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兄と妹は身体を共有して異世界生活を謳歌することにしました。  作者: ノヴァ
第2章~まずは新生活から謳歌し始めようと思う。~
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朝食の一時

 投稿遅れに遅れてすいませんでしたm(__)m


 ******


「「「『いただきまーす』」」」

 食卓に4人(一人は脳内)の声が重なり響き、4人で初めての朝食がスタートした。

 ちなみにメニューは焼きたてと思われるパンと牛乳、そしてシリアル。パンに挟む用になのか、ハムとレタスもあった。これはこれで栄養は摂れていると思う。特にシリアルは元の世界でも栄養価の高さが売りであったから信頼感が抜群。安心して食べられる。

「うん、美味いなこれ。これ全部サラの手作り?」

「え、そ、そんな訳無いでしょ!! シリアルはちゃんと市販のだし、ハムとパンは実家から仕送りしてもらったやつだし、牛乳とレタスは知り合いのご老人にもらったやつだから手作りなんてこれっぽっちも無いわよ分かった!!?」

 本日二度目のツンデレありがとうございます。

「むぐむぐはむはむほむほむ……。は、はんれほんはひほほほーひほひひんへふは!?」

「うん、お前はまず日本語で話せ」

 ミーニャは俺の隣で口いっぱいにパンを頬張って感想を漏らしていた。口に何か入れたまま話すのはマナー的に悪いので極力やめてもらいたい。ちなみに感想を翻訳すると『な、なんでこんなにこの料理美味しいんですカ!?』と言っているらしい。

「サラ! どうしたらこんなに美味しイ料理を作れるのカ教えてくださイ!!」

「どうしたらって言われてもね……」

「ミーニャ、俺が教えてやる──料理を愛する、心です」

「何勝手な憶測飛ばしてるのよ! 特に無いわよ!」

「他に何があるんだよ」

「未来へと繋がる明日……とカ?」

「最早意味が分からないわよ!」

「ほらほら、叫ぶと喉が痛くなるぞサラ」

「あんたらのせいでしょうがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 そんな感じで楽しい会話を交える俺達。正直ここまで楽しい食事風景は初めてだ。いや、美羽との食事はちゃんと生き生きしていた。会話もしてたし互いの話で笑いあったり。

 だが、今のこの状況はそれとはどこか違った意味で楽しかった。いつも一緒に食事を摂っていたのが美羽だけだったせいかもしれない。

 家族以外の人物と食事をするのがこれほど楽しいとは。

『ねぇ、そろそろ私と変わってよー』

 と、脳内の妹が食を求めて俺に訴えかけてきた。そういえば美羽とは味覚を共有していなかった。

『分かった分かった。俺は食う分食ったから、好きなだけ食え』

『わーい! ありがとうお兄ちゃん!!」

 美羽がそう告げると同時に、意識の主導権がシフトする。

「よっしゃ、食うぞー!」

「え、あんたまだ食うの? 今パンを5個くらいとシリアルを大量に食ってたわよね?」

「まぁまぁ、細かいことは気にしない気にしない」

 突然食欲を取り戻した私を見て、二人とも唖然としてる。まぁさっきまで食べてたのはお兄ちゃんだし、お兄ちゃんが食った分はお兄ちゃんに行くから私は腹ペコな訳で。

 ということで、早速私は残ったパンとシリアル等を殲滅しにかかった。


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