スィーハのギルドでは
月狼特殊部隊リバースヴァレッツ...
リバース...?
前書き担当 ラフィーヌ
パーティ名が決まった翌日、俺たち『月狼特殊部隊リバースヴァレッツ』及び、ジム王子はスィーハ王直々の依頼クエストを受けるべく、スィーハ国のギルドへと向かう。
歩くだけで、この国の人々が老若男女問わず誰もが賞賛の意を込めて手を叩いたり、士気を高める目的でか分からないが歓声の声を上げている。
俺たちはそんな国民たちにスッ...と軽く手を上げるだけで答え、すぐに歩き始める。
ギルドは城の近くに存在しているため、そこまでの距離は無いのだが、先ほどの述べたような程の人気になっているのでやはり到着するには時間がかかった。
「じゃあ、早速行くぞ」
ギルド内の見た目としては、ヒィジムに似ているので、やはり大きな国という所ではそれに比例してギルドも大きくなっているのだろうという予測を立てる。
俺たちは早速、そのギルドの中に入り受付と思わしき人の所へと向かう。
その受付の女性は業務用の笑顔を見せて話しかけてくる。
「あ、ウル・ファントムさんたちですね!!スィーハ王から依頼クエストが出ております!!」
「あぁ、俺たち『月狼特殊部隊リバースヴァレッツ』はそのクエストを受けるために来た。...そのクエストの依頼内容について詳しく説明してくれないか?」
俺は、なるべく、できる限りカッコイイ声を作り出して受付の人に話す。
後ろから何やら視線を感じるがそんな事は置いておこう。
俺の言葉を聞き、さらに深い笑顔となって説明を開始した。
「はい!では、説明させていただきます。クエスト内容としては、主にプテラノスライサーの討伐、及び調査をして頂くことになります」
「その、調査っていうのはプテラノスライサーの生態についての記載をすればよいのか?」
「はい、基本的にはアリア調査隊隊長さんの言う通りになります。本来、プテラノスライサーはこの周辺に生息していなかったので、その縄張りが変化した理由などについてを調べてください」
「なるほど、大体理解出来ましたですよ〜!!」
ラフィーヌの反応を確認した後、受付は俺たちを1通り見て、他の質問の有無を確認する。
俺たちは「後は特にこれというものが無い」というのをジェスチャーやアイコンタクトなどで示したので、受付は元気に口を開いた。
「では、ご健闘をお祈りしております!!」
受付の言葉を聞いてから俺たちは周囲の歓声の声を浴びながらギルドから出て行ったのだ。
スィーハ国の外への門へ向かっていく途中に、今回のクエストの内容を確認の代わりに仲間たちに問うことにした。
「とにかく、プテラノスライサーを倒して、プテラノスライサーの縄張りが変化した理由見つければいいんだよな?」
俺の問いに対してラフィーヌは下唇に指を当てながら、口を開く。
「そうね。でも、いったい何匹ほど倒せばいいのかしら?」
「確か、僕が聞いたら、スィーハ王は、縄張りが変化した理由について...現在のプテラノスライサーの生態についてを特に調べて欲しいって言っていたよ。その後で1人、5~10匹以上の討伐だって。」
でた、ラフィーヌを狙っている(かもしれない)ジム王子。
ラフィーヌが話し始めた瞬間これだよ。
しかし、不本意ながらも、悲しいことに必要な情報であったことに代わりはない。
「なるほどな。しかし、そもそも、プテラノスライサーって元々は何処に生息しているのか分かる?アリア姐さん」
「プテラノスライサーは主に山頂付近...だな。しかしある時期になれば渡って行くのだが...」
渡っていく...?
渡り鳥みたいなもんかな?
食料や繁殖などの目的で長い距離を移動するって言う...
「ウル〜そろそろ門が見えて来たですよ〜!!」
「あぁ、早速、プテラノスライサーの討伐クエストっと行こうか」
さぁ、いよいよ次回から久しぶりのクエストですね!!
頭の中では大まかに1章の流れは決まりました!
次は2章の流れを考えていますっ!!
ではっ、ゲ砂焼き鳥でしたっ!!




