シーン30最悪の魔神。
「うおおおおーーーーーーーーーーーっ!!」
魔物である馬頭の巨大な槍の上に立ったオリバー先生はなんと槍の上を駆け上がっていく。
「「先生ーーー!!!???」」
「先生凄い……………………………。」
「うん………………あんなに強いなんて………でもこれが……………戦いなんだね。」
僕はソフィアにそう返していた。
「そうだねお兄ちゃん………パパたちも私たちのためにああやって戦ってくれたよね」
「そうだなソフィア……先生もきっと。」
僕たちがそんな会話をしているとオリバー先生は馬頭の頭上へと飛んでいた!!
「僕の生徒たちは必ず守る!!はああああっ!!」
先生は剣を構え馬頭の頭上から振り下ろしていく。
ズババババーーーーーーーーーーーっと先生は馬頭の身体を一刀両断したんだ。
「先生!!すごい!!」
「お兄ちゃん………本当にすごいね!」
「先生って僕たち全く歯が立たなかったけどやっぱり強いんだ。」
「当たり前だろヘンリー!僕たちの先生だぞ。」
僕たちはそんな会話をしていた。
すると。
ドゴンっという轟音をたてた何かによって先生の身体がなにかによって吹き飛ばされたんだ。
「うあああああーーーーーーーーーーっ!?」
「「先生えええーーーーーーーーーっ!?」」
ダンダンっと地を跳ねドサッと落ちるオリバー先生の身体。
すると僕たちとオリバー先生を隔てるように立ち尽くしていたのは牛の頭部を持つ巨人ミノタウロスだったんだ。
「ブモモ…………………………………………。」
「くそっ………………………先生に何をしてるんだ!??」
「これはもう僕たちでやるしかないな。」
「アーサー君…………でも先生までやられちゃうくらいの怪物に僕たちどうやって戦えばいいんだよお??」
するとそんな二人を見ていたソフィアが口をひらく。
「お兄ちゃん……………先生は私がみるから…………だからお兄ちゃん達は何とか食い止めて欲しいの。」
「ソフィア……………そうだね…………それが今の僕たちにできることだね。」
「うん………………お願いね。」
ソフィアはそういうと魔神具を構える。
「私たちはあなたたちなんかに負けないんだから!!!」
するとバーランドが口を開く。
「そうはさせないさ。」
「えっ!?」
バーランドが放ったなにかはやがて大きなっていきオリバー先生に近づけないように立ち塞がる。
「くそっ!!卑怯だぞ!!!」
「そうよ!!卑怯な手なんか使って勝って何が嬉しいの!?」
ニヤリと笑みを浮かべるバーランド…。
「卑怯ねえ………………まあいい…………僕はこれでも平和主義者なんでね…………君たちが大人しく我々についてくればもうこれ以上手荒な真似はしないさ」
「本当に!?」
「ああ本当さあ……さあそこの男はほおっておいてまずは君から僕の元へおいで………………。」
バーランドの声にソフィアが反応する
「じゃあ私一人がそっちにいきますから………だから皆を助けてください。」
涙を流しそういったソフィア。
するとヘンリーくんとアーサーくんが立ち上がっていく。
「くそっ………負ける訳には………行かないんだ。」
「そう、僕たちはお前なんかに負けないんだ。」
「へえ。」
ニヤリと笑いながらバーランドの魔神がいつしかオリバー先生とソフィアの傍で狙っていたんだ。
「やめろ!!!!!」
僕はそう叫んでいた。
「こんな事。僕は絶対お前を許さない。」
「へえどうやって?君たちの先生はもうこんな状態…………そして。」
「きゃああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!?」
ソフィアを抱き抱えたバーランド。
「ソフィアを離せ!!」
「クククッ返せと言われて返すと思うのか?」
僕の声にそう反応するバーランドがニヤリと笑い告げる。
「さあ君たちもこれから僕の魔神具の中で………永遠に生きていくといい…………………。」
僕たちが悔しく唇をかみしめ震える。
「行くよ……………魔神具「メモリーブック」」
ゴゴゴと姿を現していくバーランドの魔神。
その姿は宙に現れたなにかの空間。
「僕の魔神は『アナザーディメンション』という……………さあここの子供達………そしてせっかくだオリバー先生も閉じ込めようじゃないか。」
すると宙に浮いた空間が徐々に広がっていく。
これは………………やばい!!!
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