シーン14ユーロとマリア。
僕たちはユーロ様とマリアさんに会ったんだ。
ソフィアを溺愛するユーロ様には驚いたけど。
「ああ………すまんすまん……どうしても孫娘として接してきたソフィアがもう可愛くてな!」
「あはは……でも私も久しぶりに会えて嬉しいです。」
「でも本当に久しぶりねソフィアちゃんも……レオンくんも。」
そういい笑顔を見せてくれるマリアさん……美しいと素直に言える彼女の笑顔に僕は以前ここに住んでた時も、ときどきドキドキしたことがあったことを思い出す。
「はい!マリアさんもユーロさんも本当にいつもありがとうございます!」
「ハッハッハ!レオンもどんどん大きくなってワシも嬉しいぞ。」
「はい!!ユーロ様もお元気そうで良かったです!」
「ああ……まだまだ若いものには負けんからな」
そういい笑うユーロ様………エンポリオパパもカッコイイけどユーロ様も本当にカッコイイ憧れる人だった。
「それでその二人の友人が話では聞いていた力を持った友人だね?」
ユーロ様がアーサーくんとヘンリーくんに目を向ける。
すると挨拶をする二人。
「はい!!!僕はアーサーです!レオンくんの同級生でエンポリオさんに魔神具をもらってここへ今日一緒にきました!よろしくお願いいたします!」
「同じくレオンくんの友人でヘンリーです!僕もエンポリオさんに魔神具を貰ってここに来ました!よろしくお願いいたします!」
「ハッハッハ!そう緊張しなくていいぞ二人とも!ワシのことはレオンとソフィアのおじいちゃんだとでも思ってくれればいい。」
「「ありがとうございます」」
「ふふっ……………ユーロ様…………こんなに素直な子達本当に可愛いですね」
「そうだなマリア……こんな子達………本来なら戦いなどには巻き込みたくはないのだが。」
そう表情を変えたユーロ様。
「レオンとソフィアはきっとエンポリオから少しは話を聞いたかもしれないが……少し話をしょよう。」
そして話し始めたユーロ様。
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魔王との戦いで勇者とその仲間達は激しい死闘と経て世界は救われた。
それから今……………魔族の足跡がこのヨーロディアに迫りつつあるという話だった。
「ちょっと前……君たちが見て戦ったと聞いた魔物………それはエンポリオの話でも聞いたが……それはマシーンモンスター………との話だったようだな。」
「はい………僕があの時倒したモンスターから機械の何かが出てきたんです。」
「なるほどな……………やはり各地にそんなものが。」
すると険しい表情をするユーロ様。
「いいかレオンもソフィアも…………そしてあらたにマジェストとなったアーサー君にヘンリー君も聞いてくれるか?」
僕たちはユーロ様の言葉に頷いた。
「今このヨーロディアには昔の遺恨………『フィガーロ』の影が見えてきたのだ。」
「「!!!????」」
僕たちは驚愕した………そう………僕たちが以前救われた時にこのヨーロディアを破壊しようとしたあの『フィガーロ』の名が出てきたんだ。
僕はユーロ様に問いかける。
「フィガーロってあの………………勇者「クロノ」さんが倒した!?」
「ああ………確かにフィガーロ自体は完全に消滅したのだ………………それは間違いない事実だ………だが奴はこの地に………その遺恨を残した……。」
「遺恨ですか?」
そう問いかけたソフィア。
「ああ………どういった訳か…………現れたマシーンモンスター………………調査をしているが魔族の気配は感じないのだ……………だが………どこかで何かがあると今も我々マジェスト協会も動いているのだ。」
「そうなんですね。」
「ああ………だが最近君たちの周辺で現れはじめたマシーンモンスター…………そこに謎が隠されていると我々は考えた………そこで…………今後我々も君たちに目を向け……………君たちの住む街に重点を置こうと考えている………もちろん………君たちに全面協力も惜しまない。」
「そうなんですね……………ありがとうございます。」
「おじいちゃん…………ありがとう。」
そう言ったソフィアに微笑むユーロ様。
「ああ………………そのために少しここで君たちにお目付け役として一人紹介する者がいる……。」
するとマリアさんに目を向けたユーロ様。
「分かりました。」
マリアさんがスマホで誰かに連絡をする。
「ええ………ここまで来て。」
誰かと話し呼んだマリアさん。
「今ここに来るからちょっと待っててね。」
やはりマリアさんは美しい……………僕がそんな事を考えていると……………。
コンコンっとドアをノックする音。
「来たわね……………………。」
「入れ。」
ユーロ様がそう声をあげると入ってきたのは。
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