シーン33エンポリオパパの研究室。
僕達を愛してくれるエンポリオパパとアンナママ。
そしてこの時パパはマジェスト協会へ行って来たという話だった。
「それでエンポリオさん………僕にマジェスト協会からいただけるものというのはなんだったのでしょうか?」
そう問いかけたオリバー先生。
するとエンポリオパパは何かを取り出したんだ。
それはなにかの金属のようなものだった。
「それは!?」
「ええ…………………これは「魔鉱金属 」と言います…………実は元々は魔族が僕の父を使い魔神具開発の為に使用していた金属でした……………それを僕の為に残してくれていたものでした……僕はそれを利用し自分で魔神具を作ったのがはじまりでした………そして僕はこれまで戦闘で入手した欠片を僕が利用しこの子達の魔神具を作ったのですが……その純度は魔鉱金属の希少さからこれまで現れ倒した魔物達とは比べ物にならない程の少なさなんだ。」
「なるほど………………………。」
そう話を聞いていたオリバー先生は納得する。
「そこでです…………オリバー先生の魔神具をアップデートしてみませんか?」
「そういう話だったのですね。」
「ええ。」
「ではお願いいたします……………奴との戦いで僕はまだまだ強くなる必要がある…………そう実感しました。」
そう語ったオリバー先生にエンポリオパパは告げる。
「分かりました…………では早速我が研究室へと向かいましょう。」
「よろしくお願いします。」
こうして僕達はパパの研究室…………つまり僕達の自宅まで向かうことになったのでした。
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自宅へ辿りついた僕達一行。
そしてパパの研究室へと向かった。
「ここがパパの研究室……………」
「ああ…………そうだったな……………レオンにもソフィアにもここへは入っちゃダメだとずっと言ってきたね…………でもね………ここには危険なものも沢山あるんだ…………アンナにも入らないように話しているよ。」
僕達の目に映ったのは異様な雰囲気の研究室の中だった。
ビーカーやフラスコ……………そして何かを中に収容している密閉させている大きな何かなど………僕には全く何に使われているのかも想像つかないものに埋め尽くされている部屋の中だった。
「ああ……………その辺りにあるものには触らないようにね……………中には魔物から入手した様々なものもあるからね。」
「うん……………わかったよパパ。」
僕はそう返す……………ソフィアはパパにしがみつきながらパパと先に入っていく。
「これは凄いですね………僕にもなにかが分かりませんが…魔力を感じることができます……あらゆる物に………大きな魔力を感じますね…………さすがですエンポリオさん………。」
オリバー先生にも何かを感じるのだろう…………そう語った。
「ええ………………あの魔族たちに対抗するためにはやはりこちら側も魔族たちの魔力を超える魔力を有さなければ………勝てはしないのです。」
「確かにそうですね……ですが………それを我々ヒューマンが扱うには元々の資質もあるでしょうが…………魔力にもある程度の耐性がないと扱う事もかなわないのですからね……それを研究し……このように魔神具をこうして作り上げたエンポリオさんは流石…………天才と言うべきですね。」
「いやいや……………そんなに持ち上げないでくださいよ…………オリバー先生。」
そう笑いながら自分の机の上に先程の「魔鉱金属」を置く。
「ではオリバー先生…………あなたの魔神具をお借りできますか?」
「はい………………よろしくお願いします。」
そう話したオリバー先生はエンポリオパパへ魔神具である一冊の本を手渡したんだ。
「確かに…………………では…………数時間………時間をください……………準備の方は既に済ませてありますのでその間……………向こうでお待ちいただきたい。」
そう語ったエンポリオパパ。
「分かりました……………ではお言葉に甘えます………よろしくお願いします。」
そして僕達はパパを残しパパの研究室から出ていく。
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僕達はパパを待ちながら時を待っていた。
「どうぞ…………皆もお菓子でも食べながらここでゆっくりしていてね。」
そういいながら僕達に飲み物を用意してくれたアンナママ。
「奥さんありがとうございます。」
「いえいえ………………………………先生もお気になさらずゆっくりお待ちください。」
「ええ………本当に感謝しております………あの時の奥さんの魔神……………あの魔神もまた強力でしたね。」
「ああ………私の魔神の『麒麟』ちゃんですね。」
「ええ。」
するとアンナママはゆっくりと語りはじめたんだ。
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