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転生先の世界では 〜俺より仲間たちの方が強くてカッコイイんだが〜  作者: ゲ砂焼き鳥
第1章 赤黒いオーラを纏いし者
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ウルがレックス皇子について行く理由では

ウルがついて行くのなら私もついて行くですよ〜!!


前書き担当 ルシュタム


「え!?ウルが行くのなら私も行くですよ〜!!」

「私も行こう!!」


俺がレックス皇子について行くという意思表示をすると、たむちゃんとアリア姐さんは、どうやら俺を心配して一緒に来てくれるみたいだ。


「よし、そうと決まれば行こうぜレッ...」


「ねぇ。」


俺がレックス皇子の方へ向いて話しかけようとした瞬間、俺も話しかけられたのだ。

正面にいるレックス皇子の顔を見てみると、何やら引きつったような顔で口角がピクピクとしている。

いったい何事かと思い、俺は振り向くと、案の定そこにはラフィーヌがいた。


先程の声の主はラフィーヌであることがこれにて理解することが出来る。

しかし、この目がつり上がっていて、頬が膨らんで怒っているかのような顔をしている理由については理解することが出来ない。

だから、俺は正直に問う。


「ん?ラフィーヌどうしたんだ?」


「どーしたもこーしたも無いわよ!!あたしは!?どーしてあたしの返事を待ってくれないの!?」


やっぱり怒っていた。

その怒りの原因はラフィーヌがついてくるかどうかの確認をしなかったことに対してか。

正直、ついてくるでしょ?


「え?だって、決まってんじゃん一緒に行くんだろ?」


「そ、そりゃそうだけど...」


うん、ついてこないとラフィーヌは1人になっちゃうからね。


「えーと、つまり、全員来るって事?」


「結論から言うとその通りらしいな。」


「じ、じゃあ、闘技場へ行くよ!」


俺たちはレックス皇子の後について行く事になった。

さて、俺がなぜレックスの方へとついて行くことにしたのかについての説明をしよう。


まずはディアウルスの件についてだ。

俺の心の声の事だが、そいつの名がディアウルス。

ディアウルスがこのタイラント帝国に自身の情報があるからそれを探して欲しいと言っていた。

で、これから向かう闘技場の名前は『秘密闘技場』っと。

情報と言えば秘密。

秘密と言えば情報。

と言う方程式が俺の脳内に作り上げられ、圧倒的で偉大な推理が生まれたのだ!!

結論、この闘技場にディアウルスの情報があると!


次に、このレックス皇子と共に行動するという事だ。

先程の様子を見させて貰ったが、どうやらこの国民の忠誠心がレックス皇子にはあるようなので、共に行動することで無駄な争いを避けることができるという点だ。

俺は争い事は嫌いなんでな...

決して、怖いからとか、痛いからとか、負けるからとかという感情ではないという事は理解して頂きたい。

理解して頂きたい。


そして、なんかついて行った方が楽しそうだからというシンプルな理由だ。

あのまま、ついて行かなかったら何も始まらないし、援軍に来たってのに何もしないというのは筋が通らねぇ。


「痛っ!!」


「いっ....おいおい、急に止まるんじゃねぇぞ...」


考え事をしていた俺は、先にいるレックス皇子が止まっていることに気づかずにぶつかってしまった。

止まる時はしっかりと伝えてくれないとぶつかるぜ?


「いやぁ、目的地についたんだ。さて、この中へと入ろう」


レックスが指の先を確認すると、3mほどの扉のある箱のような建物があった。

ざっと見た感じ、煉瓦で作られているようであるが...

ふと、俺はその建物の隣にある看板に目をやる。


タイラント牢獄 関係者以外立ち入り禁止


「あれーですよ!!ここは闘技場じゃないですよ〜!!」


「な、なぁレックス皇子、ここは牢屋なんじゃ...」


「それに関しては、付いてきたら分かるよ。あと、私の事はレックスで頼む。」


「あ、あぁ。」


レックスの真剣な眼差しにより、嘘偽りは無く何か理由があってのものだと理解し、俺たちはその扉の中へと向かった。


「これは...階段?」


そう、ラフィーヌの言うように、扉を開けて、まずあるのが下りの階段だ。

先がどこまであるのかどうか、暗くてよく分からないが、ここを進まなければ何も始まらない。


「足元に気をつけながらついて来て」


レックスはそう告げると1段ずつ確実に降りていく。


「では、私たちも降りようか」


アリア姐さんの言葉に頷き、階段を踏みしめる。

横の幅としては150cmくらいだろうか?

とにかく、狭さをかんじることはないが、広いとは言えない。

足元が非常に見づらいため、壁に触れながらゆっくりと進む。

コツコツと階段を踏みしめる音が一定のリズムのように聞こえ始め、暗闇のせいか、そのリズムが永遠に続くかのように感じる。


やはり、視界が見づらいというのはよろしくない。

非常によろしくない。

変に色々と想像してしまう。

例えばこう....

後ろから、ガッッ!!と何かがやってきたり、足元を捕まれたり、急に目の前に怖い顔が現れたり....


俺は頭を左右に振り、よからぬ考えを捨てるよう努力をする。


さて、まだ階段を降りているわけなのですが...


「な、なんか、静かですねぇ...」


あまりにも静かすぎるため、思わず口に出して誰かの反応を待つことにした。

これで反応がなかったら絶望なのだが...


「まぁ、階段には敵もいないし、上とはえらい違いよね」


おお!!この声はラフィーヌか!!

やった、反応してくれたぞ!!

これで少しは恐怖を紛らわせれる!!

いや、怖いんじゃない。


「タイラント帝国の戦力は軒並み防衛とロボット部隊に回しているからね。...ついたよ」


気づくと暗かった足元に光が溢れ出しているのが見えた。

階段を降り続けることで、その光はどんどん強くなりついには、視界全てがその光で覆われ、全貌が明らかになった。


「ここが...闘技場!?」

2章の話の流れも少しずつ決まっで来ましたこの頃!

いいですねっ!!

しかし、その前にこの1章を!タイラント帝国のクーデターを終わらさなければっ!!


明後日、遊戯王の発売日ですねっ!!

買わなきゃ...


ではっ、ゲ砂焼き鳥でしたっ!!

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