覚悟とギフト
「あっはっはっは、誰よりも強くなって英雄になるとな。人間は面白いのう。神として、お主の誓いを確かに聞いたぞ。じゃが、辛く厳しい道になることは覚悟しておけよ。1人では全てを守り抜くことなど不可能だ。」
神は笑いながらも、優に釘を刺す。
規格外の強さを得て、英雄と呼ばれた者の、辛さ、孤独さを神は知っていたからだ。
「ああ、わかってる。俺は俺の大切なもの以外は守るつもりはない。高田のようなクズ野郎は腐るほどいるだろうからな。神でさえ、全ては守れないんだ。だが、大切なものは何を犠牲にしてでも守ってやる。」
神に対して、今回のことをチクリと刺しつつ、優は覚悟を決めた。
「すまんかったと言っておろうが。事実、儂も負い目を感じておるのは確かだ。そこで、お主が最強になるための手伝いをしてやろう。」
「手伝い?具体的には何をしてくれるんだ?」
「お主に2つのギフトをやろう。ギフトは神から送られるものじゃ。神は儂だけではないからのう。じゃが、次の世界でも持っておる者は、ひと握りしかおらん。それを2つもやるんじゃ。上手く使うんじゃぞ。」
神は杖をどこからか呼び出し、杖を優に向ける。
その瞬間、優の体に雷に撃たれたような衝撃が走った。
「いきなり何すんだよ!殺す気か!」
「ギフトを与えると言ったじゃろう。ほれ、確認してみよ。心の中でステータスと唱えるんじゃ。」
優は神に怒るのをやめ、言われた通りにする。
(ステータス!)
優の頭の中に文字が浮かびあがる。
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ユウ キラ 25歳
HP なし
MP なし
ギフト
武具召喚
魔法創作




