シーン26レオンの怒り。
僕たちの目の前でモンスターに捕らえられ苦悶の表情を浮かべていたソフィア。
「ソフィア!!!???」
「お兄ちゃん!?」
目に涙を浮かべ叫んだソフィア。
大型のカマキリの魔物がその大きなカマでソフィアをとらえていたんだ。
すると先に行動を始めたのはヘンリーくんだった。
「そんな事……僕がさせない!!」
叫んだヘンリーくんがカイトラビットを発現させる!!
ぐんぐん舞い上がっていくカイトラビットは 上空に滞空すると方向を決め巨大カマキリへと攻撃を始める。
「カイトラビット!!いっけえええーーーーーーーーーーーーーーーっ!?」
カイトラビットが攻撃をしかけたその時!!
巨大カマキリはその鎌を振るい始める!!
「なんだと!!!???」
「やばい!!!!ヘンリー!!ソフィアに当たる!!!」
「くっ!!!!」
アーサー君の声に危機を回避するヘンリー君のカイトラビットは宙で跳ね回ってしまう。
「くそっ!!僕がいく!!!!」
そう叫んだアーサーくんの魔神具である独楽からロデオが飛び出していく!!!
「闘牛独楽!!!!!」
ギュルルルッっと激しく回る独楽が地を這い回り巨大なカマキリの元へと向かっていく!!
すると闘牛が巨大化していきずんずん大きくなりカマキリへと突撃していく!!
すると考えたのだろう背中の羽根をパタつかせ飛び上がる巨大なカマキリ!!!
「何っ!?飛びやがった!!!」
ソフィアを捉えたまま飛び上がった巨大カマキリ!!
「くそっ!!ソフィア!!!???」
「ア……………………アー……サーくん……………。」
力なくそう声を出したソフィア。
「僕が行くよ………………………………。」
僕は魔神具であるけん玉を構える。
「エレメンタルライオン………………行くぞ!!」
ポンっと飛び出すエレメンタルライオンが走り出していく!!
そして合わせるように走り出した僕!!
「ガウッ!!!!!」
巨大カマキリへと向かい走り近ずいていく僕たち。
すると気がついたのだろう巨大カマキリはその腕を振り上げていく!!
「いやあ!!!お兄ちゃん!!ダメ!!!」
「ソフィア!!!今お兄ちゃん助けるからな!!!もう少しだけ…………待ってろ!!!」
僕…………そしてエレメンタルライオンはソフィアの元を目指し走った。
するとカマキリの大鎌は振り下ろされる。
ぎゅんっと空を切るように僕たちに迫ってくる大鎌!!
「くそっ!!邪魔するなあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!?」
僕が叫んだ瞬間エレメンタルライオンが呼応する。
「ガアアアアアーーーーーーーーッ!!」
エレメンタルライオンが巨大カマキリに襲いかかっていく!!
大鎌を振り回しエレメンタルライオンを振り払おうとする巨大カマキリ……………だがその手にはソフィアがいる!!
「きゃあああーーーーーーーーーーーーっ」
「ソフィア!!??」
すると声をかけてきたのはオリバー先生だった。
「レオン!!君はそいつを仕留める事を考えるんだ!!」
「先生……………………」
先生の目はきっと真剣そのものだった。
「分かったよ先生。」
すると先生が手にしていた本を開く。
「ケット・シー………………おいで。」
すーーーーーーっと現れるケット・シー。
そんなケット・シーが光だしていく。
「そこのカマキリ……………可愛い僕のソフィアに酷いことをしてくれたね………返してもらおうか。」
先生のその声にケット・シーが光の剣をその手に握り構える。
「行くぞ!!!」
ぎゅんっと先生が走り出す。
僕もエレメンタルライオンと共に駆けていく!!
「さあ………断罪の時間だ。」
「ケット・シー…………………………いけ。」
そう言い放ったオリバー先生。
キュンっと音が聞こえたその時。
カマキリの腕が切り落とされ…………ソフィアが落ちてくる。
「ソフィア!!?」
「きゃっ!!!!」
そんなソフィアを背に乗せキャッチするエレメンタルライオン。
そして僕たちに襲いかかってくる巨大カマキリ!!
「ガウ!!!!!」
「いっけえええーーーーーーーーーーーーーーーっエレメンタルライオン!!!!!」
エレメンタルライオンは一言吠える……ソフィアを苦しめたカマキリを倒すために。
「エレメンタルライオン行くぞ…………」
僕は構え魔神具を構えると……………。
「獅子……………………牙王!!!」
そして巨大カマキリはエレメンタルライオンの高速アタックによって…………消えたんだ。
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