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転生先の世界では 〜俺より仲間たちの方が強くてカッコイイんだが〜  作者: ゲ砂焼き鳥
第1章 赤黒いオーラを纏いし者
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レックス皇子では

父上へ報告を終えた私は自分の部屋へと戻ることにした


前書き担当 レックス・T・タイラント

私は父上に言われた通り、ランバーナとリンバーナに告げ、自分の部屋にへと戻る。

やはり、タイラント帝国の皇子という身分上の問題でもあり、とても広い部屋となっている。

まず始めに視界に入ってくるのが、巨大なベッドだ。キングサイズベッドで、3人で横になったとしても広さが残る程でとても一人用とは思えない。しかし、私自身、あまり寝癖がよいとは言えないのでこのくらいのサイズで無いとベッドから落ちてしまい、怪我を作ってしまう事もあるため文句は言えない。

ベッドからそう距離が離れていない所にテーブル、長めのソファーが配置されており、2m程の高さを持つ本棚3架が壁側に並んでいる。

基本的な家具しか置かれていないため、より1層広さが目立つ状態である。


レックス・T・タイラントはその広い部屋の真ん中の本棚を眺める。指を使ってとある本を探しているようである。外の自然の光が無くなったとはいえ、睡眠に入るにはとても早すぎる時間のため、読書に移ろうとしているのだろうか?


そして、ようやく、1冊の本を手にした。

しかし、不自然な事に他の本と圧倒的に違い、手に取ることができず、本棚から数センチ動いた所で止まる。その事を確認したのか、レックス皇子は1歩さがった。

それがトリガーとなり、その真ん中の本棚のみが、天井の中にへと飲み込まれて行き、本棚があった所に小さな四角い穴が現れる。その穴にはハシゴがかかっている。

自分の部屋の扉の鍵がしっかりとロックされているのを確認してからハシゴをひとつずつ確実に降りていく。

何段降りたところか分からないが、足元から温もりと光を感じ始めたため、頃合いを見て手を離し、地面にへと着地する。


「...お待ちしておりましたレックス皇子。」


声のした方へ振り向くと、そこには250cmの大柄でガタイのいい男が膝をついて敬意を示していた。


「あぁ、マーディ待たせたな。」


マーディ・ラスター・フィラスパラト

その威圧的な大きさとガタイの良さから初対面では彼の事を戦士系のジョブだと勘違いするが、実際は神官という回復系中心のジョブである。

また、見た目の筋肉は偽りではなく、有名な戦士たちとも互角以上に渡り合える力を持っている。


「おやおや、いらっしゃいましたか、ンンンン...ルゥェックス皇子ぃぃい!!」

「ん、私はレックス・T・タイラントだ...。ニュルギュルング」


ニュルギュルング

飛び出した顎を持ち、常ににやけているかのように細い目、フチなしメガネを天然パーマの上に掛けている非常に細身の男。

身長150cm弱と成人を過ぎた男性としては低くく、ヒョロっとしている姿から、戦士系の肉弾戦が得意な者に見下されやすいが、彼はタイラント帝国内最強の魔導師であり、魔法の研究者でもある。


「それは承知しておりますともしておりますともぉぉ!!....所で今日はどう言ったご要件でしょうか?最もここに集まるという事は、既に予想は出来ておりますが」


そう、この隠し通路で繋がっているここはまさに革命家たちの本拠地だ。

私たち3人はここに集まり、我が父上...皇帝ティランティスに悟られずにタイラント帝国で革命を起こすための準備をしている。

その革命とは、内戦を起こそうという訳だ。


「その前に、タイラント帝国がヒィジム国を襲ったという話だが、マーディ。レンヤ・サンナイトを仲間に出来たか?」

「...仲間と成りうるかどうかは分かりませんが、レンヤ・サンナイトの目的は、現在のタイラント帝国を崩壊される事であるらしいので、我々の目的と一致すると思えます。自分が手伝うという事を伝えました。」

「よし、レンヤ・サンナイトが味方となるのなら私たちの勝率も大きく上がるだろう。所で、マーディ。ヒィジムを撤退する理由となった1人で軍を殲滅したって言うのはいったい...?」

「...申し訳ございません。その人物がいったい誰なのか自分は聞いていません。」

「そうか...敵では無いだろうから、ぜひ味方に付けたかったのだが、まぁよいか。さて、ニュルギュルング。」


レックスの言葉に待ってましたと言わんばかりの勢いで、返事をして、元気に語り始める。

「こんな時間だから...」や「他人に聞かれてはまずい」という言葉が出てこないのはここが完全防音であるからだ。


「はぁいっっレックス皇子ぃぃ!!貧富の差が次々と広がって行くので国民の中で不満を持つものが増えてきたり、食料問題にもなっていたりします!!」

「なるほど...」

「また、あの闘技場の件でも...です!!」

「あの闘技場...か。」

「はい!!薄々、国民たちが気付き始めているでしょう!!」

「分かった、では、私たちも、そろそろ本格的に計画を進めて行くぞ!!」





「タイラント帝国の名に泥を塗るような真似をして...」

「すみませんでしたっ!!」


深々と頭を下げているランバーナとリンバーナ。

しかし、今回の失敗の件は大した問題ではない。


「いや、よい。それより、先ほど説明した通りに行動せよ!」


さぁ、今度こそ、ソエル・パールを手に入れて、必ず....!!

すでにテスト期間に入りましたが、明日から休みですよー!

しっかし、モンスターハンターワールド...

楽しいですな!!


さて、次回はようやく、ウル側にへと戻るでしょう!!

ではっ、ゲ砂焼き鳥でしたっ!!

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