シーン23ヘンリー君の成長。
ヘンリー君が今回現れた魔物スタッグデビルを一人で撃破してしまった。
「おおおっ!!やったねヘンリー君!!!」
僕はそう叫び走りよっていく。
「あはは………ありがとうレオン君。」
「本当に!!凄いですヘンリーさん!」
「あはは……ありがとうソフィアちゃん。」
照れてそう返したヘンリーくん。
するとゆっくりとこちらへ歩いてきたのはアーサーくんだった。
そしてヘンリーくんの目の前に立ち彼を見ていたアーサーくん。
「あ、アーサーくん……………あの………………」
なにか良くない雰囲気を感じたのだろうソフィアはアーサーくんの前に割って入ろうとしていた。
すると……………アーサーくんはニコリと笑う。
「ヘンリー!!さっきはごめん………お前に言ったこと…………撤回する。」
「アーサーくん!!!」
不安げな表情をしていたヘンリーくんの表情が晴れやかになっていく。
「あはは…………二人とも良かった…………なんかカッコイイね…………」
「うん…………そうだなソフィア。」
ソフィアの言葉に僕はドキリとしたけど…僕はそう返した…………するとオリバー先生が拍手をしながらこちらにやってくる。
「おおーーーー!!ブラボーーーーーー!!」
パチパチと手を叩きながら笑顔で現れたオリバー先生。
「うんうん………君たち早速やってくれたね!さすが我が生徒だあああーーーーーー!!!」
そう言いながら僕を抱きしめてくるオリバー先生。
「せ、先生!やめてよおおおーーーーー気持ち悪いっっっっ…………いやいや先生!まだ何も教えて貰ってない気が……………。」
「まあまあそんな事言わないで………ねえ……レオンくん?」
すると先生は居直り……笑みを浮かべ口を開く。
「さあて四人とも…………今回の敵との戦いだが……………あえて点数をつけるのならば。」
僕たちは先生の言葉に思わず息を飲んでいた。
「九十点ってとこかな?」
「九十………………………………」
「点………………………………?」
「結構………厳しい………ね………………。」
するとアーサーくんは先生の前に立った。
「先生…………………ヘンリーの点数の足りない部分ってなんだろ?」
「アーサーくん?」
ヘンリーくんが目を丸くしアーサーくんを見ていた。
すると先生はフッと微笑み告げる。
「ああ………………彼個人的には今回はパーフェクトに近い………………僕もこれほどまでとは思ってもみなかったからね。」
「先生……………………………………!!」
ヘンリーくんの表情がぱあっと明るくなった。
「ヘンリーくん……………君は普段から気弱な性格に見えていたからね…………でもそんな君の行動力決断力……………そして冷静な戦い………被害者を早急に助けようとした勇気…………本当に頑張ってくれたよ……………おかげでほら………この通り……襲われてた友人達はこうしてる無事さ。」
先生は襲われかけていた生徒たちの手当てをしていてくれたようだ。
「本当に良かったあ………………………。」
笑顔で安堵しそう呟いたヘンリーくん。
するとヘンリーくんの肩に手を乗せるアーサーくん 。
ニコリと微笑み。
「ヘンリー………………お前本当に凄かったよ。」
「アーサーくん!!うん!ありがとう!!」
「僕ヘンリーとずっと一緒にいてさ………いつの間にかお前が気が弱いから僕がずっと守らなきゃって思いこんでいたんだよな…………。」
「アーサーくん…………………………。」
「でも本当にお前は変わっていた…………本当にお前は強くてカッコよくなっていたぜ。」
するとアーサーくんは拳を握りヘンリーくんに突き出した。
そんなアーサーくんの行動にヘンリーくんは彼の行動を理解したのだろう…………ヘンリーくんも拳を握り……………そして拳を突き出し………拳を当てる。
二人は拳をコツンっと合わせにっと笑った。
「僕たちは幼なじみで…………ずっと親友だ………ヘンリー……………………。」
「うん!!アーサーくん……………僕はずっと君に助けてもらってきた…………でもこれからは僕だって君の為にだって戦うから。」
そんな二人は本当にカッコよかった。
「先生……………ありがとう………………先生が来てくれて本当に良かったよ」
「本当に………………先生はカッコイイよな。」
そう言った二人。
すると、いつの間にかソフィアの肩に手をあててにデレデレとセクハラしていたオリバー先生。
「えっ!?先生…………ちょっと!!」
「可愛いねえソフィアちゃん♡」
「先生ダメえええーーー!!!」
それを見て震えるヘンリーくんとアーサーくん。
いつの間にか二人の魔神が姿を見せていた。
「な!!なんだお前達!!???」
「先生……………それはダメです。」
「そうだなヘンリー…………………。」
「じょ…………冗談だ!!なっなっ!?」
「「問答無用ーーーーーーーーーーー!!」」
「うわあああーーーーーーーーーーーっ!?」
それを見て笑いあった僕たちだったんだ。
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