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僕はレオン!~マジェスト伝説~少年は立ち上がる~  作者: 黒羽冥


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2/3

シーン2プールで何が!?

(なっ!?なんだアレ…………………プールの水が一瞬で消えた………なにかに吸い込まれていったぞ?)


僕はそんな不可思議で恐ろしいものを目の当たりにしてしまったんだ。

幸い今は授業中…………誰もその事には気づいていなかった。


『で……………こうなりますので……………………ん?こら!!レオンくん!?』

『えっ!?』


僕に声をかけてきたのは担任である『オリビア』先生だった。


『もお!!またぼーっとしてたの?しっかり授業受けなさい!!』

『は………はい……………………………。』


オリビア先生にそう返事を返していた僕……でもそんな僕の目は只々先程大量の水が一瞬で消えた事実に奪われていた。


(これってなにかヤバいんじゃないか?パパに言わなきゃ……………………。)


そう思った僕。

授業が終わるまで観察は続けていた僕。

やがて授業が終わり…………僕が帰り支度をしているといつの間にかソフィアが迎えに来ていたんだ。


『お兄ちゃん………また先生に怒られたんだって?』

『ん!?ソフィアなんでお前が知ってるんだよ?』

『そりゃあお兄ちゃんが何かするとすぐ私に報告くるもの………お兄ちゃんある意味有名よ。』

『う…………うるさいな……………ソフィア………そういやちょっと耳かせ。』

『えっ!?……………うん………うん…………えっ?』


僕がプールの水が消えた話をこっそり告げるとソフィアも教室の窓からプールを眺める。


『えっ!?今春だからあんまりプールに目を向けないけど……確かに水がない………………ね。』

『だろ!?でも僕は確かにあの大量にあった水が吸い込まれるように消えていったのを見てしまったんだよ。』

『これは本当に………なにかいるのかなあ?』

『いや………それは分からないけど…………なにか嫌な予感がするんだ。』

『それなら私が空から偵察してみようか?』

『ああ!!その手があったか!近づかないように空から見てくれよ。』

『うん!!じゃあ誰もいない屋上行こうよ!』

『ああ。』


そして僕とソフィアは屋上へと向かった。

ソフィアはプール見据え構える。

そしてソフィアはバックから取り出した縄跳びを手に構える。


『魔神ミニマムイーグル………………出てきて。』


するとソフィアの持つ縄跳びが青白く光り出す………そして…………すーーーーーーーっと光りが形を形成し姿を現したのは光の小さなワシだった。

これは『魔神具マジング』という昔勇者様が造られた戦う為のアイテム、それをパパ、エンポリオさんが僕達の為に機械工学で科学と魔法を使って造ってくれた物なんだ。


キュウーーーーーーーーーーーーーーッ。


光りのワシは宙で一回転するとソフィアの腕に軽快にとまった。

そうこれがソフィアの魔神具である『スキーピングロープ』と出てきたのは魔神ミニマムイーグルなんだ。


『はあ…………お前の魔神は素直でいいなあ………』

『もお………お兄ちゃんは集中力がないから出てこないんだよってよくパパにも言われてるじゃない?』

『うるさいなあ!早く見に行ってみろよ!』

『わかったわよお!』


頬を膨らませながらソフィアは魔神に合図を送るとミニマムイーグルはプールに向かって下降していく。

すると何かがプール内に見えてきた。

それは水の塊だった。


『水……………………………の塊?』

『うん……お兄ちゃん……それも何個かあるね。』

『ああ…………でもなにか微かに動いている様な…………………………。』


するとその中のひとつが異様な動きをしたんだ。

ぷにゅーーーーーーーーーーーっと縦に伸びる水の塊……………まるでモンスターのスライムにでもなった様な動き。


『なんだアレ!?まさか魔物!?』

『気持ち悪いよお兄ちゃん……………。』

『はっ!?ソフィア!!!魔神を引っ込めろ!!!』


僕の声は遅かった!!!


『キャッ!!!???』


ミニマムイーグルは異様なスライムに捉えられ自由を奪われたと同時にこの場のソフィアも合わせるかの様に動けなくなりその場に倒れてしまう。


『ソフィア!!????』


僕はソフィアを抱き抱える。


『大丈夫か!?』

『うん…………お兄ちゃん。』


触手の様ななにかに囚われているミニマムイーグル………その魔神に合わせるかのように動けなくなっているソフィア。

僕より魔神との『同調シンクロ率』の高いソフィアは魔神の力を発揮する力は大きいけれどこういった弊害があったりするんだ。

僕はソフィアを横に寝かせる。


『ハアハア…………お兄………ちゃん………………。』

『ソフィアはここで待ってろ!!お兄ちゃんがアイツ倒してくるから!!』

『お兄ちゃん…………気を……つけて…………ね。』

『ああ!!ちょっとだけ待ってろソフィア!!』


僕はプールに向かって校舎を駆け下りていったんだ。

お読みいただきありがとうございました。


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