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兄と妹は身体を共有して異世界生活を謳歌することにしました。  作者: ノヴァ
第1章~異世界へやって来たけど何をしよう~
21/29

対決 巨大蛇 《その2》

 "シュオオオオオォォォォォォォォォォッ!!"

 川に飛び込んだ私を追って、ジャイアント・スネークも川に侵入してきた。

 距離にして、およそ10メートルの至近距離。油断すれば一瞬で締め上げられてパクリ。

 けど、この距離なら奴の眼を潰すのには充分すぎる。

 ドガガガガガガガガガガガガガガガガッ!!

 すかさず私は奴のバランスを崩すため、無数の弾をその巨体に浴びせる。あの巨体でこの距離なら、当たり判定など幾らでも。特に狙わなくても充分ダメージが通る。

 "シュオオオオオォォォォォォォォォォッ!?"

 ジャイアント・スネークの方もダメージが通ってるみたいで、爆煙の中で身を捩らせもがいている。

 そしてとうとうバランスが崩れ、ズズン、とその巨体が崩れ落ちた。

「よしっ! それじゃあ早速眼を……ってあ、あれ!?」

『どうした美羽?』

 カシンカシンカシン。

「た、弾が切れたみたい!!」

『はぁっ!? 何でこんな肝心な時に!? 早く弾をチャージしろっ!!』

「ど、どうやってチャージすんのよ!!」

『知るか! スマホに何か載ってないのか!?』

 そ、そんな無責任な……。

 けどあたふたしている暇も無いから、急いでスマホを取り出して良さげなアプリを探す。

 と、ホーム画面の端に《戦闘時情報確認》と表示されたアプリが。

「こ、これかなお兄ちゃん?」

『いいから早くタップしろ!! 奴が起きる!!』

「う、うん!」

 カシャン。

 と、そのアプリをタップした直後、何かが右目の当たりに装着された。触ってみると、それは某バトル漫画に出てきた戦闘力を計る機械に似ていて、右耳に装着されたパーツから右目にかかるように透明な素材のレンズ的な物が伸びていた。

 某バトル漫画の物みたいに顔の横のボタンを押すと、右目のパーツに次のような文字が表示された。


 ■■■■■■■■■■■■■■■■■ 


《ショートライフル 魔力切れ》


 MP 75/75


 ・MP5消費で20発分の弾を2丁分チャージ出来ます。チャージは安全装置(セーフティ)を掛けた後に解除することで可能。



 ■■■■■■■■■■■■■■■■■ 


 やった、ビンゴ! これで弾の補充ができる!

 早速ショートライフルの安全装置(セーフティ)を掛けて解除する。


 ■■■■■■■■■■■■■■■■■ 


 《ショートライフル 魔力チャージ完了》


 MP 70/75


 弾数 20/20 ×2



 ■■■■■■■■■■■■■■■■■ 


 と、ショートライフルのチャージが終わると同時にジャイアント・スネークが息を吹き返した。さっきのでカチンときたのか、眼が血走り顔も怒りを蓄えているみたい。


 ──それがどうした。


 弾の補充方法を知った今、こっちの不利な点は無くなった。

 後は、奴の眼を潰すだけ。

 "ジュオオオオオォォォォォォォォォォッ!!!"

 怒りに暴走している様子のジャイアント・スネークは、先程とはまるで違う速度でこっちに向かってくる。

 けど、私はそんな事は気にせずにショートライフルを構える。

 ドギュン。

 ──グシャ。

 引き金を引いた瞬間、ジャイアント・スネークの右目が鈍い破裂音と共に炸裂した。

 同時に夥しい量の血がそこから噴き出し、辺り一面を地に染める。

 ドギュン。

 ──グジュ。

 今度は左目。これで奴は二度とその目で世界を捉えられない。

 "ジュオオォォッ!? ジュオオオオオォォォォォォォォォォッ!!"

 両目の痛みにもがくジャイアント・スネーク。その顔は絶望、焦燥、恐怖の表情に染まっている。

 私達を食おうとしたんだから、これくらいの報いは受けてもらわないと。



 10/6 ショートライフルのチャージにおける消費MPを変更しました。

    10→5

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