シーン36アニーちゃん。
エンポリオパパから新たな魔神具を貰ったオリバー先生。
そしてエンポリオパパへと感謝を告げるとオリバー先生は帰っていった。
僕達もまた。
そして翌日。
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僕は登校していると二人を見かけた。
「おはよう!ヘンリーくん、アーサー君!」
「お!おはようレオン!」
「おはようレオン君!!」
二人ともいつもと変わらず僕に接してくれる。
そして登校する僕達。
「そういえば…………。」
そう声を上げたのはヘンリーくんだった。
「ヘンリーくんどうしたの?」
「うん…………あの時オリバー先生は新しい魔神具をもらったみたいだけど………やっぱり凄いんだろうね。」
「ああ………確かにそうだね…………でも僕さ……オリバー先生は……あの時さ……………なんか凄く悔しそうに感じたんだよね。」
「悔しそう……………………」
「うん…………そんな気がしたんだ………。」
「そっかあ………でも僕にはオリバー先生の事…………確かに守ってもらったけど………分からないんだよなあ。」
そう言ったのはアーサー君だった。
「あはは………確かに先生の事分からないとこあるよね」
すると僕達の目の前から現れたのはソフィアとソフィアの親友のアニーちゃんだった。
「あれ?ねえ!ソフィア、アーサー君がいるよ!」
「えっ?あ、おはようアーサー君!」
「ああ、おはようソフィア!」
「うん……おはよう………………。」
どうやら相変わらずソフィアはアーサー君を見かけると赤くなって緊張するみたいだ。
するとアニーちゃんが僕を見ていたんだ。
「あの………………レオンさん………おはようございます。」
「ん?ああ………アニーちゃんおはよう!」
僕の目に映ったのは赤い顔をしたアニーちゃんだった。
するとアニーちゃんが照れながら口を開いたんだ。
「あの…………レオンさん………えっと…………。」
アニーちゃんが何かを言おうとしたその時。
数名のアニーちゃんを知る友人達が通りかかる。
「あれ?そこにいるのはアニーか!?」
僕達がそちらに目を向けると中学生くらいの年上の数名の男の子達がいたんだ。
するとその中の一人が口を開く。
「えっ!?あ、あの……………………」
「へへへ……………………久しぶりだなアニー!?お前の兄貴……中々学校に出てこないけどどうしたんだ?」
すると青ざめた表情へと変わったアニーちゃんが震えて言葉にする。
「えっと…………お兄ちゃんは……………その。」
話しずらそうなアニーちゃん。
僕は彼らの前に出る。
「あんた達誰?アニーちゃんになんの用なんだよ」
僕の声に怒りの表情を浮かべる彼ら。
「なんだよお前…………まだ小学生のクセに僕達に反抗するのか?」
「そうだね…………彼女をいじめてくるなら僕が許さないけど?」
「ちっ………生意気なやつだな。」
するとアーサー君とヘンリー君も声をあげる。
「中学生か何か知らないけどこうして年下相手に大人気ないこと言ってきて恥ずかしくないのかよ?」
「そうだよ…………何があったか分からないけど………これは立派ないじめだと僕も思うけどね。」
「なんだよお前らも僕達逆らうんだな!?」
偉そうにそう言い放ってくる中学生達。
すると震えていたアニーちゃんが走り出してしまったんだ。
「あっ!?アニーちゃん!?待って!!!」
そう叫びアニーちゃんの後を追っていったソフィア。
すると僕達の目の前にいたお兄さんたちは僕達を見てニヤニヤ笑っていたんだ。
「お前達………………こんな反抗的な事してさ……女の子達が行ってしまったじゃないか……覚えていろよ。」
すると口を開くアーサー君。
「あんた達…………アニーになにかしようとするなら………僕達が許さないからな。」
「お前…………お前が一番生意気そうだな。」
「そう思ってくれていいよ………あんた達…………中学生にもなってこんないじめのような事しかできないのかよ。」
「なんだお前……………………。」
「僕はアーサー・カーライル……………逃げも隠れもしないよ……先輩。」
「カーライル…………あれ?どこかで聞いた名前だな………………」
するとニヤニヤし始める先輩達。
「ああ。そうか…………………………。」
「いや別に…………………………いこうぜお前ら。」
そういいながら立ち去って行った先輩達。
僕達は妙な気持ちを抱え学校へと向かったのだった。
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