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僕はレオン!~マジェスト伝説~少年は立ち上がる~  作者: 黒羽冥


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109/115

シーン109マジェスト協会。

オリバー先生の手術が始まる。

するとそこへ現れたのはマリアさんだった。


「マリアさん……………………………。」


僕はマリアさんの名を呼んでいた。

その時……………マリアさんが僕を抱きしめてくる。

ツツーーーーーーっと僕の目から涙が零れ落ちていく……………………………。

涙が溢れ止められない僕…………声を我慢していたけれど身体が震え……………。


「大丈夫………………大丈夫だからね………………。」

「ううっ………………………マリア………………さん。」

「……………………………………………………………。」

「うわあああーーーーーーーーーーーーっ。」


声も涙も止められなく………………ここには僕の声だけが鳴り響いたんだ。

そんな僕をマリアさんは何も言わず………ずっと抱きしめてくれていた。


「さあ………ここは私達の医療班に任せて……。」

「ううっ…………………うっ……………………うん。」


そうこたえた僕はマリアさんに連れられ奥へと向かっていく……………そんな僕達に着いてくる皆。

そして僕たちは最奥のユーロ様がいる部屋へと向かっていった。

ガチャリと部屋の扉を開き………………入っていくとそこにはユーロ様が一人………………じっと僕 たちを目にし座っていた。

ユーロ様のその表情はかたかった。

そして僕たちが揃ったその時……………。

ユーロ様が口を開いた。


「レオン…………………そしてアーサー君………ヘンリー君………………君はキャリーちゃんだったな………ようこそこのマジェスト協会へ。」

「ユーロ様……………………………………………。」

「ああ………………レオン………………今回の事件…………わしのソフィアを連れ去った……向こうの敵………………オリバーをあそこまで追い込んだ危険人物と認識した………………それがたとえ………君たちと同年齢の少年だったとしても……だ。」

「はい……………………………………………………。」


僕はそうこたえた……………………。


「我がマジェスト…………………ヨーロディア支部は少年レックス・ルーサーを敵と認識した………そしてその背後にいる男…………バーランド……そしてその背後に感じる影の存在………………かつてこのユーロを倒した「吸血鬼フィガーロ」の何かを感じたのだ。」


そう真剣な表情をしたユーロ様が告げた。


「これより…………我がマジェスト協会はその方向で動く……………だがここにいる全員が今や………一人一人が魔神具というものの力を手にし……強さというものを手にしている今…………敵であるバーランド達はその方向性をワシらを殲滅しにかかって来ると思う…………本来なら、これはワシら大人たちがおさえるべきことなのだろう……だが今回…………動いたのは君たち同年齢の相手だった……………それは君たちに容易に近づいてくるだろうと認識している………。」


ユーロ様の表情が辛そうにかたまっていた。

するとそこで口を開いたのはエンポリオパパだった。


「ユーロ様………………我々も…………ソフィア奪還と動こうと思っているのですが……………。」

「ああ………………分かっている…………そしてあのフィガーロの影が見えるとしたら………このユーロも再び立ち上がる事を決めている。」

「ユーロ様………………………はい…………その身を僕たちもお守りいたします。」


エンポリオパパはそう言いながら頭をさげる。

ユーロ様が立ち上がる。


「ここからマジェスト協会は全面戦争を決めた……………分かっている敵の情報を元に動き出そうと考えている…………これよりその作戦を決めるとしよう……………皆……会議室へと移動してくれ。」

「「はい!!!!!」」


返事を返した僕たち……………その時……………。

ゴゴゴ…………………とこのマジェスト協会の大地が激しく連れ出す。


「なんだこれは!!!???………くっ………。」

「これは………………………………………………。」

「ハッハッハ!!!!!!」


そう聞こえた笑い声。

それはこのマジェスト協会を激しく揺らした。


「アーーーーーーーッハッハッハ!!!」


その声と共に激しい足音を立て現れた巨大な男が僕たちの前に姿を現した。


「俺はバーランド様の配下が一人…………。」

「大地のベイズーラ。」

お読みいただきありがとうございました。




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