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兄と妹は身体を共有して異世界生活を謳歌することにしました。  作者: ノヴァ
第1章~異世界へやって来たけど何をしよう~
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初めての食事 その2


 そのまま歩いていくと、数メートル先に券売機が。

 近づいてメニューを確認してみると、


 ☆野菜サラダ・・・小盛り80円

          普通盛り100円

          大盛り120円


 ☆鶏の丸焼き・・・800円


 ☆日替りディナー

       ・・・650円


 ☆レルティーヤ

       ・・・普通盛り500円

          大盛り700円


 ☆レストタロン

       ・・・600円


 ☆スパリーライッシュ

       ・・・600円


 ☆ドリンク・・・・冷水100円

          ソーダ150円

          オレンジ150円

          グレープ150円

          ビール400円


 といった感じ。

 鶏の丸焼きとビール、野菜サラダはミーニャさんが持ってきてたよね。

 でも、ドリンク類や日替りディナーは分かるけど、レルティーヤとかレストタロン、スパリーライッシュってなんぞや?

 もしかしてラグナノヴァでのオリジナル料理? それとも人間界の料理の名前が違うバージョンみたいな? あぁ、どうしよう……。

『取り合えず、その3つの内どれか1つとドリンクでよくないか? もし全部頼んで食い合わせ悪いやつだったら洒落にならんぞ』

『もぅ、そんなこと分かってるよ。でも、こう名前を突き付けられるとどれにしようか迷うんだよぉ……』

『じゃあ適当にスパリーライッシュでよくね?』

 ええー? 何でお兄ちゃんそんなに素っ気なく選べる訳? 私ならもうちょっと長く考えて……。

『そうもいかないんだよ。後ろ見てみろ』

『え、後ろ?』

 お兄ちゃんに言われた通り、私は後ろを振り向いてみる。

「なぁ、お嬢ちゃん。選ぶんなら早くしてくんないかなぁ? こっちは腹減ってるんだよ」

 あわわっ!? いつの間にか後ろが3、4人詰まってた! ちょっと悩んでただけなのに迷惑かけちゃうなんて、これが若さなのかな。

「す、すいません! すぐ買いますっ!」

 これ以上後ろの人を待たせないように、直ぐ様千円札を入れてスパリーライッシュとオレンジドリンクを購入。急いで券売機を離れてカウンターに向かう。

『あー、びっくりしたぁ』

『びっくりするも何も、お前がマイペース過ぎるだけだろ。ちょっとは周りを見ることを覚えたらどうだ?』

『あのね、これでも私結構周りを見ている方なんですけど』

『でも今さっき、後ろに並んでた方々には気づかなかったよな?』

『後ろは人間にとって死角なんだよ。ぶっちゃけると、私の後ろに立つなってこと』

 凄腕のスナイパーだって後ろには無関心なんだから当然と言えば当然でしょ。

 と、並んでたカウンターの列が進んでいよいよ私の番に。

「すいません、スパリーライッシュとオレンジドリンクお願いします」

「あー、はいはい。じゃあこれを持ってあっちのカウンターに行って頂戴ね」

 受付のおばさんは食券を受け取ると、私にトレイを渡して隣のカウンターに行くよう勧めた。どうやら注文をこっちで受け取って隣で渡すというサイクルらしい。

『一体どんな料理なんだろうね? もし私の嫌いなやつだったらお兄ちゃん宜しく』

『あれ? 今日はもう身体の主導権を譲らないんじゃ無かったっけ?』

『あっ!? …………え、ええっと……じゃあ、特例で』

『了解』

 ううっ、お兄ちゃんにしてやられた……。

 後先考えずに色々言うなんて、私ってほんとバカ……。

「スパリーライッシュとオレンジドリンクのお客様ー」

 あ、料理できたみたい! 

 さて、スパリーライッシュとはこれ如何に……。

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