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第十章 鉛の罠

アーレンの仲間とロデリックの護衛との戦いは拮抗していた。トリンは先鋒で取り憑かれたように戦い、アーレンの命令一つ一つに疑いなく従っていた。その獰猛さは、ケールの古参兵でさえ驚嘆の眼差しを向けるほどだった。


アーレンが指し示す場所に、トリンは真っ先に飛び込んだ。護衛を倒し、側面を守り、一太刀ごとに個人的な借りを返すかのように剣で道を切り開いた。


だが世継ぎの王子には切り札があった。


ケールは後方から、血の気が引くものを目にした。ロデリックの兵士たちが整然と後退し、通路を形成していた。その奥で、一列の兵士が肩に長い金属の筒を担いでいた。ケールが戦場で見たことのない筒だったが、噂から即座にそれと分かった。


―金属の筒……火と煙…… ―呟き、顔から色が消えた。―酔っ払いの話じゃなかった。武器だ。


―アーレン、罠だ! 退け! ―ケールは声の限り叫んだ。


アーレンはその言葉を聞き、以前切り捨てた噂と目の前の光景が繋がった瞬間、戦慄が走った。


だが遅すぎた。トリンは最後の突撃命令に従い、隊の先頭を進んでいた。アーレンは退けと叫んだ。


―退け! 罠だ!


少年は振り返り、困惑した顔を見せたが、ロデリックはすでに発砲の命令を下していた。いかなる砲撃とも異なる耳をつんざく雷鳴が甲板を震わせた。


鉛の弾丸の雨が鋼の嵐のように空間を薙ぎ払った。トリンは最初の直撃を真正面から受けた。体が揺れ、慣性だけでさらに二歩進み、何に撃たれたのか分からないままアーレンを見つめて膝をついた。


―駄目だ! ―ケールがアーレンに身を投げ、自らの体を盾にした。


ケールは複数の弾を受けた。背中に炎が爆発するような痛みだった。


アーレンの仲間の何人かがトリンと共に倒れた。トリンはもう動かなかった。だが王子はケールの犠牲のおかげで生き延びた。致命傷を負った船長がアーレンを逃がそうとする中、甲板は混乱に陥っていた。


その時、乗り込みの鉤爪が旗艦の船体を叩く轟音が響いた。マルクスと暁の風の男たちが、誰も予想しなかった嵐のように船べりから現れた。


副長はケールの退却命令には従ったが、去る命令には従わなかった。


―本当に置いていくと思ったのか? ―マルクスが剣を掲げて甲板に飛び移りながら吠えた。―油断するのを待っていたんだ。倍返しだ!


古参兵たちがロデリックの後方に鉄槌のように落ちた。銃と正面に全注意を向けていた護衛兵は、態勢を立て直す暇もなかった。


マルクスの部下たちが作り出した混乱の中、アーレンは隙を見つけた。怒りの咆哮と共に突進し、ロデリックを剣で貫いた。


ロデリックは膝をつき、刃がまだ体を貫いたまま。傷口を押さえる指の間から血が溢れた。苦悶というより歪みに近い、ねじれた笑みを浮かべてアーレンを見上げた。


―遅い……な、弟よ ―血を吐きながら咳き込んだ。―父は……数ヶ月前に死んだ。知っていたのは……俺だけだ。だから……お前とあの海賊を……誰かが気づく前に……始末する必要があった。


アーレンの目が恐怖で見開かれた。


―数ヶ月……? ずっと隠していたのか?


―玉座が空だと知ったら……誰が俺に従ったと思う? ―ロデリックは血に溺れる笑いを漏らした。―発表する前に……完全な支配が必要だった。だが……お前は……いつも……すべてを台無しにしなければならなかった……


目の光が消え、体が甲板に崩れ落ちた。


戦闘が突然止まった。完全な沈黙。アーレンは血まみれの剣を持ったまま立ち尽くし、いかなる弾丸よりも重い真実の重みに打ちのめされていた。兄を失っただけではなかった――知らぬ間に父をも失っていたのだ。


沈黙を破ったのはマルクスだった。剣を掲げ、その声が甲板中に轟いた。


―王国に王あり!


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