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転生先の世界では 〜俺より仲間たちの方が強くてカッコイイんだが〜  作者: ゲ砂焼き鳥
第1章 赤黒いオーラを纏いし者
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タイラント帝国の闘技場では

ここが、闘技場!!


前書き担当 ウル・ファントム

当たりを見回すと地下であるのにも関わらず、圧倒的にデカい建物がそこにあった。

見た目はまさにコロシアム。

生きるか死ぬかという闘いが行われていた場所。


「さぁ、まずは『有志』の人たちを助けよう!」


気合いの入った声を上げたレックスだが、俺の耳に全く聞き覚えのない言葉が入っていたので素直に問う。


「まってくれ、レックス。その...有志ってのは?」


「ここで闘って....いや、闘わされている人たちの事を『有志』と読んでいるんだ。彼らを解放して仲間を増やそうと思う!!」


「その『有志』って人たちを助けるのはいいが、その...ここの闘技場の監視人的な者もいるんじゃないのか?」


そうである。

アリア姐さんの言うように、その有志の人らが脱走するのを防いだり、問題を起こさせないようにしたりする人が必要である。

また、ここで闘技場が行われていたと言うのならば、いわゆる司会者的な...

そう!運営が必要なのではないのか?


「そうだな、だから慎重に行こう」


レックスはそう呟くと、目と眉の距離を近づけ、真剣な眼差しとなった!

お、静かに行くのですね!

スニーキングミッションと行こうか!!

...関係ない話だが、レックスって金髪でオールバックだから、眉毛を近づけさせられたら、そーと厳つい顔ですね。

うん。

どこぞの不良みたいっすよ。

しかも、身長も180cmほどの大きさだし。

俺も、それくらい欲しぃなぁ...


「ウルー?何しているのですか?行きますよー」


うおっと、気づけばたむちゃん以外俺の先にいるぞ!!


「ありがとう、たむちゃん!行こうか!」


「はいっですよ!!」


俺とたむちゃんは仲間たちの方へと向かう。

もちろん、ゆっくりと。

その俺の様子をみて、ラフィーヌはゆっくりと頷き、レックスにへと話しかける。


「さ、ウルも来たし、レックス開けて」


「あぁ、ゆっくりと開けるよ。」


その巨大な闘技場とは不釣り合いの小さめの扉を開く。

左と右とでバーン!と開くタイプなのだが、そのように開けるわけには行かないものな。

ゆっくりと開いているよ。

レックスがね。


中を見てみると、そこには!!

誰も居なかった。


「...」


何やら受付のようなものが薄らと見えるが、人の気配が無い。

いや、そもそも、中が暗すぎるため雰囲気からしか想像できないが、物音がしないし、人がいないことに間違いは無いだろう。


しかし、この違和感は何だ...?


上手く説明出来ないが、底知れぬ独特な雰囲気が醸し出している。

そう、妙に静かすぎるのだ。

強いて音がすると言うのなら、この闘技場の中から出てきている風の音だ。

激しい風ではない。

ゆっくりとした風が吹いてきているのだ。

冷たい風が。

やはり、闘技場であるため外からの風が入って来ていても不思議ではないのだろう。


「こんなに暗い...って事は誰もいないのか?」


レックスが呟いた一言は、ここにいる誰もがそう思っていた事だ。

すると、アリア姐さんが気になることがあったのか、レックスに問いかける。


「だが、レックス。このように誰もいないというのは今までにあったのだろうか?」


「いや、始めてだ...と思う。私も1回しか来てないから分からないが、闘技場では番人のような者が交代をしながら24時間監視しているって父から聞いた事がある。」


「と、言うことは...今日は何か理由があったということですかー?」


「まさに今起こっているクーデターの事じゃないの?」


ラフィーヌは現在、自分たちが起こしているクーデターが原因でこの闘技場に人物がいないのでは無いかというアイデアを出した。

そのアイデアにレックスは頷き、この状況を理解する。


「なるほど、闘技場の者も戦場に駆り出されたって事か。」


んー、そういうものなのだろうか?


「では、そろそろ先に進もうか」


「あー、ちょっと待ってくれ。この暗闇じゃあ前が見づらいから...何かライト的なものはないか?」


暗くて、先に進みにくい。

こ、怖いんじゃない!!


「じゃあ、私が魔法で明るくするですよー!!」


「おおー!!じゃあ頼むぜたむちゃん!!」


「まぁ、闘技場の者が居ないのなら隠れる必要も無いだろうし」


「では、いくですよー!!『魔法・光球体(ライト・ボール)』!!」


たむちゃんの魔法の詠唱により、光を放つ球体が宙へ浮かぶ!!

その球体からの光により、半径2m程の周囲が見えるようになった。


いや、見えてしまったのだ。


「な....!!」


足元の地面には、大量の赤い液体が流れていた。

その液体は我々人間にとって、身近なものである。


そう、血液だ。

すみません!

最近、遊戯王のオリカ(トークン)作ってましたので!!

一応、ラフィーヌとアリアは完成しました!!

いずれ光らせようと思いますw


さて、次回は、この続きですね!!

闘技場で流れていた血液の理由とは!?


ではっ、ゲ砂焼き鳥でしたっ!!

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