表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生先の世界では 〜俺より仲間たちの方が強くてカッコイイんだが〜  作者: ゲ砂焼き鳥
第1章 赤黒いオーラを纏いし者
116/188

皇帝と皇子では

タイラント帝国軍が、ヒィジム国から撤退したその日、タイラント帝国では

夕暮れ時を過ぎて、当たりの自然の光が無くなりつつあるこの時間、いつものように他の国の資料を見比べ、最も驚異のある国を探している。

この国は、他国より圧倒的な軍事力、科学力に優れている事で有名ではあるが、他国も成長している可能性を無視できるほど、愚かではない。

国というのはその国の象徴...つまり王の能力、技能、才能によって大きく左右される。


たとえば、愚鈍な王が国を従えているのならば、その国は栄えることは出来ないだろう。

逆に、優秀な王が国を従えれば、一瞬にして頂点に辿り着くことが出来る。

その事をこのタイラント帝国の皇帝ティランティスは自身の経験にて理解しているのだ。


皇帝ティランティス

タイラント帝国の名前が知れ渡った時には既に皇帝として君臨していた男で、その見た目は年齢によって生まれた白髪をオールバックで固められており、時を深く刻んだ(しわ)が所々に見えている。また、眉間は特に強く、まるで常に睨みつけているかのようにも思える。

彼は圧倒的閃きと幸運、戦略の才能は幼い頃から確認されており、少年時代から彼の父に助言を言い始め、何度も勝利へと導いていた。

彼が生まれる前までのタイラント帝国は無名の、それも、国とも言えぬ土地の大きさ、人民の数、戦闘の才能のない兵団というような国だった。

それを頂上まで導いたまさに、救世主であると言えるだろう。


「ふぅーむ。特にこれと言った国は無さそうだな...」


国の資料を机でまとめ、手元に置く。

その動作の数秒後、部屋の扉から音が鳴り響く。


「父上、レックスです。」


ノックの後の声にて、この主が自分の息子だと理解するのに時間は要らなかった。

息子の要件が何かも既に承知している。


「おぉ、レックスか入れ」

「失礼します。」


扉を開けると、そのレックスと名乗った青年は、すぐに早歩きで皇帝の前に立つ。


レックス・T・タイラント

ティランティス皇帝の息子、すなわち、タイラント帝国の皇子である。

身長180cm程の高身長で、スタイルは細めのモデル体型。

その光沢のある金髪の髪型は、オールバックとツーブロックを組み合わせたものである。しかし、父のティランティス皇帝のピッタリとくっついたオールバックとは違い、風の流れを表現したかのように動きがある。

顔は非常に整っており、美少年という言葉がふさわしい。


「何用だ...?いや、ヒィジム国についてか」

「はい。ヒィジム国へ向かった事についての話ですが、ソエル・パールを回収する事が出来ませんでした。」


ティランティス皇帝はレックスの言葉を聞いた後、眉間をピクリと動かす。

確かに、連れて来ていないことから予想はしていたが、言葉で聞かされるとまた苛立ちを覚える。

しかし、今、レックスに怒った所で何も変わらないのは分かっているのだ。

それに、レックス自身が出現した訳でもないからでもある。


「そうか。ソエル・パールの....小娘1人の回収もろくに出来ないと言うには正当な理由はあるんだろうな...?」

「はい、どうやら、我々の兵力を上回る力を持つ存在が現れたと。」

「我々を上回る...。なるほど、レンヤ・サンナイトか。確かに奴は強力よなぁ」

「いえ、レンヤ・サンナイトは確かに強力ですが、マーディ・ラスター・フィラスパラトが相手をしており、レンヤ・サンナイトはマーディ以外には手を出していません。」

「それは、つまり、レンヤ・サンナイト以外に警戒すべき者がいるという事か?」

「その通りです。話によりますと、たった1人で、軍を殲滅したと。」

「うぅむ...。そう言えば、ランバーナ、リンバーナも行っていたよな?」

「えぇ、そのランバーナとリンバーナが撤退の命令を下したと聞いております。ですので、2人に問てみるのが良いかと」

「あぁ、そのようだな。すまないが、ランバーナ、リンバーナを読んできてくれ」

「分かりました。では、私はこれで失礼します。」


レックスは深く頭を下げると、ゆっくりと落ち着いた雰囲気でこの部屋から出ていったのだ。

ランバーナとリンバーナが来るまで、まだ時間があるため、思考を始める。


ランバーナとリンバーナは弱者では無い。

それに、ランバーナはあれだが、リンバーナは頭脳面でも優れている分類に入るだろう。

にも関わらず、撤退を指示せざるを得ない理由とは。

そして、警戒すべき者....。


瞬間、再び、扉から音が鳴り始めた。

もちろん、その音の発生の主は、ランバーナとリンバーナだった。

タイラント帝国の事についてです!

いやぁ、はい、私、焼き鳥はこーゆー、別サイドでの話を考えるのって結構好きなのですー!!


次回もタイラント帝国の話です!

関係ない話ですが、また別のキャラのイラストをちょこっと描いていました!!

ですが、テスト期間が近づいているので、困ってます!!


ではっ、ゲ砂焼き鳥でしたっ!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ