあ僕と話させてくれないかな?」


突然そう言ったオリバー先生……………。


「でも先生とはいえ…………兄はきっとあってはくれないと思います………両親や私が声をかけても部屋から出てきてくれませんから。」

「そうか……………お兄さん……………きっといつか出てきてくれると僕は信じてるよ。」


するとアニーちゃんは少し考えた表情だった。


「ありがとう先生……………それでしたら…………行ってみますか?」


すると…………先生は目を見開いていた。

そんなオリバー先生にアニーちゃんが呟く。


「これまでも学校の先生も何度かきた事があったんです……………でもこれまでにきた先生たちは虐められていたお兄ちゃんを我関せずといった感じで誰も助けてくれなかったの。」

「そうだったのか………………………。」

「はい……………」

「アニーちゃん………………お兄ちゃんは好きかい?」

「はい………………ずっと…………ずっと………子供の頃からずっと私を守ってくれて………………。」

「そうか。」

「はい……………………………………………。」


アニーちゃんは泣き出し震えていた。


「もう一度…………………もう一度…………………私に笑ってくれていたお兄ちゃんに戻って欲しいよおおおーーーーーーーーーーーーっ。」

「アニーちゃん。」


そういいアニーちゃんと共に涙を流していたのはソフィアだった。


「アニーちゃん……………………大丈夫………きっと何とかなるよ………私もいるから。」

「ありがとう……………ソフィアちゃん…………。」


するとオリバー先生は何かに気づいたように言った。


「そうだね…………大丈夫………………ん?」


そこに見えたのは数名の先程の男の子たちだった。


「あっ!!アイツら……………………………。」


ヘンリー君がそう声をあげるとアニーちゃんの表情が青くなっていく。

そんなヤツらはヘラヘラ笑いながら何かを話していた。


「ハッハッハ!さっきのジジイ達しけてんなあ………今これしかないんですってよ……ぶつかってすみませんって言ってきてるくせによ…………なあお前ら?俺の痛がる迫真の演技めちゃくちゃ上手かっただろ!?」

「いやあーさっきのジャックさんの演技、本当に上手かったですね!」

「本当に凄かったですね!泣きながら謝ってきてるくらいならもっと金出せよって感じでしたね。」

「ああ、本当にそうだよな…………でも大人なんてさ、俺たちを子供だからと思ってナメてくるからな………………そんな大人たちに俺たちのような有能な子供達の言いなりになっていればいいんだよなあ…………。」


そんなゲスい会話をしている彼ら。

するとこちらに気がついたのはジャックだった。


「おおおっ!!またいるなあアイツら。」

「本当ですねジャックさん。」

「あっ!?ジャックさん!あそこに大人一人いるみたいですよ。」

「なんだアイツ………………………。」

「ああっ!!アイツって最近学校にきた新しい先生ってヤツじゃないですか?」

「んん?ああ……………アイツ…………確か結構女子たちに気に入られているヤツだろ!?」

「そうだ!!そうそう!僕らのクラスにも挨拶にきた先生だ!!」

「マジかよ。」

「マジです!!クラスの女子達もキャーキャー言ってましたよ。」

「フン………………………そうか………気に入らねえな。」


すると、とうとう僕たちの目の前までやってきたジャックとその仲のいい友人達でした。

ジャックの視線はオリバー先生に向けられていたんだ。


「ああ…………はじめまして………アンタ…………オリバー先生って言うんですよね。」


オリバー先生はその言葉にじっとしていた。


「なんだよこいつ………俺たちにさすがにこわくなったんじゃないか?」

「あはは、たしかにジャックさんは中学生には見えないくらい大人に見えるもんね。」


そう言い放った男の子たち。

するとオリバー先生が口を開いたのだった。

お読みいただきありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ