スィーハ国では
まだ、目がチカチカするですよ〜...
前書き担当 ルシュタム
スィーハ国の門にとても速い速度で馬車が通過し、その後に続くかのように周囲に風が吹き上がる!!
風の発生により、砂ぼこりが舞い上がり、国の人々は慣れたように腕で目に砂が入らないように塞ぐ。
その慣れた手つきから、このように砂が舞い上がるのはこの国では日常茶飯事なことであるという事が見て取れる。
その後、風の発生源である馬車を全員が視界に入れる。
その視線はとても鋭く俺の胸に突き刺さる。まるで、槍で心臓を貫かれたかのように...。
いや、実際には貫かれた事は無いのだか...
「あ、どうも...すみません!!」
「「すみません!!」」
俺たち...俺とたむちゃんとアリア姐さんは反省の気持ちを込めて頭を下げる。
ちなみに、ラフィーヌと王子は馬車の中だ。
いや〜本当に、この視線は怖い。
こう、頭を下げている状態であるのにも関わらず、この人々の圧倒的な視線を感じる。
押し潰されそうな勢いで怖いんですが...
その中の1人が口を開く。
「あんたら...まさか、あのプテラノスライサーの群れから逃れたのか!?」
野太く力強い声からして、ごつい男の声であるだろう。
その声にアリア姐さんが答えた。
「あ、あぁ、プテラノスライサーたちが急に襲いかかってきたため、何匹か倒しながらここまで来たのだが...」
そのアリア姐さんの言葉を聞き、周囲の人々は驚きの声を次々と上げる。
「まさか!!」
「ありえない!!」
「彼らなら...!!」
おっと?
もしかして?
俺はできる限りのドヤ顔を作って、イケボで口を開く。
「プテラノスライサーを倒すことは俺たちからしたら容易いこと...だ。」
決まった...!!
カッコイイ俺っっ!!
その俺の声を聞いた後、周囲の人々が歓喜の声を上げ始めた!!
「おぉぉーー!!!この人らこそ!!俺たちの希望!!」
「やったーー!!やっと救われるのだー!!!」
もはや、それはお祭りドンちゃん騒ぎ!!
まるで、有名人が来たかのような賑やかさ!!
その対象は俺たちっ!!
うーん!!
悪くないっ!!
むしろ、最っ高だねぇっ!!!
この外の賑やかさに気づき、ラフィーヌと王子たちが馬車から降りて疑問を口にする。
「何なに?これはいったい何の騒ぎよ?」
「結構賑やかなことになっているね!!」
「ふっ、ようやく気づいたか!!この俺らに対するお祭り騒ぎを!!」
俺の発言の後、この国の1人が声を上げる!!
「さぁさぁ!!旅のお方たち!!酒場へご案内致しましょう!!」
「おお!!そいつぁいいや!!さぁ連れてっ...」
「ちょっとちょっと待つですよウル〜!!」
俺の袖を引っ張って、たむちゃんが俺を止める。
...いったいどうしたと言うんだ?
「ウル、私たちの目的を忘れた訳ではないだろう?」
目的....??
目的....
あ!!そうだった!!
「すまない、そうだった!!俺たちはこのスィーハ国の王様に用事があるんだった!!」
「おお!!それでは、私がご案内しましょう!!」
「本当か!?では、遠慮なく頼みます!!」
若い女性が案内を是非したいと言うので遠慮なく俺は頼むこととした。
馬車はこの人々たちに任せて、俺たちは若い女性の後に付いていく。
その行く際に少し時間がかかるそうなので、この国の事についてを女性に問うこととする。
「にしても、賑やかですね!!この国は!!」
「そんな事ないですよ!!ここは...変わってしまいましたから」
明るい感じだった女性の声が次第に暗くなっていくのを感じ、俺たちは違和感を覚える。
まるで、何かに困っているかのように...。
だから、ラフィーヌが俺たちの代表として問う。
「変わってしまった...と言ったかしら?この国になにが起こったの?」
「理由は分からないのですが、急にプテラノスライサーの群れがこの国の近くに現れたのです。」
プテラノスライサー...。
さっき襲いかかってきた奴か...。
しかし、そこまで危険なモンスターって程でもない気がするんだが...。
いや、俺が知らないだけで何かあるのだろうか?
俺が聞こうとした時、その女性が目的地に到着したと言うことを知らせるために口を開く。
「ここが、スィーハ国王のお城です!!」
「なるほど、ここがか!!ありがとうございます!!」
とても、大きな城で、この国の王様の権力の強さを感じることができる。
俺の視界の範囲から溢れ出ているため、全体を人目で捕らえることは不可能である。
ではっ、さっそく王様にご挨拶に行こう!!
っと、しかし、その城に入るためには、門番らしき人物がおりまして...。
その門番さんは鋭い目つきでこちらに迫ってくる。
「貴様たちはいったい何者...」
「調査隊隊長、アリア・ファンフィール・ネイサだが...」
「え...」
「...」
「あ、あの調査隊隊長アリア・ファンフィール・ネイサ様!?失礼しました!!アリア様!!」
何か、似たような事をどっかで...
まぁいいや。
さっそく、俺たちはこの城の中へと入らせて貰う。
城の中はとても豪華な造りとなっており、高そうな物が大量にあるというのが鑑定能力のない俺でも理解することができる。
しかし、そんな周りを見ている暇は無いので、とにかく近くの兵士に王様の居場所を問うことにする。
「やぁ、俺はウル。王様はどーこだ?」
「何だ、貴様らはふざけているのか!?」
「私はアリア・ファンフィール・ネイサだ。スィーハ王に用があって来たのだが」
「調査隊隊長のアリア様!?スィーハ王はそちらの階段を登って....」
いや、本当にアリア姐さんって有名でスゲェな!!
ありがたい!!
その兵士の説明に従って俺たちは進むと、数分もかからないうちに玉座に居座っている王様を見つけることができた!!
王様は結構長めの白ひげがあり、赤をベースとした貴族服のようなものを来ている。
おっと、王様が驚愕の表情でこちらを見ている!!
「ん...?お主たちは、いったい何者だ?」
すみません!!
時間の都合上、サービスシーンを入れれませんでしたっ!!!
いけると思ったのですが、意外と話が進むのが遅くて...
次回は!!
次回こそはぁぁぁ!!!
サービスシーンを入れます!!
ではっ、ゲ砂焼き鳥でしたっ!!




